室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

第212回道産酒の会

2010-09-10 22:13:01 | Weblog
北海道に縁があり、北海道を愛するお酒好きの名士の皆さんによる《東京道産酒の会》が、夏休みの後の二ヶ月ぶりに行われました。

             

大島会員の元気な「ヤーッ!」でスタートです。


年8回の会なので、8の倍数出席された方を讃える『功労賞』発表。

             


新入会員のご紹介。自己紹介の井上会員。

             


今回のメイン・スピーカーは前回の利き酒で関白殿下に表彰された棚沢さん。心優しい国民性のフィリピン人。看護士の研修に来日して3年以内に試験に合格しないと日本で働けないので一生懸命勉強している話など、テレビで紹介されたりしていますが、実はよその国では看護士さんのステイタスは高く、お給料も日本に比べて大変良い条件で働ける国がいくらでもあって、最近では日本での研修システムに魅力を感じる傾向ではなくなっているそうです。

             

逆に、日本から老後をフィリピンで暮らす『ロングステイ』が魅力的であることが分かり、棚沢さんはフィリピン各地のお勧めエリアを紹介なさっているそうです。

観光地としても人気の暖かく住みやすいフィリピンの島々。戦前にはアジアで最大規模の日本人街があったという、日本とは歴史的に浅からぬご縁のある土地柄。移住先として以前話題になったオーストラリアやスペインと比べると物価も安く、暮らしやすい・・・。新発想の『ロングステイ』 「未知の土地での不安に欠かせない安心保証は、是非保険で」と流石、保険会社にお勤めだった棚沢会員の、心優しい素敵なお人柄がにじみ出るお話でした。


いつもにも増して、とても美味しかった北海道産食材によるお料理の数々。

    

もろこしすり流しに感動! ありがたい、今年は貴重な秋刀魚塩焼き

    

初めて電車で行ったので北海道産の地酒頂きました。南瓜まんじゅうはアップで。

    

食べ応えのある蟹甲羅揚げ。好物の鮭親子ご飯と豚汁。じゃが芋餅入り。


楽しく談笑した後は、お誕生月の方のご紹介に続いて、お楽しみ『利き酒大会』



各テーブルへのお土産がかかっていますから、応援も熱が入ります。

勝ち残られた強者のお三方。真ん中の工藤さんは、一度退会されてからの嬉しい再入会。



なかなか決着がつきませんでしたが、九回戦まで行って勝利を手にされたのは慶田さん。


関白殿下の装束にお召し替えの間に、歌手の北川智子さんのリード、私が伴奏させて頂き、皆さんで『小さい秋みつけた』を歌って頂きました。演奏もご用意していましたが、時間の関係でまた・・。


さて、今年2回目の関白殿下位の慶田さんが登場されて、関東一本締めでお開きです。



表彰担当の森会員がお読みになる表彰状の文面に「並外れた味覚と運の強さにより・・」とあり、いつも皆さんの爆笑を買うのですが、私はそれに「酒の強さ」を付け加えたいと思います。九回戦まで進まれるとは、いったいどれだけ飲まれたことでしょう? それでも尚かつ、正気を保っていらして〆のご挨拶も立派になさった慶田さん。スゴすぎます。

ところで、その慶田さんの素晴らしいブログをご紹介させて頂きましょう。

  http://keida.cocolog-nifty.com/kaseda/

趣味人として、社会に関わる一個人として、素敵な情報を発信し続けていらっしゃるカッコイイ生き方です。慶田さんのブログを読んで、大方の映画を観た気になってしまいます。