JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「Motherhood」「ストレージマン」

2023-06-24 | 映画(DVD)
「ストレージマン」2022年 監督:萬野達郎 39分

自動車工場に勤務していた森下はコロナショックの煽りで派遣切りにあい、職を失ってしまう。社宅を追い出され、再就職先も見つからないうえに、妻・晶子の両親から離婚を切り出された彼は、娘の養育費を貯めるためにアルバイトに奮闘し、その過程で妻と瓜二つの女性・由美子と出会う。住む場所も失い、心身ともに追い詰められていた森下は、トランクルームの小さな一室で最低限の生活をスタートさせる。


昨年末舞台挨拶付き先行上映会。俳優しじみも登壇するという事で行った。


高橋伴明作品よりストレートで明解な気がした。
窮地に陥っても忘れちゃならない物があり、明るい明日は糞プライドを捨てられるかにかかる。ラスト、マスクごしの後輩・矢崎広の表情にドッキドキ。

アフタートーク
本作のキャスティングの良さをとても感じられたのでさらにしじみが惜しい。






いかにもダメそうで頼りない風貌の連下浩隆
クレマチスの窓辺でも良かった瀬戸かほ、謎のゴスロリ少女と渡辺裕之の娘であり連下浩隆の妻という複雑な心境を演じた。
狭い空間に巨体米本学仁を配するキャスティング
ぱいせん好きの監督。
ぱいせん役の渡部直也www
ロケ中に出会った本物。カメラに納まっていないが確実に居る。

しじみはいったい何処で出てくるのだろうと待ちわびていると、またしても「これだけかいっ」の贅沢使い。
しじみのキャスティングが事情によって瀬戸かほの二役に変更され、それが功を奏しているようだったが。しじみとしては損したかな。と応援者としてはモヤモヤ気分。
それでも登壇のしじみは前向きで、監督からもしじみリスペクトが感じられたので、まあ、良かったのかな。と・・・

池袋HUMAXシネマズ
2022年12月







年が明けて俳優しじみが出産子育て中であるという大変目出度いカミングアウト。
事情を知ったうえで再鑑賞してみたい。いや、何しろ未鑑賞短編「Motherhood」との同時上映を切に願っていた。

同時上映がシネマロサで実現(当然でしょ)
大雨の中を付いて最終上映。







「Motherhood」2019年 監督:萬野達郎 19分

2018年、妊娠6ヶ月の坂口美彩は神社の階段から転げ落ちた拍子に、1994年にタイムスリップしてしまう。 精神病院に強制入院させられた美彩は、未来からやって来たと必死に主張するが、誰にも信じてもらえない。



20分の短編を承知の上の鑑賞だったが、もうしじみが福島の事言い始めたあたりから短編である事が惜しいと思うほどのワクワク鑑賞。
タイムスリップSFの形態を借りて抉る。何故1994年か、その衝撃。
連続上映の40分作品「ストレージマン」よりしじみの出番や演技か堪能できる。



「ストレージマン」

Motherhoodから間髪入れずの連続上映の形態が良い。初見以上に作品の良さを味わえた。
Motherhood出演の方亡くなられてたのか。
ユミコテラダンスさんとストレージマンの青空。

萬野達郎監督の長編が見てみたくなる。



上映後舞台挨拶で劇場掲出パネルプレゼントじゃんけん大会やってたっけど、しじみのパネルは出されなかった。しじみ登壇日に見受け先決まってたのかな?











池袋シネマロサ
2023年6月

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