土曜日のINDEC

INDECの土曜日はお祭りです。そしていまはその祭りの後の寂しさに少し包まれながら、ブログを書いてます。

朝から3時間のクラスを2コマやって、夕方から定期上映会になだれ込みます。これが現在の土曜のINDECです。

土曜のクラスは、TOEIC対策のクラスばかりなのですが、レベルの高いクラスではTOEFLの教材を敢えて使っています。その方が楽しいですし、目先の変化がついて、会員諸君のモチベーションも高まるようです。いずれは留学したいと願っているわけですから、やはりTOEICのスコアはどうあれ、TOEFLを勉強していると何とも言えない満足感があるのは当然でしょう。（それにやはりTOEICより難しいTOEFLの教材を使えば、TOEICのハイ・スコアにもつながります。）

とにかく英語力を伸ばしてもらうには、INDECをしゃぶり尽くしてもらわなければなりません。無理せずに自然とスコアが上がっていけば、いざビジネススクール出願を控えて、本気でGMATのハイ・スコアを取りにいくときに、相当な無茶も利くというものです。

無理しないでよい時に無理させない。これがINDECの基本指導方針だと思ってくだされば幸いです。

そうしてクラスが終わると、定期上映会の始まりです。日曜日のクラスを取っている会員諸君も集まってきますから、さらに熱気も高まります。

今日上映した作品は、『ジョー、満月の島へ行く（Joe versus the Volcano）』。トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演し、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮をした1990年のロマンティック・コメディです。

日本ではあまりヒットしなかったようですが、アメリカでは大ヒットしたと記憶しています。だって、上のような強力トリオの組み合わせですから、当然でしょう。当時アイオワ大学（The　University　of Iowa）に留学していたゴウ先生ですから、この映画をアメリカで妻と見たのを思い出しました。懐かしい！

でもこうした少し無名の映画を上映するのも、昨年12月からトム・ハンクス特集をやっているからです。

内容を挙げてみましょう。上映順で言うと、『ターミナル』、『マネーピット』、『フォレスト・ガンプ一期一会』、『フィラデルフィア』そして上記の作品です。

ちなみに『ターミナル』は日本公開を前にアメリカから取り寄せたDVDで上映しました。海賊版など買いませんから、悪しからず。

なぜトム・ハンクス特集かと言えば、やっぱり彼の英語が聞き取りやすくそれほどリスニング能力が高くない人にもついていけるからです。それに我がINDECの映画館の名前Gump　Thetreの由来となったのが、彼の『フォレスト・ガンプ』ですから、正月にはよく彼の作品を上映するのです。

とにかく私ゴウ先生としては、映画をまず楽しんでもらいたいんです。月曜から金曜まで一所懸命働いてきた若者たちにご褒美となるような時間を過ごしてもらいたいんです。

そのうえで、英語のリスニング・パワーがつけば言うことなしではないですか。

おかげさまで、みんな大声で笑い転げてくれていました。コメディをしかめ面で見られたら目も当てられません。この作品を選んだプロモーターとしてのゴウ先生の至福の時であります。

でも今日はそれだけでは終われません。もう一つ隠し球があるんです。

『マツケンサンバ2』！

いやあ、120インチの大スクリーンに映し出されたマツケンは凄かった・・・。

松平健のプロ根性には頭が下がります。会員諸君もニコニコしながら見てました。あの唄には人を幸せにするエネルギーが詰まってます。

上映会が終わると、みんな三々五々と帰っていきます。でも大概だれかが残って相談にきます。今日もTOEFLの勉強の仕方を質問に来た会員がいました。

短かくて、30分。長ければ、2時間以上かかるのはざらです。一人一人の会員諸君の満足度を高め、夢を達成してもらうのがINDECの務めですから、こうした時間を無駄にはできません。

そうして長い1日が終わって、こうしてブログに向うわけです。また明日新しい出会いがあることを祈って。さあ、がんばらなきゃ！

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