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北朝鮮の脅迫に負けず、『The Interview』が全米公開へ

2014年12月25日 06時38分55秒 | 映画ニュース

『The Interview』がアメリカで公開されることになりました。北朝鮮の脅迫に負けない映画館オーナーがいたのです。たいした国です、アメリカは。

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ソニーの“金正恩暗殺”映画、公開へ(シネマトゥデイ) - goo ニュース

2014年12月24日(水)16:07

ソニーの“金正恩暗殺”映画、公開へ
(シネマトゥデイ)

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントより現地時間17日に公開中止が発表された、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画『ジ・インタビュー(原題) / The Interview』が、テキサス州やカリフォルニア州ほかで20館ほど映画館を有するAlamo Drafthouse Cinemaなどによって公開されることがわかった。

 Alamo Drafthouse Cinemaは、同作のもともとの公開予定日であった12月25日(現地時間)から上映を開始することをオフィシャルツイッターで発表。そのほかジョージア州のPlaza Atlantaも12月26日から公開することを報告している。

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントCEOのマイケル・リントン氏は、現地時間23日に、「われわれは『ジ・インタビュー』の公開を諦めていませんでした。そしてクリスマスにいくつかの映画館で上映できることに興奮しております。また同時にわれわれは、可能な限り多くの観客にお届けするために、より多くのプラットフォームや映画館を確保できるよう努力を続けます」とコメント。今後200館以上の映画館で公開される見通しがあるという。

 『ジ・インタビュー(原題)』は、ソニーへのサイバー攻撃を行ったハッカー集団から公開差し止めの要求と上映した際には映画館にテロ攻撃を行うという予告を受けて、公開が中止されていた。『ジ・インタビュー(原題)』の出演者であるセス・ローゲンとジェームズ・フランコはそれぞれのツイッターで、「人々は声を上げられる! 自由の勝利だと! ソニーは諦めていなかった!」(セス)、「勝利だ! 人々と大統領がおっしゃった! ソニーはクリスマスに『ジ・インタビュー』を公開する!」(ジェームズ)と喜びの声を上げている。(編集部・井本早紀)

米ソニー『The Interview』一転して劇場公開へ!セス&ジェームズが喜びのコメント(クランクイン!) - goo ニュース

2014年12月24日(水)15:51
 
 米ソニー・ピクチャーズがハッキングの被害を受け、セス・ローゲン監督・出演、ジェームズ・フランコ共演のコメディ映画『The Interview(原題)』の公開を中止したが、当初の予定通りアメリカでクリスマスに劇場公開されることが明らかになった。

 『The Interview(原題)』は、CIAの依頼を受け北朝鮮の金正恩第一書記の暗殺を企てるテレビ司会者とプロデューサーの騒動を描くコメディ作品。しかし、本作を上映する予定の映画館に対して「Guardians of Peace」と名乗るハッカー集団がテロ攻撃を示唆する警告を出しため、公開中止になったが、Us Weeklyによると、米ソニー・ピクチャーズが現地時間23日、一部の映画館で劇場公開されることを発表したという。

 現地時間23日半ば現在で約200館の映画館が公開を予定していると、The Hollywood Reporterは伝えているが、AMC Theatersなど大手映画館は公開予定を発表していないという。本作はビデオ・オン・デマンドでのリリース予定もあるとのことだ。

 映画の公開を受け、ジェームズは自身のインスタグラムにセスとのキス写真を載せて、「お祝いだ!!!!! セス・ローゲン&ジェームズ・フランコ出演の『The Interview(原題)』がオバコ大統領によって救われた!オバマ大統領だった!!!!!!ゴメン!!!」とユーモラスにコメント。オバマ米大統領がソニー・ピクチャーズの公開中止の決定について、先に相談してほしかったと述べ、ジェームズの名前を「ジェームズ・フラコ」と言い間違えていたことをネタにした。

 セスは「人々が声を上げた!自由が勝った!ソニーは降伏しなかった!『The Interview(原題)』はクリスマスより劇場で公開される!」と、ツイッターで喜びを露わにしている。
 

北サイバー攻撃 主演俳優「自由が勝った」 ソニー、映画中止撤回(産経新聞) - goo ニュース

2014年12月24日(水)11:56

 【ロサンゼルス=中村将、ワシントン=青木伸行】米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が自社へのサイバー攻撃などを受けて、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開を中止した問題で、SPEは23日、方針を改め、米国内の複数の劇場で限定上映することを明らかにした。シュルツ大統領副報道官は「オバマ大統領は称賛している」との声明を出した。

 AP通信によると、映画は当初の上映予定の25日から、ジョージア州アトランタからカリフォルニア州ロサンゼルスに至る各地の独立系映画館で公開。米CNNテレビは約200館で放映されると報じた。現時点では、全米展開する大手映画館チェーンでの公開予定はないが、今後、上映館が増える可能性もある。

 シュルツ副報道官は「米国は表現の自由を最も重んじる国だ。ソニーと映画館の決断により、人々は映画を観賞するかどうか自分で選択でき、政府は歓迎する」と強調した。

 SPEを標的にしたサイバー攻撃では、幹部らの個人情報やメールなどが大量に流出した。映画館へのテロ予告の示唆もあったため、SPEは公開中止を発表。米連邦捜査局(FBI)はサイバー攻撃に北が関与していると断定した。

 しかし、SPEの判断には「テロに屈するのか」「表現の自由はどうなるのか」といった批判が多く寄せられ、オバマ氏は北朝鮮へ報復措置を取るとしながらも、映画の公開中止は「間違いだった」と否定的な見解を示した。

