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恐るべき19歳、高梨沙羅選手、第15戦で3度目のW杯個人総合優勝を決める

2016年02月20日 02時24分16秒 | 時事放談: 海外編

直前の試合で4位に終わっていて、ちょっと心配になったのですが、さすが高梨選手、しっかりと復調して3度目のW杯個人総合優勝を第15戦で決めてくれました。

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高梨、3度目総合V=W杯ジャンプ女子

高梨、3度目総合V

(時事通信)

 【ラハティ(フィンランド)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、フィンランドのラハティで個人第15戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が今季12勝目、通算42勝目を挙げ、4戦を残して2季ぶり3度目のW杯総合優勝を決めた。

 高梨は1回目に96.5メートル、2回目に99.5メートルを飛び、合計251.3点で圧勝。高梨は2011〜12年のW杯女子初年度に総合3位に入り、翌シーズンから2連覇昨季は2位だったが、女王の座に返り咲いた。 

高梨沙羅が総合V、2季ぶり3度目 スキージャンプ女子

高梨沙羅が総合V、2季ぶり3度目 スキージャンプ女子

今季12勝目を挙げ、総合優勝を決めた高梨沙羅(中央)。右は3位の伊藤有希=フィンランド・ラハティ、河野正樹撮影

(朝日新聞)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、フィンランド・ラハティで個人第15戦(HS100メートル)があり、高梨沙羅(19)=クラレ=が96・5メートル、99・5メートルを飛んで合計251・3点で優勝した。今季12勝目でW杯通算42勝目。高梨は4戦を残し、2季ぶり3度目の個人総合優勝を決めた。

 2014年ソチ五輪は4位昨季は用具のアクシデントなどが響き、W杯個人総合3連覇を逃したが、今季復活を遂げた。助走が安定し、開幕戦で優勝すると、第3戦から第12戦まで自己新記録の10連勝。ここまで15戦12勝という圧倒的な強さで、女王の座を奪い返した。

 高梨は「昨季の反省をうまく生かし、今季は夏からいい練習を積み重ねてその成果が出た。今季の目標の総合優勝が決まって本当に良い1日になった」。表彰台で笑みがこぼれた。(ラハティ=河野正樹)

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 総合優勝を決めた高梨沙羅 「今年はワールドカップの総合優勝を取るために夏場から練習を重ねてきたので、とてもうれしいです。陸路のジャンプ台から感覚をなかなか取り戻せなかったが、今日の2本でしっかり感覚をつかめたと思う。今年の目標である総合優勝は決まったが、大事な試合は続くので一戦一戦集中したい」

沙羅 2季ぶり3度目の個人総合優勝、今季12勝目で決めた

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、フィンランドのラハティで個人第15戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、ここまで14戦11勝の高梨沙羅(19=クラレ)が96・5メートル、99・5メートルを飛び優勝、2季ぶり3度目の個人総合優勝を決めた。

 高梨は1本目で96・5メートルを飛んで首位に立つと2回目も99・5メートルを飛び、251・3点で圧勝、7日の第12戦以来3戦ぶりの今季12勝目を挙げた。

 この優勝により、総合2位のダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が残り4戦すべて優勝、高梨がポイントを得られなくても及ばないため総合優勝が決まった。

 高梨は今季初戦で優勝して幸先良いスタートを切ると、第2戦は2位、第3戦から自己新記録となる10連勝という圧倒的な強さでポイントを積み重ねて個人総合争いをリードした。第14戦で1年ぶりに表彰台を逃したものの、この日の第15戦で勝利を挙げ個人総合3度目の頂点に立った。

 伊藤有希(土屋ホーム)が3位に入り、今季2度目の表彰台に立った。岩渕香里(松本大)がW杯自己最高の6位となり、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は20位だった。

 ▼高梨沙羅の話 夏場から練習重ねてきて、このラハティで総合優勝を獲れてうれしい。残り4戦も大事な試合が続くので一戦一戦集中していきたい。

 ◆高梨 沙羅(たかなし・さら)1996年(平8)10月8日、北海道生まれの19歳2012年3月に15歳でW杯初優勝12〜13年シーズンにスキーW杯史上最年少で個人総合優勝を果たし、13〜14年シーズンも18戦15勝で2連覇を達成した。昨季は2位。W杯通算42勝。13年世界選手権では非五輪種目の混合団体で金、個人で銀メダルを獲得。ソチ冬季五輪4位。日体大在学、クラレ。1メートル52、44キロ

ぶっつけ本番にも余裕の大飛行 女王高梨、尽きぬ向上心
朝日新聞 2016年2月19日22時35分

ぶっつけ本番にも余裕の大飛行 女王高梨、尽きぬ向上心

総合優勝を決めて喜ぶ高梨沙羅=フィンランド・ラハティ、河野正樹撮影

(朝日新聞)

(19日、スキージャンプW杯女子個人第15戦)

 1回目を96・5メートルの首位で折り返し、総合優勝をかけた高梨の2回目。小雪が舞う中でのジャンプは勢いが衰えなかった。ぐんぐんと伸び、最長の99・5メートル。自身が1回目に作った女子W杯のジャンプ台記録をあっさり更新した。

 来年の世界選手権が開かれるラハティ女子W杯が行われるのは、今回が初めてだ。上位の選手の多くはこのジャンプ台で試合を経験したことがない。高梨も夏の合宿で飛んだ経験はあるものの、「夏と冬では感覚が全く違う」という。

 前日の練習が悪天候でキャンセルになり、試合直前の練習だけというぶっつけ本番。対応力と実力が問われる勝負だったが、高梨は「2回の試技で感覚をつかめた」。道具の故障などに悩まされた昨季と違って、今季は精神的な余裕もある。前の選手たちのいいジャンプを見てイメージを膨らませたという。「いつもは2回目に失敗してしまうが、今日は集中できた」。納得のジャンプで総合優勝を決めた。

 圧倒的な強さにも「まだ細かいミスは多い。見てくれる人を驚かせるようなジャンプがしたい」と高梨はいう。「(男子の大会の)テストジャンパーをやってみたい」。19歳の女王の向上心は尽きない。(河野正樹)

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残り4戦すべて勝つと、1シーズン16勝となり、自己最高の勝利数となります。いまの高梨選手は自分自身が目標ですから、やってくれそうです。

しかも、来年の世界選手権が開かれるジャンプ台でジャンプ台記録を出したのは、立派なこと。世界選手権初優勝も見えてきました。

ともあれ、しばしばこの表ブログで応援している高梨沙羅選手が、これまた応援している井山裕太六冠という囲碁界の若き帝王とともに、勝ち続けてくれるのは本当にうれしい限りです。

こういうストイックに高みを目指す人を見ていると、それだけで本当に勇気づけられます。大変でしょうが、高梨選手にはシーズン最後まで、故障なく、無事に活躍を続けてもらうことを願います。


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