96歳の自転車乗りに、重過失致死罪

仕方ありません。被害者の家族には憎んでも憎みきれない罪ですから。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「高齢者でも罪は罪」９６歳に禁固求刑、信号無視で事故誘う(読売新聞) - goo ニュース

2009年2月3日（火）17:16

　茨城県取手市で昨年４月、赤信号を無視して国道交差点を横断した自転車を避けようとしたトラックが建物に激突して運転手が死亡した事故で、重過失致死罪に問われた自転車の無職秋田正夫被告（９６）（取手市）の初公判が３日、水戸地裁土浦支部であった。

　秋田被告は起訴事実を認め、検察側は「結果は取り返しのつかない重大なもの。無謀かつ極めて危険な行為」と指摘、禁固２年６月を求刑した。

　弁護側は最終弁論で「現場の交差点は信号を誤認しやすく、被害者側が制限速度を超過していた可能性もある」として過失致死罪の適用を求め、即日結審した。判決は３月３日の予定。

　公判は被害者参加制度が適用され、死亡した運転手の妻が「事故原因は被告の勝手な判断と行動。高齢者でも罪は罪」と意見を述べた。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ふだん自転車を足代わりにしているものとして、今回の事故ほどのことは少ないとはいえ、本当に自転車乗りのマナーの悪さを感じます。

絶対にやめて欲しいのが、次の3つ。

　　（1）歩道を歩行者よりも速く走ること（自転車は、軽車両！）。
　　（2）ベルを鳴らして歩行者を追い散らすこと（威嚇行為！）。
　　（3）車道を逆走すること（言語道断！）。
　　（4）携帯電話を使用しながら走ること（注意散漫！）。

これらは、すべて道交法違反。

自転車事故をなくす努力、みんなが続けないと。