最低賃金が10月に過去最大の31円引き上げられる目安が示されました。
うちの会社のパートさん・・・パートさんは中小企業の宝です。
パートさんが病気になったり、ぶんむくれて辞めたりしたら・・・中小企業は、「てんやわんや」になります。
そのパートさん・・・ほぼ亭主の扶養に入ってますので、
「賃金上がるの迷惑」です。
もらい過ぎると、扶養控除対象外になるからだとか・・・デス。
で・・・賃金上がると、勤務時間が短くなります。
シフトも難しくなります。
うちらみたいな中小企業は、パートさん以外は、正社員だけなので、最低賃金上げ、何もいいことありません。
うちらみたいな中小企業はまだ工夫できますが・・・
コンビニなど小売りは・・・大打撃だと思います。
もともと、フランチャイズは、本部一人勝ちで、加盟店は、
特にコンビニは、夫婦が交代で店に入り、中にはオーナーの家族も社員として入り、なんとか利益あげている感じです。
バイトさんの給与が上がると死活問題です。
大手スーパーなども、大半はパートさんなので、何百人も一店舗で雇っている店は、
最低賃金上げられると、「人数減らさないと」やっていけません。
最低賃金を上げられると、結局、「雇用」が減るのです。
平均数人のバイトさん雇っているコンビニも、常時、一店舗数十人~全店舗で数百人~数千人雇っている大手スーパーなどでも、一律20円とか30円とか上げると、結局、人件費がかさむので、「人を減らして」工夫するしかなくなるのです。
会社四季報などを見ればわかるように、年商「数千億円」の大手スーパーでも、利益は、「スズメの涙」です。
正社員より、パートさんの方が圧倒的に多い、大手スーパーなどでは、一律〇十円賃金が上がれば、全店舗で年間の人件費は増大します。
そうなれば・・・結局、「人を減らす」しかなくなるワケです。
政治家の裏にいる官僚、特に経産省の官僚、
「机上の空論」ばかりでは、国の発展はありません。
と言うより、アメリカが金利を上げ続け、
ドルに吸い上げられて、世界の途上国は、自国の通貨が安くなる。
日本も、「金利上げたら国の首が締まり」、
「このままの円安だと、中小企業と庶民の首が締まる」・・・今までの政策の失敗を素直に認めて、打開策を「幅広く」募集する謙虚さを持ってもらいたいものであります。
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