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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

DVD 「逆噴射家族」

2008-12-29 | 映画(DVD)
「俺の家族を治せるのは俺の愛情だけバイ」

実はこれ年末年始DVD三昧(2007-2008)の残骸、蔵出し。
何故これ借りたのかよく解らんが・・・

「逆噴射家族」1984年 ATG 監督:石井聰亙

小心で真面目なサラリーマン、小林勝国(小林克也)は長期ローンで夢のマイホームを手に入れた。家族はみな勝手気ままだったが、それなりに幸せだった。だが、郷里から勝国の父・寿国(植木等)が舞い込んできてから、家のなかがギクシャクしはじめ、やがて、それぞれの心に眠っていた狂気が暴走する……。

ノイローゼ気味の家族を気遣っていた父親、彼もまた・・・という展開。
逆噴射は日航機事故から来た流行語だ。それから20数年。更にポピュラーな病気になりました。メンタルヘルスケアなんて言葉まで・・・精神医学の進歩が生んだ病気とも。身の回りにも随分見受けられ、そのうち花粉症のように珍しくなくなるんでしょうか。

倍賞美津子のお母さん絶品。自分にリボンをつけてのプレゼントは勘弁して欲しいが、パンツも見せてくれるし、何と言っても修羅場の後の
「朝ごはんにしようか」に痺れたね。

それに引換え植木屋は・・・相変わらずの軽い乗りでの祖父役ではあるが・・・
野球をやっていた小学生のボールが転がってきたのを拾い、小学生にぶつけて
「天罰覿面!」
そこには「日本無責任時代」で屋上バレーボールのボールが飛んできたのを受け取ってポイっと捨ててしまう痛快さはなく後味が悪い。
ただ単にボールをぶつけられた小学生にHero-Nを重ね合わせて(似てんだよね)見ていたからか?・・・だとしたら、いかんなぁ。

年末年始DVD三昧(2007-2008)その10

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (gs)
2008-12-29 21:09:53
石井映画で一番好きです。有薗さんと工藤さんが素晴らしく描かれています。植木さんはミスキャストでした。とにもかくにも工藤さんの「グプぅ~」が日本映画史に残ります。
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キャスト (imapon)
2008-12-29 23:27:33
そうですね。この映画について有薗さんと工藤さんを避けて通ってはいけませんでした。工藤夕貴の女子プロレスが痛そうで良かったです。本来アントン元妻の方が強そうだけど。
返信する

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