室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

夏と秋の狭間

2010-09-23 18:21:17 | Weblog
昨日は、暑かった。

ロサンゼルス在住の従兄弟が一時帰国。

新橋駅で待ち合わせ、一年ぶりに会った。
ビジネスマンでごった返す時間を少しずらして、検索しておいた『初島』というカウンターのみの飲み屋のランチに行った。新鮮なお刺身四切れ、焼き魚、煮魚を半分こずつ、香の物、大きめのお茶碗に白米、おみおつけ・・、どれも誠意のこもった美味しさで、満足の¥950。

銀座方面へ。アメリカで合唱団や声楽アンサンブルで歌っている従兄弟は、日本やや古めのポップスを三声部にした楽譜が欲しいというので、ヤマハへ行くことにする。が、暑くて、博品館でしばらく涼む。

そしてリニューアルして以来初めて、ヤマハ銀座店に行った。1階のエントランスは、インフォーメイションと、キーボードの展示程度でがらんとしている。4丁目の山野楽器みたいに、登りエスカレーターで上の階へ進む設計になった。

従兄弟の希望に合った楽譜と、私はシベリウスのオケ・スコアを購入。

鳩居堂を少し覗いてから、やはり最近リニューアルして話題になった三越銀座店に入った。暑いので少し歩くと、すぐエアコンの効いている建物内に入りたくなる。

料理好きの従兄弟に付き合ってデパ地下をぐるぐる廻ったけれど、結局何も買わなかった。

それから、神保町に移動して、行ってみたかったレコード喫茶へ。

白山通りを逆方向に歩いてしまい、かなり遠回りになってしまったが、辿り着いた。


             

ウナギの寝床のように奥へ細い通路があるお店。突き当たりに、人が何人も入れそうな巨大なスピーカーが対になって置かれてある。決してうるさい音量でなく、心地よい自然なサウンドに包まれる。


             


壁はカウンターになっており、好きな資料を手にとって見られる、ちょっとしたライブラリーの雰囲気。もちろん、CDやLP、 DVD 等を輸入販売している。

趣味で開いているようなお店だが、夜は曜日によって音楽のジャンルを分けてお客さんを集めており、10月からLIVEを始める予定だそうだ。なかなか変わった空間だった。



そして、今日、秋分の日は朝から雨。ぐんと気温が下がってハッキリと季節が変わった感じ。
都内に仕事に行ったけれど、夕方になると、シルクの長袖のカーディガンを羽織っても涼しかった。

先週の滝野川会館でのコンサートからあっという間に一週間が過ぎた。
本格的に、秋のシリーズの準備をしなくちゃなー。