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テディベアさえも、中国離れ

2008年07月04日 08時25分55秒 | 時事放談: 中国編
中国が世界の工場であった時代は、過ぎ去ろうとしています。

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独シュタイフ、中国でのテディベア製造から撤退へ(ロイター) - goo ニュース

2008年7月3日(木)16:08

 [ベルリン 2日 ロイター] テディベアと呼ばれるクマのぬいぐるみを100年以上にわたって製造しているドイツの老舗玩具メーカー、シュタイフ社は2日、品質の維持が困難になったとしてこれまで中国で展開していた製造拠点をドイツに戻すことを計画していると発表した。

 マネージングディレクターのMartin Frechen氏は独Stuttgarter Zeitung紙に対し「ガラス製の目が1ミリずれただけで、愛らしいテディベアの表情は間が抜けたものに変わってしまう」とコメント。

 さらに同氏は独ZDFテレビでも「特にここ最近は常に新しいスタッフにトレーニングをしてきた」とし、4年間の中国での製造期間中、スタッフの入れ替えが激しいためにに品質維持が難しいことが分かったと述べている。

 世界中の玩具メーカーの多くが労働コストの安さから製造拠点を中国に移しているが、Frechen氏は、当初は経済的に有効だったが、輸送面で考えた場合、ドイツへの出荷に3カ月を要するなど、結果的に割高になったと説明した。

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優秀な工員の確保が難しくなったと記事は伝えます。つまりは、人件費の高騰により、安価な人的資源が確保できないということです。

こうした企業はこれからさらに増えます。そうなると、失業者の増加に悩むことになるかもしれませんし、社会不安も増大します。

北京オリンピックと上海万博が終了したら、あの国がどう変化するか。注意して見ておかなければなりません。

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