いけざわこどもクリニック日記

クリニックの出来事やスタッフの雑感を不定期につづります

百人一首

2019年02月10日 06時53分14秒 | ブログ
札を覚えなくてはならない
飽きて坊主めくりを始める感じで

中学で勉強するもの歌を読み、自分で解釈する授業
とても退屈に思っていました

その中でも、4番目にある山部赤人の
田子の浦に うち出でてみれば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ
が好きな句でこれだけは、かるた取りでも取りそこねたくないと思って参加していました。

でも、原文は雪は降りけるらしく
そうなるとその場で雪が降っているの見ている

降りつつだと現在ふり続いている
その場で見ているですが、当時田子の浦から富士の距離ではその位置関係は成り立たないそうです
ありえないので、おかしいと思うか
双方を想像して富士を思うと読める
広がりというか自由に思えるかでは
大きく違うのに半世紀経とうとして、ようやくわかり始めました
今思えば、中学で受けていた授業は自由に解釈を聞けて大切な時だったと思いました

これをきっかけに、百人一首を読み直して見たいと思います

院長秘書 矢野耕治