JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「ラ・ヨローナ ~泣く女~」

2019-06-20 | 映画(DVD)
「ラ・ヨローナ ~泣く女~」2019年 米 監督:マイケル・チャベス
The Curse of La Llorona

1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは子どもたちが危険にさらされているという、ある母親からの助けを無視してしまうが、それは泣き声を聞いた子どもが必ず連れ去られてしまうヨローナの呪いだった。そして、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。

中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」を題材に、「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン製作で描くホラー。



これは怖かった!ラテンアメリカ悪霊。いや、悪霊の恐ろしさじゃなく、演出か?
基本、威かし系怖さのホラーは好きじゃ無いんだが、本作は虚仮威し感は無い。何べんもビクッとさせられた。前半が特に良い。後半もホラー・エンタメで悪霊との対決楽しめる。



「ある母親からの助けを無視する」というのは誤解を招くので補足するとラ・ヨローナの呪いから子供たちを守ろうとしている母親の行為を軟禁虐待と判断し、子供たちを救出してしまったがために、その子たちが水死体で発見されることになってしまったのだ。



怖いので何処か笑いを探しながら。無理から笑いとあとは霊媒師の「ジャジャーン」からスーマラの「テッテレー」を連想して.....
あそこの字幕は「テッテレー」にして欲しかった。





妹の子役の気だるさはgood!
でも終盤はその個性がいかされてなく残念。



他の子役たちも可愛らしいのも悲惨な効果。
呪い伝説の元になるラ・ヨローナのラテンな子供。
ラ・ヨローナは愛する夫に浮気をされ、嫉妬に狂った結果、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまうのだった。



ソーシャルワーカーとして活躍していた母親が、少し見下していた若き後輩ワーカーに虐待を疑われるというのもなかなかのシチュエーションだが、ホラー作品の本作ではその辺りはサラッと・・・









「泣く女」
ピカソ、西村昭五郎に続いてマイケル・チャベスの名を憶えておこう。





ヒューマントラストシネマ渋谷

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