タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

お釈迦様の悟りと、禅宗の悟り・・・

2022-08-06 17:59:48 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

禅宗・・・「禅」は好きで、よく書物なども読んでいました。

長い歴史の間に、さまざまな、「悟り」を得た禅師・雲水もたくさん出ています。

ただ、アマゾンで買って、読みかじった、原始仏典にある、

お釈迦様の「悟り」と、禅宗の禅師・禅者・雲水の「悟り」の内容は、

比べるべくものもありません。

「月とスッポン」どころか、

「太陽と灯明」どころか、

「全宇宙と、蛍の光」くらいの違いがあります。

「全宇宙」・・・が、お釈迦様の悟りで、

「蛍の光」が、禅の悟り。

それくらい差があります。

真言宗の弘法大師は、日本の仏教史では、トップクラスの境地に至った方と思っていますが、

初めて弘法大師関連の本を読んだときは、「すごい!」と思ったけど、

後に、アマゾンで買った、原始仏典を読みかじると、

お釈迦様の悟りと比べると、やはり、「かなり見劣り」します。

弘法大師や伝教大師、禅宗の名僧知識をすべて足しても、

「全く及ばない」・・・それが、お釈迦さまです。

お釈迦様の十大弟子はじめ、直接の高弟たちの説法も、原始仏典には出てますが、

十大弟子の言葉でさえ、やはり、お釈迦様の説法と比べると、少し見劣りします。

禅宗の坊さんでは、明治大正昭和と活躍した、曹洞宗の「澤木 興道」さんが、もっとも簡潔に、お釈迦様を評価していると思います。

「お釈迦さまのような人は二度と出ない」

https://blog.goo.ne.jp › inaribenten2018 › e › fd35d02a00f124...
https://blog.goo.ne.jp › inaribenten2018 › e › 46f1c665b3c6a...

お釈迦様の「悟り」は、真理そのものの体得であり、それを密教流に言うならば、

「宇宙の真理との一体」。古いバラモン教のいい方なら、「梵我一如」。

禅宗の禅者・雲水の悟りは、本当の悟りではなく、「気づき」。

まるで別次元のものです。

日本仏教に昔から欠落しているものは、

「戒律」戒行です。

十善戒は、どの宗派でも唱えますが、

唱えるだけで実践しないと何の意味もありません。

十善戒は、呪文じゃなく、実践の行です。

お釈迦様「100まで馬齢を重ねて長生きするよりも、たった一日、真理の教えに触れて死ぬ方がマシである」。

・・・・・


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