「談志映画噺」立川談志・著 朝日新書
立川談志、初めての映画の本。
これは映画の本である前に立川談志師の芸です。
語り部の家系と呼ばれてご本人も気に入っている様子で、記憶をたよりに飛ばしまくってくれる家元。家元、資料というものを見ないから、記憶の怪しいところもある。大きな間違いは編集者がチェックしてくれているかな。
師匠の芸の中に羅列の妙というのが確かにあって笑点から続くお遊びなどでも、知っている事は何でも言わなければ気がすまないと羅列しまくる。そのリズムが心地良かったりする。
家元の高座を最後に観たのはいつだったか、随分ご無沙汰してしまっている。聞く所によるとかなり声の調子が悪く往年の芸からは遠いとか。陳平とのTVでも声の不調は痛ましい。声以外はご本人、いたって元気そうなんですけどね・・・
本にしてくれたおかげで、読みながら、頭の中は全盛時の声と調子が蘇る。あの以上に細いスラックスで高座から語られているようで嬉しい。
当然、アステアの話が多い。何を隠そう私はフレッド・アステアという人、談志師の高座から名前を知った。まともに映画を観ていません。
今度観てみます、必ず・・・
意外とマルクス・ブラザースにも長くページを割いてくれています。もちろん永田キングとかにも触れて。
古い映画ばかりでなく新しい(最新ではないですけど)にも触れてくれています。
「ぞろぞろ」の時に褒めていた「オー!ゴッド」も・・・
映画ファンにとって満足するかどうか(私はほとんど観てない映画でしたので)は解りませんが、談志ファンには堪らない一冊であります。
あぁ「ワンダとダイヤと優しい奴ら」・・・・年内に借りてみるずお~っ!
巻頭のポスター・ギャラリーも嬉しい。
イースター・パレード(1950年)出演:フレッド・アステア、ジュディ・ガーランド、アン・ミラー
立川談志、初めての映画の本。
これは映画の本である前に立川談志師の芸です。
語り部の家系と呼ばれてご本人も気に入っている様子で、記憶をたよりに飛ばしまくってくれる家元。家元、資料というものを見ないから、記憶の怪しいところもある。大きな間違いは編集者がチェックしてくれているかな。
師匠の芸の中に羅列の妙というのが確かにあって笑点から続くお遊びなどでも、知っている事は何でも言わなければ気がすまないと羅列しまくる。そのリズムが心地良かったりする。
家元の高座を最後に観たのはいつだったか、随分ご無沙汰してしまっている。聞く所によるとかなり声の調子が悪く往年の芸からは遠いとか。陳平とのTVでも声の不調は痛ましい。声以外はご本人、いたって元気そうなんですけどね・・・
本にしてくれたおかげで、読みながら、頭の中は全盛時の声と調子が蘇る。あの以上に細いスラックスで高座から語られているようで嬉しい。
当然、アステアの話が多い。何を隠そう私はフレッド・アステアという人、談志師の高座から名前を知った。まともに映画を観ていません。
今度観てみます、必ず・・・
意外とマルクス・ブラザースにも長くページを割いてくれています。もちろん永田キングとかにも触れて。
古い映画ばかりでなく新しい(最新ではないですけど)にも触れてくれています。
「ぞろぞろ」の時に褒めていた「オー!ゴッド」も・・・
映画ファンにとって満足するかどうか(私はほとんど観てない映画でしたので)は解りませんが、談志ファンには堪らない一冊であります。
あぁ「ワンダとダイヤと優しい奴ら」・・・・年内に借りてみるずお~っ!
巻頭のポスター・ギャラリーも嬉しい。
イースター・パレード(1950年)出演:フレッド・アステア、ジュディ・ガーランド、アン・ミラー
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