夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

小沢党に一票を投じた有権者の罪も重い

2012年12月29日 08時47分58秒 | 時事放談: 国内編

最初からわかっていたこと。だまされた国民が、340万人もいたことのほうを問題にしたいくらいです。

**********

未来、正式に分党発表 1カ月での「離婚劇」(産経新聞) - goo ニュース

2012年12月29日(土)08:02

 ■小沢氏、“復縁”を否定 嘉田氏、高い“慰謝料”

 日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は28日、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎代表らと大津市内で記者会見し、日本未来の分党を正式発表した。日本未来は「生活の党」(代表・森裕子参院議員)に党名変更し、小沢氏と同氏に近い議員の計15人で活動を続ける。嘉田氏は離党し、新たな政治団体「日本未来の党」を立ち上げる。日本未来は結党からわずか1カ月で分裂した。(松本学)

                   ◇

 この日の会見には嘉田、森両氏の新旧代表と、小沢氏が出席。最後は3氏で握手するなど“円満離婚”をアピールした。

 嘉田氏は冒頭「小選挙区約300万票、比例代表約340万票の支持を寄せてくださった国民の皆さまに申し訳なく、心よりおわび申し上げる」と陳謝した。

 嘉田氏は「(衆院選で)掲げた理念と政策はふたつの団体、多くの同志に引き継がれる。今後も手を携えていく」としながらも、分党する理由について「『家風』が違った。意思決定の仕方も違った」と語った。今後は新生日本未来で、ともに離党する阿部知子衆院議員らと行動する見通し。

 小沢氏は「嘉田、森両氏の新旧代表の記者会見だ」と発言を拒んでいたが「再び籍を入れるか入れないかは別にして、お互いの目標を達成するためにやっていけばいい」と語り“復縁”がないことを示唆した。

 各政党に支払われる政党交付金が決まる1月1日を目前にした「駆け込み」分党。旧日本未来が受け取るはずだった平成25年分の約8億6千万円産経新聞試算)の大半は生活の党が受け取ることができ、新たな日本未来は交付金を受け取ることはできない。

 嘉田氏は周囲に「(政党助成金は)手切れ金みたいなもの」と、納得済みの分党であると語っているが、しこりが残るのは必至。

 小沢氏に対しては民主党や日本維新の会も距離を置いており、今後、衆院で3分の2の議席を持つ巨大与党に対抗するための野党共闘に暗い影を落とすことになった。

 これまでの日本未来は「卒原発」を掲げて11月28日に結党。先の衆院選で公示前の62議席から9議席に大きく後退した。また、所属国会議員17 人のうち15人が旧生活議員。嘉田氏が24日の両院議員総会で、阿部氏を共同代表とする党執行部の人事案を示したが、旧生活議員が小沢氏を共同代表にする よう求め、内紛が激化していた。


社説:未来はや分裂 国民への詐欺的行為だ

毎日新聞 2012年12月29日 02時31分

 これは1票を投じた有権者に対する詐欺的な行為である。結党からわずか1カ月。日本未来の党が衆院選が終わった途端に分裂した。

 党は小沢一郎氏ら旧「国民の生活が第一」系議員が引き継ぐ形となり、党名を「生活の党」に変更する。一方、代表だった嘉田由紀子滋賀県知事は「未来」の名称を引き継ぐというが、国会議員は阿部知子氏のみで政党要件を満たさず政治団体扱いとなる。実態は嘉田氏らが追い出された格好だ。

 しょせん小沢氏と嘉田氏は水と油だったといえばそれまでだ。だが、あまりにも醜悪な分裂劇だった。

 発端は嘉田氏が自身と阿部氏を共同代表とする意向を示したのに対し、小沢氏系議員が小沢氏の共同代表就任を求め猛反発したことだ。

 民主党を離党し、旧生活を結成したものの支持率低迷が続いていた小沢氏らにとって、嘉田氏を代表とする新党への衣替えは、小沢氏のマイナスイメージを隠す狙いがあったはずだ。ところが衆院選で「嘉田効果」は乏しく、議席が激減すると一転して嘉田氏に不満が爆発する−−。要するに嘉田氏はお飾りに過ぎず、実態は「小沢党」だったことをあからさまに認めたようなものだ。

 手続きを急いだのは、政党交付金の額が1月1日時点の国会議員数などに応じて決まる事情以外に考えられまい。8億円以上になるとみられる交付金は小沢氏側が手にする。

 だが、惨敗とはいえ比例代表で未来が獲得したのは約340万票に上る。まさか選挙後、直ちに分裂すると思って投票した人はいないだろう。「水と油」と分かっていても、「卒原発」を掲げてきた嘉田氏が代表だから投票した人もいるだろう。にもかかわらず、なぜ大敗したのかの反省もなく、勝手に分裂した揚げ句に交付金=税金だけは手にするというのだ。いくらルールに基づいた手続きとはいえ、大きな疑問を抱く。

 小沢氏らにとって「卒原発」の訴えも衆院選をしのぐための単なる道具だったのではないかとさえ疑う。一方、「小沢氏を使いこなす」と言っていた嘉田氏もまったく力不足だったということだ。自民党政権の復活で原発政策の見直しが急ピッチで進もうとしている中、今回の内輪もめは脱原発への機運もそぐ可能性がある。その責任も大きい。

 それにしても小沢氏は一体、何度、政党を作っては壊すのだろう。

 政党は自らの権力闘争の道具であっていいはずがない。政治家が生き残るための選挙互助会であっていいはずもない。衆院選での未来の敗北は有権者の多くがとっくにそれに愛想を尽かしている証明でもある。まずそれに気づいた方がいい。

**********

小沢一郎という人物には、もはや理念などというものはなく、単に政治で金を稼ごうと考えているだけ。その人間を信じては、嘉田氏のような滑稽なことになってしまいます。

それにしても、340万人もこの党に投票して、15人もいるのですよ、こんな小沢党の議員が。当選させてはいかんでしょう。投票者は、もっと真実を見抜く目をもたねばなりません。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝鮮学校の無償化、見送り決定 | トップ | 高倉健さん、日刊スポーツ映... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
no philosophy (noga)
2012-12-29 09:31:40
小異を捨てて、大同につく。
大同がなければ、小異にこだわるしかない。
小党の乱立、小粒な小人の争い。

あるべき姿は、非現実の内容。頭の中だけにある世界。
その内容を人々は求めているか、それとも無視しているか。
時制があれば、非現実 (未来と過去) はその存在を認められる。理解できる。
日本語脳のような時制の無い脳裏では、非現実の内容は現実の中の真っ赤なウソになる。

自分自身の世界観を持ち、日夜、それに近づくために努力している人は信頼できる人である。
辻褄が合えば、理論・理想となる。合わなければ、空論・空想となる。文章がなくては、辻褄を合わせることはできない。
かくして、我が国はアニメ・漫画立国になった。それを語る人は、つかみどころのない人間である。信なくば立たず。
場当たり的な発言を繰り返す日和見主義者には常に警戒が必要である。エンドレス

返信する

コメントを投稿

時事放談: 国内編」カテゴリの最新記事