以下引用 北海道新聞 09/01 https://www.hokkaido-np.co.jp/article_photo/list?article_id=129316&p=801498&rct=n_hokkaido
【石狩】石狩翔陽高3年長谷川幹奈(かんな)さん(17)=札幌市北区=が「第34回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(全日本ろうあ連盟など主催)で1位に輝いた。聴覚障害があるため人工内耳を装用しており、普通高校への入学を決めた思いや、家族や友人ら周囲への感謝の気持ちなどを手話と大きな声で情感豊かに表現した。長谷川さんは「自分の考えが大舞台で評価されてうれしい」と喜んでいる。
長谷川さんは1歳から人工内耳を装用するが、聴力は十分でなく「会話は苦手」。幼稚部から聾学校に通い手話を学んだが、新たな場で挑戦しようと普通高校への入学を決めたという。
コンテストは8月26日、東京都内で開かれた。応募があった全国84人の中から、作文や映像などの1次、2次審査を通過した10人が出場。道内唯一の選出で、他の9人は健聴者だった。弁論しながら手話で主張を伝える形式だが、手話と日本語は文法が異なり「日本語と英語を混ぜながら話すような難しさ」(同校)という。
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