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自民党大勝は、民主党が嫌われただけのこと

2012年12月17日 08時24分48秒 | 時事放談: 国内編

自民党の大勝で終わった総選挙。しかし、これは民主党の敵失によるもの。甘く見ていると、次の選挙で自民党はまた負けてしまいます。民主党ができなかったちゃんとした政治をやってもらわねば困ります。

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衆院選:自公で320議席超 民主は壊滅的敗北
毎日新聞 2012年12月17日 02時23分(最終更新 12月17日 03時37分)

 第46回衆院選は16日、投開票され、自民党が単独で衆院(定数480)の過半数(241議席)を大きく上回り、政権奪還を果たした。連立を組む方針の公明党と合わせて、参院で否決された法案を再可決できる3分の2(320議席)を超えた。民主党は60議席に届かない壊滅的敗北を喫し、3年3カ月で政権の座を譲った。野田佳彦首相は同日夜の記者会見で民主党代表の辞任を表明。第三極勢力では、日本維新の会が第3党になり、日本未来の党は惨敗した。首相指名選挙を行う特別国会は26日にも召集され、自民党の安倍晋三総裁を首相に選出し、自公連立政権が発足する。【高塚保】

 安倍氏は06年9月に首相に就任したが、体調不良などで1年で辞任。首相に再登板するのは戦後では吉田茂元首相以来となる。

 自民党は選挙戦で、金融緩和や財政出動によるデフレ脱却など経済対策をアピール。前回衆院選では政権交代の逆風が吹く中、都市部に加え地盤の地方でも多くの議席を失ったが、青森、秋田、群馬、新潟、滋賀、徳島、長崎、大分など19県で議席を独占した。公明党は前回、小選挙区で立候補した8人全員が落選したが、今回は9人全員が当選した。

 自民党はすべての常任委員長ポストを独占したうえで委員の過半数を確保できる絶対安定多数(269議席)を超えた。参院では自公両党が過半数を割る「ねじれ」状態が続くが、衆院での再可決が可能になり、国会運営を優位に進められることになった

 民主党は高校無償化などの実績を訴え、比較第1党の維持による政権継続を目指したが、公示前勢力の約4分の1に減らした。米軍普天間飛行場移設問題の混乱やマニフェスト不信、消費増税をめぐる党分裂などに国民の批判が集中。北海道、中国、九州ブロックの小選挙区で全滅、小選挙区の空白は29道府県に上った。比例代表では維新を下回り、第3党に転落した。

 菅直人前首相は小選挙区で敗北したが、比例で復活当選。仙谷由人、平野博文の両元官房長官は落選した。現職閣僚では、藤村修官房長官、城島光力財務相、田中真紀子文部科学相、樽床伸二総務相、三井辨雄厚生労働相、小平忠正国家公安委員長、中塚一宏金融担当相、下地幹郎郵政担当相(国民新党)の8人が落選し、初めて現職の官房長官が議席を失った。現職閣僚の落選は現憲法下で最も多かった1976年と83年の3人を上回った。前回衆院選では麻生政権の閣僚6人が小選挙区で敗れたが、全員が比例で復活当選した。

 首相は記者会見で「厳しい敗北に至った最大の責任は党代表の私にある。結果を重く受け止め、民主党代表を辞任する」と表明した。民主党は両院議員総会で国会議員の投票による代表選を特別国会開会前に行う。

 第三極では、維新が大阪の小選挙区と比例代表で健闘。みんなの党は公示前の8議席から18議席に増やし、卒原発を訴えた日本未来の党は62議席から1ケタに減らした。

衆院選2012 民主壊滅 バブルはじけ、批判の嵐(産経新聞) - goo ニュース

2012年12月17日(月)08:02

 ■首相「人材失い痛恨の極み」

 3年4カ月前とは正反対の屈辱だった。都内のホテルに設置された民主党開票センター。16日午後11時20分、野田佳彦首相はうつむき加減で壇上に上がり、会場に一礼した上で、立ったまま反省の弁を口にした。

 「政府や党でとことん一生懸命働いてくれた同志、あるいは将来が嘱望される有為な人材を数多く失った。痛恨の極みだ」

 女房役の藤村修官房長官をはじめ現職閣僚が8人も落選した。一時は「陰の首相」とさえいわれた仙谷由人元官房長官も議員バッジを失った。極めつきは党創設時からの中心人物、菅直人前首相が選挙区で敗れるという波乱。

 歴史的な政権交代を果たした前回の熱狂が嘘のような大敗北。現実は残酷だ。首相の会見が終わってもなお、当選者名に赤いバラを張るボードは真っ白なまま。党職員は「負けすぎだ」と絶句した。

 ◆バラバラ体質嫌気

 それにしても、ジェットコースターのような浮き沈みの激しさだ。民主党は衆院選で平成12年に127議席、15年に177議席と膨張を続けたが、17年の郵政選挙では113議席と大敗。しかし、21年の総選挙では308議席を獲得し念願の政権交代を果たす。

 でも、それは「バブル」だったのかもしれない。野党時代の民主党は、与党・自民党への批判をしていれば一定の支持を得ることができた。だが、今回の選挙は初めて「与党」として臨んだ。国民の政権への批判は直接、自分たちへの批判となって突き刺さった。

 今回の大敗の最大の要因は、一言で言えば政党としての力不足。野党としては存在意義はあるが、政権政党の資格はなかったということだろう。

 細野豪志政調会長は「前回マニフェスト(政権公約)が実現できなかったことと、党の分裂が影響した」と敗因を語った。確かに、政策的な失敗も大きかったが、ここまでの大敗北を招いた原因は、民主党特有の「バラバラ」体質に国民が嫌悪感を示したことが大きい。

