木曜日に2回目のリハーサルを行いました。今回は、上野の文化会館のリハーサル室。
「本番より、リハーサル室が立派」ともっぱら言われております。
前回来られず、初めて来た方も。
今回は欠席の方も。
色々で、なかなか全員は揃いませんが、皆さんそれぞれオーケストラに慣れているので、雰囲気できあがってきました。
あと1回リハーサルして、その翌日が本番です。
これで、あとはもう1曲・・。えっ!? この期に及んでまだ? って感じですが、オープニングの曲がまだ出来てなくて。
SHOULD I?
昨夜になって、英語の達人・JUNKO 嬢に歌詞を訳して頂きました。
「僕の気持ちを明らかにするべきかい?
キミの事を愛してると告白すべきかい?
月明かりの下、声に出して言うべきかい?
一番甘い話をしていいかな?
そう懇願していいかな?
それは図々しすぎるかな?・・・・・」
んー、恋の始まりのスイートな歌なんですねー。JUNKO 嬢、ありがとー。
ポール・ホワイトマン楽団の演奏をなるべく忠実にコピーした上で、当楽団の編成に合わせて、カスタマイズ+ちょいと独自の遊び心を加えて譜面作りしております。歌手はいないし、ハープやビオラ、チェロ、ホルンもせっかくいるし・・、ってな感じです。
実は、私は『完全コピー再現』そのものに拘るつもりはありません。と言ってもハナっから無視している訳ではありません。
よく江戸時代の絵画や建築物の技法を再現しようと、材料や道具を工夫したりして探る実験をやっているでしょう?
あれで、そっくりの絵を描いて、学術的に価値はあるかもしれないけれど、作品にはならないでしょう。
バロックの古楽器による再現演奏も、ただ忠実に再現しているところで留まっては面白くありません。もちろん、かなりのレベルまで再現する事で、本物に近づいて、そこから当時の人々の感覚、喜びを得ること、それこそが重要なんだと思っています。
タンゴも同じ。先日観た映画『アルゼンチン・タンゴ/伝説の巨匠たち』で、一番感銘を受けたのは、彼らが自分たちの音楽を生み出す心意気でした。
ローリング・トゥエンティ・ジャズ・オーケストラも同様です。かなりの所まで、当時のサウンドに近づいたら、今度は当時の人々の『音楽を愉しむ気持ち』の方を優先していいんじゃないか、と思っています。つまり、今ここに生きている私たちが音楽を愉しめる事、です。
まあ、問題は、『どういう状態だと愉しめるのか』ですが・・。
今年の暑い夏、かなりの時間を要して、このコンサートの準備をしてきました。家族に「いったい何のためにやっているの?」と言われながら。改めて考えてみると、自分の《ミュージシャン魂》かな、と思います。
演奏に参加して下さる面々もそうじゃないかな? リーダーの人徳もあると思いますが、《自分たちの》オーケストラをやる事に、皆さん愉しそうです。
こんなオーケストラ、あんまり無いんじゃないかなー。
良かったら見に来てください。9月16日、夜7時、上中里の滝野川会館です。
このリハーサルの日は、夜『道産酒の会』を控えて、キーボードを運搬しなければなりませんでした。リハが終わってから車移動では間に合いそうになかったので、電車を使うことにして、小さめのポータトーンと、楽譜などの詰まったキャリーバッグの2つを転がして行きました。
なるべく階段の無いルートを考え、バリアフリーの有り難みをひしひしと感じながら、でも最寄りバス停からの上り坂では「鍛錬になるなー」と自分に言い聞かせつつ、長い一日転がして帰って来ました。
後で見ると、手首や足首に青タンがいくつか・・。日常的に運搬しなければいけない楽器の方々はさぞや大変なんだろうなー、とつくづく思いました。
皆さん、おつかれ様でした。
「本番より、リハーサル室が立派」ともっぱら言われております。
前回来られず、初めて来た方も。
今回は欠席の方も。
色々で、なかなか全員は揃いませんが、皆さんそれぞれオーケストラに慣れているので、雰囲気できあがってきました。
あと1回リハーサルして、その翌日が本番です。
これで、あとはもう1曲・・。えっ!? この期に及んでまだ? って感じですが、オープニングの曲がまだ出来てなくて。
SHOULD I?
昨夜になって、英語の達人・JUNKO 嬢に歌詞を訳して頂きました。
「僕の気持ちを明らかにするべきかい?
キミの事を愛してると告白すべきかい?
月明かりの下、声に出して言うべきかい?
一番甘い話をしていいかな?
そう懇願していいかな?
それは図々しすぎるかな?・・・・・」
んー、恋の始まりのスイートな歌なんですねー。JUNKO 嬢、ありがとー。
ポール・ホワイトマン楽団の演奏をなるべく忠実にコピーした上で、当楽団の編成に合わせて、カスタマイズ+ちょいと独自の遊び心を加えて譜面作りしております。歌手はいないし、ハープやビオラ、チェロ、ホルンもせっかくいるし・・、ってな感じです。
実は、私は『完全コピー再現』そのものに拘るつもりはありません。と言ってもハナっから無視している訳ではありません。
よく江戸時代の絵画や建築物の技法を再現しようと、材料や道具を工夫したりして探る実験をやっているでしょう?
あれで、そっくりの絵を描いて、学術的に価値はあるかもしれないけれど、作品にはならないでしょう。
バロックの古楽器による再現演奏も、ただ忠実に再現しているところで留まっては面白くありません。もちろん、かなりのレベルまで再現する事で、本物に近づいて、そこから当時の人々の感覚、喜びを得ること、それこそが重要なんだと思っています。
タンゴも同じ。先日観た映画『アルゼンチン・タンゴ/伝説の巨匠たち』で、一番感銘を受けたのは、彼らが自分たちの音楽を生み出す心意気でした。
ローリング・トゥエンティ・ジャズ・オーケストラも同様です。かなりの所まで、当時のサウンドに近づいたら、今度は当時の人々の『音楽を愉しむ気持ち』の方を優先していいんじゃないか、と思っています。つまり、今ここに生きている私たちが音楽を愉しめる事、です。
まあ、問題は、『どういう状態だと愉しめるのか』ですが・・。
今年の暑い夏、かなりの時間を要して、このコンサートの準備をしてきました。家族に「いったい何のためにやっているの?」と言われながら。改めて考えてみると、自分の《ミュージシャン魂》かな、と思います。
演奏に参加して下さる面々もそうじゃないかな? リーダーの人徳もあると思いますが、《自分たちの》オーケストラをやる事に、皆さん愉しそうです。
こんなオーケストラ、あんまり無いんじゃないかなー。
良かったら見に来てください。9月16日、夜7時、上中里の滝野川会館です。
このリハーサルの日は、夜『道産酒の会』を控えて、キーボードを運搬しなければなりませんでした。リハが終わってから車移動では間に合いそうになかったので、電車を使うことにして、小さめのポータトーンと、楽譜などの詰まったキャリーバッグの2つを転がして行きました。
なるべく階段の無いルートを考え、バリアフリーの有り難みをひしひしと感じながら、でも最寄りバス停からの上り坂では「鍛錬になるなー」と自分に言い聞かせつつ、長い一日転がして帰って来ました。
後で見ると、手首や足首に青タンがいくつか・・。日常的に運搬しなければいけない楽器の方々はさぞや大変なんだろうなー、とつくづく思いました。
皆さん、おつかれ様でした。