耳が聞こえない、聞こえにくい人たちが、安心して使える「電話」があることを知っていますか? 「電話リレーサービス」と呼ばれています。インターネットの発展によって、技術的には、情報の利用もバリアフリー化が可能になってきました。一方で、普及にはまだ課題があるようです。「電話リレーサービス」を求める当事者の取材を進めると、電話を使えないことで、聴覚障害者が日常的に様々な困難に直面し、命が脅かされる事態さえ起きていることが明らかになってきました。(社会部記者 小林さやか)
1月18日(金)、NHK「おはよう日本」に電話リレーサービスの現状と普及への課題についての特集が放送される予定です。