 上映中止方針を撤回したSPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は声明で「表現の自由を抑圧しようとした人たちに立ち上がっていることを誇りに思う」と述べた。共同監督で主演のセス・ローゲンさんはツイッターで「人々の声が届いた。自由が勝った」とつぶやいた。

 ハッカー側は公開中止が決まった際、「非常に賢明だ」とし、情報流出は止めるとしていたが、上映が決まったことで今後、サイバー攻撃をエスカレートさせる恐れも出てきた。

映画館「脅しに負けない」 「正恩氏暗殺」全米で上映へ
朝日新聞 2014年12月25日05時17分

 北朝鮮の犯行とされるサイバー攻撃の引き金になり、米国で公開中止が決まった米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の映画が23日、一転して上映されることになった。「言論の自由を守ろう」と独立系の映画館などが声を上げ、上映場所は200館以上に広がった。

 米メディアによると、23日、最初にコメディー映画「The Interview(ジ・インタビュー)」の公開を明らかにしたのは、テキサス州とジョージア州の独立系映画館だった。

 公開が決まると、テキサス州の映画館では、ネットで前売り券を購入しようとする人たちで一時サイトにつながりにくい状態に。初日の25日のネット販売分は売り切れた館もある。映画館のサイトには「見に行けないが、支持の意味を込めてチケットを買いたい」などの書き込みもされた。

 映画はもともと、米国の大手映画館チェーンを中心にクリスマス休暇に合わせて25日に公開される予定だった。しかし、SPEが17日に公開中止を決めると、「表現の自由が脅かされる」「テロに屈した」などの懸念が広がった。

 約250の独立系映画館でつくる協会は、映画の公開を求めて署名活動を開始。ニューヨーク市内の劇場も「言論の自由を脅しから守る」として、役者が映画の台本を朗読する会を無料で企画するなど、何らかの形で公開すべきだという声が高まっていた。

 こうした動きにSPEは23日、一転して上映を認め、半日の間に同調する映画館は全米に広がった。米CNNによると、米東部時間23日夜(日本時間24日午前)時点で、200カ所以上の映画館が公開を決め、最終的には約300カ所に上る可能性もあるという。大半は当初の予定通り、25日から上映する。

 米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、北米には映画館がスクリーン数で約4万4千あり、約半分を大手映画館チェーンの上位5社が占める。独立系映画館の影響力は決して大きくはないが、協会は「我々は映画業界を検閲や暴力的な脅しから守る岐路にある」と表明している。

 ハッカー集団は映画館へのテロ攻撃を表明したものの、米国土安全保障省はその可能性を否定している。米メディアによると、上映が決まった映画館近辺の警察は「状況を見守っている」など、特別な警備態勢をしくかはまだ不明だ。

 映画は、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記をインタビューすることになった米テレビの制作者らが、米中央情報局(CIA)から暗殺を依頼される内容で、コメディー調に描かれている。SPEは11月下旬から大規模なサイバー攻撃にさらされたが、米政府は、北朝鮮が国としてサイバー攻撃を行ったと非難していた。(サンフランシスコ=宮地ゆう)

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ならば、日本は?と思ったら、やっぱり劇場公開はなさそうです。

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“金正恩暗殺”映画、日本ソニー映画会社からの公開はなし サイバー攻撃の影響もなし(シネマトゥデイ) - goo ニュース

2014年12月24日(水)18:04

 北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画『ジ・インタビュー(原題) / The Interview』について、日本のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントに取材したところ、同社では公開を予定していないことが、24日わかった。

 米ソニーへのサイバー攻撃の要因にされている本作だが、公開予定がないことについて日本のソニー・ピクチャーズの広報担当者は、「当社は同作の配給権を持っていないため、公開の予定はありません」とコメント。サイバー攻撃の影響ではなく、以前より日本公開を予定していなかったという。

 また、同作でタッグを組んでいるセス・ローゲンとジェームズ・フランコや、同じスタッフによる『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(2013)も日本での劇場公開がなく、ビデオリリースという形でソニー・ピクチャーズ ホームエンタテイメントより提供されていたが、『ジ・インタビュー(原題)』のビデオリリースの可能性は「今のところ予定はない」とのこと。

 日米に配給会社を持つソニーだが、日米で別の会社が配給を担当することがある。最近の作品としてはブラッド・ピット主演の映画『フューリー』(11月公開)は、米ソニー傘下のコロンビア・ピクチャーズが製作し、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが配給しているが、日本ではKADOKAWAが配給していた。そのため今後、別の映画会社が日本での『ジ・インタビュー(原題)』の配給に名乗りを上げる可能性も考えられる。

 『ジ・インタビュー(原題)』は、11月下旬に米ソニーにサイバー攻撃を仕掛けたハッカー集団から上映館に対してテロを行うという予告を受けており、公開の中止を米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが17日(現地時間)に発表。しかしその後、当初の公開予定日であった25日に独立系映画館を中心とした映画館で上映されることが決定。米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのマイケル・リントンCEOは、今後200館以上の映画館でアメリカ公開される見通しがあると明かしている。(編集部・井本早紀)

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セス・ローゲンのコメディは日本では人気がないので、日本公開が見送られるのは仕方がない措置でしょう。とはいえ、この話題で人が入る可能性もあるわけですから、どこかの配給会社が手を上げるかもしれません。

貧乏英語塾長としては、日本公開がどうなるにせよ、Blu-ray Discがアメリカで発売になったら、取り寄せようと思っています。まさかその中にウィルスが入っているということもないでしょうし、それでサイバーテロに遭うということもないでしょうから。

ただし、IMDbのファン投票では10点満点中9.9と公開前からとんでもない状態になっていますが、Rotten Tomatoesの批評家たちの支持率は54パーセント。話題先行で、意外とつまらないコメディである可能性は否めません。

 

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