続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

メタルフィギュアのままだと自分の内側に組み込めない

2021-12-26 07:12:40 | D&D4版 キャンペーン回想

長いこと仲間内で卓上ゲームの長期キャンペーンを続けていますが、自他の温度差を感じます。参加時の感覚がおそらく「端末」だからと思います。自室内にある自分帝国から外部へ出る時に、専用化した外装を付け替える感覚が近いです。
コロナ前の実際に皆で卓を囲んで遊んでいた頃、卓上に広げた戦場マップに3cmほどのメタルフィギュアを置いて、それを自分のコマとして動かしていました。そのコマが自キャラの器に少々足りなく感じていました。情景オブジェとして十分だけど、可動しないからね、ポーズ決められないのよね。
引越した時に荷物の梱包開封をしながら思ったのが「自分はゲーマーじゃないな」という認識。30年くらい続けてる趣味なのに関連資料や備品をほとんど所持していない。参加してたキャンペーン用のメタルフィギュアがトロフィーのように数体並んでいるだけで、その関連する背景に繋がる品物はまるで無い。怪獣・ロボット玩具が溢れるほど並んでいる環境で、30年歴の趣味へ向ける意識があまりに淡白。これはゲーム側へ興味が薄いのではなく、ゲーム駒は自分の規格と合わないので、それ用にキャライメージを「端末」化して出張させているせいです。キャラシートは端末。自室内に並んでる10cm~16cm程の立体が本体。
2017年の参加キャンペーンは自キャラが最期にロボ化し、仲間ウケは悪かったのだが他所の規格サイズである3cmのメタルフィギュアから、13cmの可動フィギュア化したので、当時の使用キャラは自分世界のレギュラー規格へ到達したわけで、ようやく自室内の怪獣・ロボット棚に同列として並ぶ「うちの子」へなれたのです。