高さ450メートルの東京スカイツリー展望台では、地上に比べてどれだけ時間が速く進むのか―。こんな実験を香取秀俊東京大教授らが1日までに始めた。アインシュタインの一般相対性理論によれば、重力が大きいところでは時間がゆっくり進む。160億年で1秒しか狂わない「光格子時計」を展望台と地上(高さ0メートル)に置いて計測する。

 スカイツリー展望台ではごくわずかだが重力が小さいため、理論上は地上よりも1カ月間で約130ナノ秒(ナノは10億分の1)速く進むと計算されている。

 光格子時計は、ストロンチウム原子の振動数を利用。極めて高い精度を誇る。

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このこだわり、ロマンを感じます。ぜひとも、理論が正しいことを実証してもらいたいものです。続報を期待しています。