JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

テッド・Y・フルモト 「バンクーバー朝日」

2015-01-19 | BOOK
「バンクーバー朝日」テッド・Y・フルモト 日系人野球チームの奇跡

100年前のカナダに、伝説の日系人野球チームがあった。その名は「バンクーバー朝日」。過酷な労働と貧困、人種差別に苦しむ日系人にとって、彼らは唯一の希望の光だった。日系人排斥暴動をのりこえて力をつけ、あくまでもフェアプレーを貫きとおす選手たちの情熱は、徐々に白人たちの心も動かしてゆくのだが・・・。カナダNo.1になるまでの実話を描く感動のストーリー!

物足りなさのあった映画の帰り、もっと日系人の人種差別の面を深く知りたいと思い早速購入。
久しぶりの読書。
まず大きな間違いとして、この本が映画の原作だと思っていた事。題材が同じというだけで全く別のストーリー。

・・・それで、
読んでみて映画の脚本に関する評価が大きく上がった。
むしろこちらの読み物の方が野球に重点が置かれ人種差別問題に関しては浅い。
では、野球の魅力といった側面が優れているかと言うとそうでも無い。
チーム結成に向けメンバーが集まってくる。チーム作りの面白さになんかは、野球に興味を持ち始めた少年が読めばさぞや面白いだろうな。
要するに少年向けの読み物感。

それに映画と違って、女性がほとんど出て来ません。

章立てがイニングで表現されているけど何故かイニング7まででエピローグに行っちゃう。このイニング7が打者2順くらい長い。

うちの子は野球に全く興味が無いので譲り渡す事もない。綺麗なうちに速攻BOOKOFF。

マンガで「バンクーバー朝日軍」というのがあるので、そちらの方が脚本に近いのかも。でも、マンガを確認しようとは思わない。



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