 開票が進んでいる最中、輿石東幹事長の周辺からはさっそく「執行部総退陣は当然だ。『集団自殺』の引き金を引いたのは首相だ」との声が漏れた。何 か失敗があると、必ず内部抗争を始める。こうした内向きな体質に、国民が「ノー」を突きつけたのが今回の選挙といえるのではないか。

 ◆功労者を見放した

 振り返ると、国民の期待を背負って約3年4カ月前に登場した鳩山由紀夫元首相は米軍普天間飛行場移設問題で迷走し、時の幹事長、小沢一郎氏は政府と党の「政策決定の一元化」の名のもとに助け舟を出さなかった。鳩山氏を事実上、見放したに等しかった。

 その後、政権を担った菅氏はマニフェストに書いていない消費税増税を言い出し、22年の参院選で大敗。参院で与党は過半数割れに陥り、国会運営で 主導権を自民党に奪われていく。マニフェストは変質し、マニフェスト至上主義の小沢氏との対立は激化。野田政権下で小沢系はごっそりと離党した。

 「民主党には代表を支える文化が育っていない」

 野党当時、民主党の多くの幹部はそう言って嘆き、与党になればリーダーの足を引っ張るその体質も変わると思われた。

 だが、自民党が与党時に見せていた、権力を手放さないために最後は結束して事に当たるという文化が育つことは、ついになかった。しかも、党をまとめ切る力量に欠けるリーダーばかりとあって信頼は得られなかった。

 ◆「対決」か「純化」か

 民主党という政党は今後、どうなるのか。考えられる道は2つある。

 1つは、民主党離党組が大量に所属する日本未来の党などと連携、または合併する道。この場合、来年夏の参院選に向け、民主党は自民、公明両党との対決路線を歩むことになるだろう。ただ、これでは「選挙互助会」的政党という、これまでの歴史の繰り返しだ。

 もう1つは「純化路線」を突き進み、自公両党との協調路線を模索する道。この場合、党の立ち位置を明確にできれば再生も可能だ。だが、自公両党の補完勢力に成り下がり、縮小傾向に歯止めがかからなくなることも予想される。

 「民主党が何のために存在するのか、そのことそのものが厳しく問われた」

 細野氏はテレビ東京の番組で今回の敗北をこう総括した。党内では今後、後継の代表を選ぶ動きが本格化する。ここで党再生への方向性を誤れば、民主党という政党の存続はない。(坂井広志)

安倍氏、笑み控えめ=大勝も慎重姿勢―自民党【12衆院選】(時事通信) - goo ニュース

2012年12月17日(月)01:33

 悲願の政権奪還を決めた自民党。東京・永田町の党本部開票センターでは、ボードに張り付けた候補者の名前に、安倍晋三総裁や石破茂幹事長らが次々と当選確実の赤いバラを付け、ボードはほぼ赤一色になった。

 午後8時前に、党本部入りする際に厳しい表情を崩さなかった安倍氏。開票センターに姿を見せたのは、大勝が報じられてから約2時間が過ぎた午後10時前だった。

 待ち受けた幹部らに拍手で出迎えられると、石破氏とがっちり握手。ボードには150個近くの当確のバラが貼られていたが、さらに約30個を追加した。しかし、カメラマンの注文に応えた以外、笑顔を見せなかった

 安倍氏はこの後、テレビ各社のインタビューに次々に応じた。ややかすれた声で「まだ自民党に、完全に信頼が戻ったということではない」などと答え、選挙戦とは異なり慎重な発言が目立った。

 次期首相としての抱負を尋ねられると、「前回は肩に力が入り過ぎていた。今度は重心を低くしてやらないといけない」と力を込めた。

 17日午前0時前、党本部を出る前には、ロビーで報道陣に「結果を出していくことで、国民の信任を本当に勝ち得ていきたい。大変責任は重たい」と改めて強調した。

 代表辞任を表明した野田佳彦首相に対しては、「手ごわい相手だった。お疲れさまです」とエールを送っていた。 

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それにしても、恥ずかしすぎる民主党。日本の政治を堕落させた面々が落選して、ずいぶん風通しがよくなりはしましたが、カンナオトは戻ってくるし、予断を許せません。二度とこのような無為の3年3ヶ月を過ごさずにすむように、国民は自民党を監視し続けましょう。まともな政治をしなければ、次はまた野党に逆戻りさせる気概で。

 


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1 コメント

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社会主義 軍国主義 民主主義 日米関係 (村石太ダー&コピー仮面)
2012-12-30 15:42:21
20 消費税増税で プログ検索中です。消費税増税したら 中小企業 開業医 漁業 農家は 倒産になるところも多い。。
失業者が どれくらいでるかなぁ?思えば 3% 5%で 倒産 閉店したところもあるかなぁ。
景気が よくなったらという基準は どうなるのかなぁ。景気があがっても、増税による倒産かなぁ。
景気の変動もありますね。社会保障とは どういう具体案かなぁ。老人 子供 医療 孤児 身障者震災者 生活保護 風俗芸能 失業者~。
税収は 大丈夫かナァ。
インフレにするのかなぁ?資本金 大丈夫かなぁ。大恐慌まで ならないよね。
お金が 紙切れになる~。
どういう国の主義になるのかなぁ? 
野田総理 消費税増税予算案前に 衆議院 伝家の宝刀で 緊急解散 その後の選挙結果 国民の支持した答えは~
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