高倉健さんが、予定通りモントリオールに行っています。NHKが第一報を伝えていますので、記録しておきましょう。
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高倉健さん カナダの映画祭で会見
NHK 9月3日 6時15分
カナダで開かれている「モントリオール世界映画祭」で最高賞を競う部門に出品されている映画「あなたへ」で主演した俳優の高倉健さんが、2日、記者会見し、「この映画は、私に大学で教わらなかったことを教えてくれました」と述べ、世界中の人に見てほしいと訴えました。
降旗康男監督の作品「あなたへ」は、高倉さんが演じる主人公が、自分の骨をふるさとの海に散骨してほしいという亡くなった妻の願いをかなえようと旅に出る物語で、カナダで開かれている「モントリオール世界映画祭」の最高賞を競う部門に出品されています。
2日、高倉さんがモントリオールで記者会見し、「これまで、映画祭に出るのは好きではありませんでした。ただ、鉄道員で最優秀男優賞をいただいたので、どこかでお礼をしたかった」と述べました。
そのうえで、「私は大学を卒業したあと、生きるために俳優を始めました。50年以上、200本以上の作品をやってきましたが、降旗監督と出会って、お金を稼ぐということ以外に、大学で教わらなかったことをいろいろ教わってきたのだと、今回の映画に出てしみじみと感じました」と打ち明け、世界中の人に見て欲しいと訴えました。
「モントリオール世界映画祭」の授賞式は、3日午後7時ごろ、日本時間4日午前8時ごろから行われ、この作品が受賞するかどうかに注目が集まっています。
映画「あなたへ」
出品された降旗康男監督の映画「あなたへ」は、自分が死んだあと、骨をふるさとの海に散骨してほしいと願う妻の思いを、亡くなった妻からの手紙で知った男性が主人公です。
妻のふるさとへ向かう旅の中で、さまざまな人たちとのふれあいを通して、妻の深い思いを知るという物語で、主人公の男性を俳優の高倉健さんが演じています。
「モントリオール世界映画祭」では、平成20年に滝田洋二郎監督、本木雅弘さんの主演の「おくりびと」が、最高賞に当たるグランプリを受賞していて、日本映画としては4年ぶりのグランプリが期待されています。
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グランプリを獲ってくれるとうれしいのですが。ファンの皆さん、祈りましょう。
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