室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

6月・三金会

2011-06-22 12:39:30 | Weblog
6月17日は、経済学者・黒澤清一先生を囲んで『白熱討論』を目標とする《三金会》がありました。

今回は、前日に道産酒の会が行われた日本橋三越特別食堂です。

        先ずは美味しいランチを頂きます。

        

        紅シャケのぬたのような右上の丸い小鉢が最高に美味しかったです。これにご飯とお汁が付きます。

        それと、お酒。近頃、頭痛にならない魔法を手に入れたワタクシ。安心して飲めます。(少しですが・・)

        ”魔法” については、いずれ告白します。


        

        


黒澤先生の「第三の”敗戦” にならないように、歴史に学ぶべき」というお話に一同、聞き入りました。

「消費税を増税すれば、必ず景気が悪化して、日本経済はどん底になる」とおっしゃっていました。

残念ながら『白熱・・』前に、時間切れで退席しなくてはならなかったのですが、一番印象に残ったのは、「社内で英語ができる事を知られてはならない」という話題でした。

英語スキルだけではないのでしょうが、”能ある鷹は爪を隠す” 事に脳を使わなければならない世界。会社を良くする為、社会を良くする為、日本の為、世界人類の為に『良かれ』とする事が、僻み、嫉妬を買い、上司や周囲から排斥される世界。

エリートの方々ほど、そういう世界でご苦労をなさっているのですね。

言葉で言わなくても音で全て分かってしまう、”本音” の世界にいるワタクシには、想像できないストレスが存在するらしい・・、という事を学習しただけでも、この日の収穫だったと思いました。


それで楽天とか、ユニクロのように、英語ができて当たり前の「出来ない者はいられない」宣言が必要だったのかもしれませんね。

「そこまでしないと社会の通例が変えられない」という事、いっぱいあるんでしょうね。



大震災が起きて3ヶ月以上経っても、「一つになろうニッポン」のかけ声も虚しい、国会の足の引っ張り合い。

誰も国民の為に政治家になった人はいないのか・・?と思うほどです。

こんなに貶められている総理大臣も珍しいけれど、でも、それなら今までの総理大臣で誰が上等だったというんでしょう?

結局自民党の金権、金満体質に過ぎなかった鳩山由紀夫。

漢字をまともに読めない麻生太郎。

突かれて危うくなって、体調を壊したことにして逃げた安倍晋三。

「自民党をぶっこわす」と言ってクリーンなイメージで人気者になった小泉純一郎は、ブッシュのポチに過ぎなかったのに、二者択一で”分かりやすい” とアホな国民を騙した。

それ以前は、”通例”を守り続ける自民党の、何も変えられない歴史。

その中で、薬害エイズ問題で厚生省の責任を認めて、風穴を開けたのが菅直人でした。だから期待したのに・・。

無責任なマスコミの「小沢さんについては?」という質問にまんまとひっかかって「しばらく静かにしてて頂いて」と答えたのが全ての始まりで、オッチョコチョイぶりの露見を呈してしまった。ツッコミを受けるスキを見せてしまった。

それからは、マスコミは引きずり下ろしの方向に決めてしまい、擁護意見を言おうものならバカにするのみ。


自民党議員が「菅さん、あなたがやっているから復興が進まないのです」と何度も言ってましたが、他の人に変わったら協力するんですか? 次に出てきた人をまた引っ張り下ろそうとするんでしょ? 

妨害活動ばかりしてる間に、これからの日本のエネルギーバランスをどういう方向に持っていうべきなのか、研究して提示し、原発神話を推し進めてきた事への反省、自己批判をすれば、「自民党は変わった」と信用できるようになるのに・・。



・・・こんな事を、元エリートの世の中を動かしていらした《三金会》の皆さんの前でのたまわっても、「世間知らずのアマちゃんが・・」と相手にされないかもしれませんが、せめて今後の見通し、誰ならマシにやれそうか、黒澤先生に伺える時間まで帰らずにいたかった・・。








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