いまでもタバコを吸いたがる高校生がいるのかと残念に思い、この程度のことで野球部全体が活動自粛をすることを不愉快に思います。
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全国高校野球選手権佐賀大会で準決勝に進出した龍谷(佐賀市)は22日、部員が部室で喫煙したとして大会を辞退すると発表した。喫煙は21日に発生した部室の火災で発覚した。龍谷の辞退により、24日の準決勝第2試合は唐津商の不戦勝となる。
佐賀県警と同校によると、火災は21日午前11時ごろ発生。教員らが消火器などを使い、間もなく消し止めた。燃えた室内からは吸い殻約20本とたばこの箱、蚊取り線香が見つかった。学校が全部員に行った調査では6月中旬以降、3年生5人が喫煙。21日に試合会場に向かう前に部室内で4人が吸い、この中にはベンチ入りの選手も含まれていた。火災は線香の火の不始末とみられる。
龍谷は昨年夏の甲子園出場校。県内の強豪として知られ、過去に春1回、夏3回出場している。
全国高校野球選手権・佐賀大会でベスト4に進出した龍谷が、準決勝(対唐津商)を2日後に控えた22日、同大会への出場辞退を決めた。
21日午前11時25分ごろ、同校野球部の部室で床や壁約15平方メートルが焼けるというボヤ騒ぎがあり、消防車が出動。焼け跡からたばこ約20本の吸い殻と蚊取り線香が見つかった。
佐賀署の事情聴取に複数の部員が「部屋を出る前に喫煙していた。蚊取り線香をたいたままだった」と話しているといい、たばこのにおいを消すためにたいた蚊取り線香が何かに引火し、出火したとみられる。
昨夏の優勝校が起こした大会期間中の不祥事とあって、龍谷の対応が注目されたが、22日になって出場辞退が決まった。24日の準決勝は唐津商の不戦勝となる。
3年生にとっては、甲子園にあと2勝と迫りながら、悔やんでも悔やみきれない最後の夏となってしまった。
【佐賀】龍谷 出場辞退会見 校長「指導が生徒の心には届いていなかった結果」
21日に同校野球部の部室で出火。焼け跡から約20本のたばこの吸い殻が見つかり、複数の部員が喫煙したことを認めていた。龍谷高によると、喫煙を認めた4人は全員3年生。今大会の登録選手もいた。
会見には徳重清隆校長、原田淳野球部長、徳山誠一朗監督、古賀昭雄教頭が出席。徳重校長は「準決勝の出場を辞退させていただくことになりました。本当に申し訳ないと思っています。我々も指導をしてきましたが、生徒の心には届いていなかった結果。教育活動をもう一度見直して心に届くようにしたい」と話した。
当面は活動を自粛する方針。
【佐賀】龍谷 部員喫煙、ぼやで出場辞退 甲子園2年連続へあと2勝が…
24日に予定されていた準決勝は対戦相手の唐津商の不戦勝となる。
21日午前11時25分ごろ、龍谷野球部の部室から煙が出ていると、近くを通りがかった男性から119番通報があった。部室棟は鉄筋コンクリートの2階建てで、野球部の部室は1階にあった。同校の教員らが消火活動にあたり、火は約10分後に消し止められ、佐賀広域消防局によると火災発生は11時23分頃で、鎮火は同39分頃。ただ、消防車6台、救急車1台が出動する大騒ぎとなった。ケガ人はいなかったが、床や壁の一部約15平方メートルが焼けた。焼け跡からは燃えた着衣のほか、金属製の蚊取り線香の入れ物と、その中からたばこ1箱、さらに約20本の吸い殻が見つかったという。
関係者によると、当時、部室には8人の部員がおり、午後0時30分開始予定の佐賀大会の準々決勝・鹿島戦(みどりの森)に向かうため、午前10時30分前後に部室を出た。佐賀署の事情聴取に対し、複数の部員が喫煙の事実を認めた上で「部室で喫煙し、たばこの煙の臭いを消すために、蚊取り線香をたいたまま部屋を出た」と話しており、蚊取り線香の火の不始末が出火原因の可能性もあるとみて調べている。
龍谷は昨夏の佐賀大会の優勝校で、春夏の甲子園に計4度出場しており、今夏の佐賀大会でも優勝候補に挙がっていた。初戦となった15日の2回戦・鳥栖戦は延長13回の激闘を制し、この日の準々決勝・鹿島戦でも一時は0―4とリードを許しながらも、打線の奮起で6―4で逆転勝ち。順調にいけば、24日の準決勝で神埼と唐津商の勝者と対戦予定になっているが、関係者の話によると出火した部室にいた8人のうち4人が今大会のベンチ入りメンバー。
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