室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

ジャズ三昧

2007-04-17 01:10:47 | Weblog
先週は木曜日、土曜、日曜日・・と続いてジャズをやりました。
 木曜日は、”道産酒の会”という北海道に縁のある名士にして飲兵衛の方々の集いで、北海道出身の、クラリネットの後藤雅広さんを中心に、アコースティック・ギターの阿部寛さん、ウッドベースの小林真人さん、という最強のトラッド陣で固めて、そこへわたくし、クラビ・イクミが乱入。いや、お邪魔しない程度に参加させて頂く、という企画でした。世話人代表の堀田さんのアイデアで、”千の風になって”を皆さんでまず歌って頂くのを生伴奏した事から、会員の皆さんに愉しい波に乗って頂けたようで、全体的に愉しい会となりました。
 土曜日は、新宿三丁目のトラッド・ジャズの殿堂、DORAのライブに”新宿アコギの会”が出演する日で、わたくし、一応”筆頭書記長”なので、都合がつく限り、顔を出すことになっております。その割りには重役出勤してしまいましたが、加藤亜依嬢のバチさばきも鮮やかなシロフォンで、大いに盛り上がっておりました。”アコギ”つまり、アコースティック・ジャズ・ギターをこよなく愛する面々の集まりで、くだんの第一人者、阿部寛さんをリーダーに、楽器自慢ができるところまで、楽器もウデも磨いている方々の、別の言い方をすれば、”ギター小僧”の会です。しかし、同じギブソン・エル・ファイヴを丁寧にチューニングしてあって、5台で一辺に弾いても、なかなか美しい音色が楽しめます。それと、なんと云っても、リズム・カッティングがよく聞こえて、ワクワクします。日本のジャズ・ギターの草分け、角田孝さんのご息女でジャズ・ヴォーカルの中西美樹子さんの歌のあと、最後に”書記長”乱入。アイ・ガット・リズム、木曜の時に比べると、イマイチ上手くいかなかった感じ。1曲だけ入るのって、なんだか場がつかめないまま終わってしまう。こういう状況は、ずいぶん経験しているのに・・。
 日曜日も、DORAでライブ。仕事をしてから行ったので2セット目だけの参加。DORAで練習をしている月曜チームと火曜チームの混成のようなバンドに、阿部寛さんが特別参加で、わたくし、イントロを出す必要もなく、気楽に楽しませてもらいました。ああいうカッコイー、イントロが出来るようになりたいものです。道はまだまだ遠い、が登っている、と信じたいなあ。