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タバコをやめて、乳幼児突然死症候群を防ごう

2014年10月12日 03時27分13秒 | 離煙ニュース: 科学編

赤ちゃんができたら、両親は絶対にタバコをやめるべきです。自分たちだけでなく、赤ちゃんの健康をむしばみ、最悪の場合には殺してしまうことにもなりかねないのですから。

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原因がわからない…。急に襲ってくる「乳幼児突然死症候群」という病気(All About) - goo ニュース

2014年10月11日(土)00:00

■乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因・発生頻度

 乳幼児突然死症候群は、英語では「Sudden Infant Death Syndrome」といい、「SIDS(エス・アイ・ディー・エス)」と略します。1歳未満の乳児が事故や病気でなく、さらに健康状態がよいままで、主に 寝ている間に突然に死にいたってしまう病気です。原因は不明で、死亡状況や剖検をしても死因がわかりません。

 不幸にして、出生数約6000~7000人に1人に発症し、年間100人の発生があります。平成23年度では148人の子どもが亡くなっています。年齢では主に生後2~6ヵ月までの子どもに多いです。私も小児科医を20年していて、今までで2人、つらい経験をしました。

■乳幼児突然死症候群の発症危険因子

 乳幼児突然死症候群の原因はわかっていません。背景の調査によれば、以下の傾向が報告されています。

・男児
・早産児・低出生体重児
・冬季、早朝から午前中に多い
・うつぶせ寝
両親の喫煙
・人工栄養児で多い

■乳幼児突然死症候群の対策

 原因がわからないので、発症危険因子と考えられるものを減らすことです。親としてできることは3つです。

□1.うつぶせ寝をやめる

  うつぶせ寝のほうが、あおむけ寝より乳幼児突然死症候群の発症率が高いと報告されています。赤ちゃんの顔も見られるので、あおむけ寝を習慣づけてもいいか もしれません。寝返りができるころは、こまめに赤ちゃんの状態を見て、周りに口を防ぐものがないか、異物などで窒息しないかどうか気を配りましょう。

□2.タバコをやめる

 両親が喫煙していると、両親が喫煙しない場合より、乳児突然死症候群の発症率が4.7倍高くなると報告されています(平成9年調査)。妊娠中のタバコは、低出生体重児が生まれやすく、呼吸をする中枢にも悪い影響を与え、喘息の発症も高くなります。

 妊婦と赤ちゃん、子どものそばでは禁煙しましょう。閉塞性肺疾患(COPD)や喘息、食道がん、肺がんの発症予防の点から考えても、禁煙をおすすめします。

□3.できれば母乳で育てる

 母乳で育てられている赤ちゃんのほうが、乳児突然死症候群の発症が少ないと報告されています。母乳には多くの免疫を調整する物質が含まれているからだといわれています。ただ、人工ミルクで乳児突然死症候群が発症するわけではありません。

■遺族の心のケア

  我が子を突然失う悲しみは筆舌に尽くし難いです。原因を知りたくても乳幼児突然死症候群は原因不明であるために、なかなか現実を受け入れられないと思いま す。本当に多くの時間がかかり、遺族の方には多くのサポートが必要です。救命の現場に搬送されたときには、すでに心肺停止であるため、懸命な救命処置でも 回復が難しいのが現実です。救命処置の現場が、今でも私の中にトラウマとして記憶に残っています。

 乳児突然死症候群は、危険因子を減らすことなどで発生数が減っていますが、ゼロではありません。1人でも少なくなることを願ってやみません。

清益 功浩

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恥ずかしながら、貧乏英語塾長は3人の子供の父親でありながら、子供が産まれたときにはタバコをスパスパ吸っていたろくでもない人間です。

3人のうちふたりが男の子ですから、よく乳児突然死症候群で死ななかったものだと思います。おそらく、うつぶせ寝をさせず、妻が母乳で育ててくれたからだと思います。でも、子供たちは喘息でした。父親がタバコをやめたら、急速にそれも改善されました。

喫煙は、吸っている人間ばかりでなく、家族も悲劇に陥れます。子供ができたら、タバコと縁を切って離煙生活に入ってください。タバコを吸っているお父さん、お母さんにお願いしたい第一のことです。


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