続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

危険なゲーム

2009-02-23 01:29:07 | 好き嫌い趣味
やることが無い時はゲームです。
今週はD&Dも無いし、家でまったりプレステで遊ぶことにしました。しかし、実際にはそんな気力もなかなか湧かず、もっぱら布団の中でごろごろとしてました。部屋寒いし。灯油もったいないし。

きを取り直してもう一度。さぁゲームをするんだ自分。気力をだせ。
そんなんでやっとこさ始めたのは「風雨来記」というゲーム。これ、面白いんだけど、雰囲気最高なんだけど、私にとっては取り扱い要注意のタイトルです。理由は終わったあとのぶり返しが凄まじいから。一人ぼっちの寂しさに死にたくなります。孤独な自分に嫌気が差します。

このゲーム、マイナーだけど出来はいいです、非常に。北海道を舞台にお姉ちゃん達とあちこち旅行して温泉入ったりする内容です。いわゆるギャルゲーです。
ここまでなら、なーんだ軽い話じゃんで済みますが、このゲームには「ハッピーエンドが存在しない」のです。つまりラストは必ず別れる。通常のギャルゲーはヒロインとくっついて終了しますが、このゲームは付き合う部分に入り、最後に別れるところまで進めてしまいます。のめり込むほど先に待つのは地獄です。そいで私はのめりこんじゃったワケです。

ヒロインの「時坂樹」さんも言ってます「この身がちぎれそう」と。私もどっかちぎれそうです。つらい。この別れはつらい。ゲームだからとタカをくくっちゃいけない。私はこの感覚知ってるから。好きで好きで相手のことが大好きで、愛してると言ってもかまわないほどに存在が大きくて、そんな人とある日突然引き剥がされる感覚。あれを疑似体験させられるこのゲームは、私にとっては面白いけど危険です。毎回私をボロ泣きさせる「時坂樹」さんは別格としても他のヒロインルートも重い重い。やっぱり最後はお別れして、記憶を失い、未来を失い、命を失い、それでも愛は残りました……というのがテーマならこれは、地獄の愛の世界です。凹んでる時にやるもんじゃない、でもデレてきて主人公とくっつく頃のヒロインの可愛らしさもダントツなんだよなぁ。温泉で混浴場面なんて心の垣根が取っ払われたようなイチャイチャの楽しさがあるし。きっとモニターに向かってニヤニヤしてる自分がキモイです。

とりあえず、先ほどトドワラ・ナラワラで樹ちゃんとお別れしてきました。泣けて泣けて涙が止まりません。やっぱこのゲーム、迂闊にやっちゃダメだなぁ。静かに消えて無くなりたいとか、自殺願望助長するかのごとく、実生活に支障きたしそうなことばかり考えてしまいます。これが「終わった後のぶり返し」ってやつです。



そーいや今日のガンダムOOでもアニューさんが死にました。残されたロックオンさんは泣いてました。こいういう恋愛破綻場面は今は見たくなかったなー、あの障害が多そうな二人こそ最後にくっついて欲しかったんだが。ゲームとアニメのダブルパンチで当分はお別れ場面が苦手になりました。

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