JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

マイネタ帳(31)立川談志

2011-12-31 | 落語
7代目(ただし自称5代目)立川 談志(1936年(昭和11年)1月2日 - 2011年(平成23年)11月21日)は、落語家、落語立川流家元。本名、松岡 克由(まつおか かつよし)出囃子は木賊刈り。

学生時代、短い期間に追っかけの如く集中して高座を聴く事ができた。
ネタ帳
その落語家の聴いたネタを記録しておいたのだが、愚かな事に初めて触れた高座の記録しか取っていなかった。
その落語家で2度目以降に聴いたネタは記録していない。
せめて、立川談志師匠のネタだけでも聴いたもの全て記録しておくべきだったとつくづく思うのだが、仕方ない事。

粗忽長屋 昭和54年6月9日 若手花形落語会(本牧亭)
反対車  昭和54年6月19日 紀伊国屋精鋭落語会
風呂敷  昭和54年7月25日 落語研究会
黄金餅  昭和54年9月12日 志ん生プレイバック
付き馬  昭和54年9月14日 池袋演芸場
子別れ(上・中)昭和54年9月17日 池袋演芸場
明烏   昭和54年9月20日 池袋演芸場
五貫裁き 昭和54年9月28日 鈴本演芸場
お化け長屋 昭和54年9月28日 東横落語会
品川心中後日譚 昭和54年10月16日 談志独演会
猫久    昭和54年10月16日 談志独演会
化物遣い  昭和54年10月16日 談志独演会
兵庫舟   昭和54年10月29日 東横落語会
八百屋   昭和54年11月12日 池袋演芸場
文七元結  昭和54年11月14日 池袋演芸場
鼠穴    昭和54年11月15日 池袋演芸場
三軒長屋  昭和54年11月16日 池袋演芸場
木乃伊取り 昭和54年11月18日 池袋演芸場
らくだ   昭和54年11月19日 池袋演芸場
権兵衛狸  昭和54年11月20日 池袋演芸場
よかちょろ 昭和54年12月3日 文楽プレイバックⅡ
富久    昭和54年12月22日 花王名人劇場
芝浜    昭和54年12月27日 談志独演会
権助提灯  昭和55年3月24日 鈴本演芸場
代書屋   昭和55年5月2日 池袋演芸場
慶安太平記 昭和55年5月5日 池袋演芸場
二階ぞめき 昭和55年5月8日 池袋演芸場
芝居の喧嘩 昭和55年5月19日 池袋演芸場
め組の喧嘩 昭和55年5月22日 芝談志落語会
へっつい幽霊 昭和55年6月23日 花王名人劇場
雑俳    昭和55年6月23日 花王名人劇場
洒落小町  昭和55年8月27日 東横落語会
鉄拐    昭和55年9月30日 東横落語会
紺屋高尾  昭和56年3月31日 東横落語会
六尺棒   昭和56年7月30日 東横落語会
品川心中  昭和58年2月18日 東宝名人会
たがや   昭和59年8月29日 東横落語会
道具屋   平成15年3月4日 北とぴあ独演会
笠碁    平成15年3月4日 北とぴあ独演会
疝気の虫  平成17年3月4日 談慶真打昇進
慶安太平記 吉田屋の焼き討ち 平成17年6月11日 立川談春大独演会

社会人になるとそうそう追っかけが出来なくなってしまった。
やがて落語協会脱退騒動を経て、気楽に寄席で談志師を聴くことができなくなった。
再び落語熱がくすぶりだした頃にはある程度の努力をしないとチケットが手に入らない状況となり、そういのは談志師匠であってもやっぱり荷なんだよなぁ。ごめんなさい。
もっともっと聴いておけば良かったと思うのは名人を失った時に常に思う事。仕方がないのです。

でも、ばりばりの40代の頃にこれだけ聴けたのは宝です。
ご本人の落語だけでなく、アダチ龍光先生を池袋に引っ張り出してくれた夜、三平が亡くなった直後に、高座で三平を復活させてみせてくれた鈴本、賭博で干されていた月亭可朝をゲストで出した、あの高座、などなど。寄席演芸の素晴らしさを沢山勉強させていただきました。

ネタを並べてみて気づいたんですが
「ぞろぞろ」が抜け落ちている。何度も聴いた噺のはずなんだが・・・、多分記載漏れなんでしょう。

また家元は独特な文字で数々の御託を残しておられます。



「落語なんざぁ 家元が居るか居ないか・・・の問題である 立川談志」

これはCDBOX特典の湯飲みに書かれている物。

年に数回、落語を聴きに行くわけだけれども、それは直接、談志落語を聴けなくとも落語会に談志の存在があったればこそ、足を運んでいたというのは確かにあります・・・。

最後にお姿を拝見したのは
2010年3月

地下鉄上野広小路駅を歩いてらっしゃいました。
その歩行が彦六師匠と言っては大げさかもしれないが、実に弱弱しくゆっくり歩いてらして、茫然と見送ってしまい、寂しい気持ちになったもんです。

愛染恭子の未亡人下宿

談志師匠、お疲れ様でした。



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