今年の夏湘南新宿ラインを利用して気づきました。Suicaでグリーン車に乗る不便さを。
**********
JR東日本:普通グリーン券に「落とし穴」
「グリーン席でゆったり」と思ったら、なんと立ち席--。JR東日本の「普通グリーン券」が自由席と知らないお客さんに、こんな不満の声が出ている。おまけに、Suica専用の券売機には問題点も。便利なゆえの落とし穴にご注意。【本橋由紀】
さいたま市の男性(45)は最近、大宮から横浜に向かうため湘南新宿ラインに乗った。「事前に買えば安い」との誘い文句につられ、ホームにあるSuica専用の券売機でグリーン券(950円)を買った。ところが電車は満席。車内に「立ち席でもグリーン券が必要」との掲示があり、駅に止まるたびに乗務員が検札に来たという。「まさか余計にお金を払って立つ羽目になるとは」。知らなかったとはいえ、怒りは収まらない。
JR東日本広報部によると、「普通グリーン券」は、普通列車の「グリーン席」だが「自由席」。もともと、国鉄時代に導入された。超すし詰めの列車に乗るとき、「同じ立つならちょっとお金が高くても、余裕のあるグリーン車で」という声があったという。ホームの券売機にも、みどりの窓口にも、「満席の場合は立ち席」と書かれていないため、「グリーンは座れる」と誤解する乗客がいるらしい。
現在、同様の券があるのは湘南新宿ラインのほか、宇都宮線、高崎線、東海道線、横須賀線、総武快速線だ。04年10月からは湘南新宿ラインなど3線で、ホームの券売機がSuica専用に。今年3月には、東海道線など3線でも同じ専用券売機になった。料金は距離などで違うが、事前に買えば車内で買うより250円安い。
「座れない場合には、車内の乗務員の証明があればみどりの窓口で払い戻しします」と広報部。しかし、ホームに「証明があれば払い戻す」などの説明はない。先の男性も「Suicaに記録され、どうにもならないと思った」と話す。また、朝や夕方の時間帯と区間によっては、グリーン車から他の車両に移れないよう施錠されていて、自由に移動もできない。
さらに、Suicaの場合、ホームの券売機ではSuica1枚につき、グリーン券は1枚しか買えない。複数枚買う場合は、窓口に行かなければならない。子連れで荷物の多い人やお年寄りなどにとっては、なお負担になる仕組みのままだ。
毎日新聞 2006年9月10日 3時00分
**********
普通グリーン券の場合、切符を事前に持っていても、座れる保証がないということは知っていました。幸い、これまでそうした経験はありませんでしたが、だれかに教えてもらっていたと思います。
ゆえに、横須賀線などで普通グリーン車に乗る時には、事前にグリーン券を買わず、座れることを確認してから車内で切符を購入するようにしていました。
しかし、座れなかったらそれを証明さえしてもらえれば払い戻しができるとは知りませんでした。JRの告知不足でしょう。反省してもらいたいものです。
さらに、Suica割引の登場が混乱に輪をかけます。事前にSuicaで買っていれば、250円も安いというではないですか。普通、事前に買おうと思います。
しかし、それで座れないと・・・。怒りしかないでしょう。分かります。上の記事のさいたま市の男性の気持ち。
さらに、不便なのが、フォームにある券売機ではSuica1枚で1人分しか買えないこと。電車が入ってきて、グリーン車に空きがあることを確認してからグリーン券を買うためにフォームに券売機が置いてあるのでしょうが、家族で乗りたい場合にはその恩恵に預かれないのです。
実際、この夏家族で江ノ島に湘南新宿ラインで行ったときも、行きはそのことを忘れていて、なんだか腹が立って、結局グリーン車には乗らず、帰りだけ事前に買って家族4人でグリーン車を利用しました。
快適そうで快適でない、いまのJRの普通グリーン車。改善を強く求めたいものです。
**********
JR東日本:普通グリーン券に「落とし穴」
「グリーン席でゆったり」と思ったら、なんと立ち席--。JR東日本の「普通グリーン券」が自由席と知らないお客さんに、こんな不満の声が出ている。おまけに、Suica専用の券売機には問題点も。便利なゆえの落とし穴にご注意。【本橋由紀】
さいたま市の男性(45)は最近、大宮から横浜に向かうため湘南新宿ラインに乗った。「事前に買えば安い」との誘い文句につられ、ホームにあるSuica専用の券売機でグリーン券(950円)を買った。ところが電車は満席。車内に「立ち席でもグリーン券が必要」との掲示があり、駅に止まるたびに乗務員が検札に来たという。「まさか余計にお金を払って立つ羽目になるとは」。知らなかったとはいえ、怒りは収まらない。
JR東日本広報部によると、「普通グリーン券」は、普通列車の「グリーン席」だが「自由席」。もともと、国鉄時代に導入された。超すし詰めの列車に乗るとき、「同じ立つならちょっとお金が高くても、余裕のあるグリーン車で」という声があったという。ホームの券売機にも、みどりの窓口にも、「満席の場合は立ち席」と書かれていないため、「グリーンは座れる」と誤解する乗客がいるらしい。
現在、同様の券があるのは湘南新宿ラインのほか、宇都宮線、高崎線、東海道線、横須賀線、総武快速線だ。04年10月からは湘南新宿ラインなど3線で、ホームの券売機がSuica専用に。今年3月には、東海道線など3線でも同じ専用券売機になった。料金は距離などで違うが、事前に買えば車内で買うより250円安い。
「座れない場合には、車内の乗務員の証明があればみどりの窓口で払い戻しします」と広報部。しかし、ホームに「証明があれば払い戻す」などの説明はない。先の男性も「Suicaに記録され、どうにもならないと思った」と話す。また、朝や夕方の時間帯と区間によっては、グリーン車から他の車両に移れないよう施錠されていて、自由に移動もできない。
さらに、Suicaの場合、ホームの券売機ではSuica1枚につき、グリーン券は1枚しか買えない。複数枚買う場合は、窓口に行かなければならない。子連れで荷物の多い人やお年寄りなどにとっては、なお負担になる仕組みのままだ。
毎日新聞 2006年9月10日 3時00分
**********
普通グリーン券の場合、切符を事前に持っていても、座れる保証がないということは知っていました。幸い、これまでそうした経験はありませんでしたが、だれかに教えてもらっていたと思います。
ゆえに、横須賀線などで普通グリーン車に乗る時には、事前にグリーン券を買わず、座れることを確認してから車内で切符を購入するようにしていました。
しかし、座れなかったらそれを証明さえしてもらえれば払い戻しができるとは知りませんでした。JRの告知不足でしょう。反省してもらいたいものです。
さらに、Suica割引の登場が混乱に輪をかけます。事前にSuicaで買っていれば、250円も安いというではないですか。普通、事前に買おうと思います。
しかし、それで座れないと・・・。怒りしかないでしょう。分かります。上の記事のさいたま市の男性の気持ち。
さらに、不便なのが、フォームにある券売機ではSuica1枚で1人分しか買えないこと。電車が入ってきて、グリーン車に空きがあることを確認してからグリーン券を買うためにフォームに券売機が置いてあるのでしょうが、家族で乗りたい場合にはその恩恵に預かれないのです。
実際、この夏家族で江ノ島に湘南新宿ラインで行ったときも、行きはそのことを忘れていて、なんだか腹が立って、結局グリーン車には乗らず、帰りだけ事前に買って家族4人でグリーン車を利用しました。
快適そうで快適でない、いまのJRの普通グリーン車。改善を強く求めたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます