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古代日本の歴史を謎解き

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出雲の神様 大国主命の国譲り

2018-06-02 14:24:00 | 歴史
兄 八十神を倒して発展する大国主命の出雲ですが、大変な事態が発生します。
その前に、「大国主命」について
実は、「古事記」「日本書紀」で大国主命は、素戔嗚の息子であったり、6代目の子孫であったり
幾度も登場します。Wikiで調べてると、家系図が

とんでもない状態になっています。
大国主命は、一人ではなく、代々の国王の名前が語りづかれたのではないでしょうか。

さて、国譲りの神話、出雲を発展すると
高天原の天照など天津神 VS 葦原中国の大国主命らの国津伸 の関係に発展したようです。
天照がとった行動
・葦原中国は、天津神のものだから、我が子らに渡せ。
準備
素戔嗚との誓約で産まれた五神
天忍穂耳命(アメノオシホミミ)
天穂日命  (アメノホヒ)
天津彦根命(アマツヒコネ)
活津彦根命(イクツヒコネ)
熊野櫲樟日命(クマノクスビ)
らがいます。

最初に
・アマテラスの子であるアメノオシホミミは、母の宣言どおり葦原中国を治めるべく高天原から下りようとしましたが、
 天の浮橋から下を眺めると「葦原中国が騒がしい」と言ってすぐに高天原に引き返しました。
・アメノオシホミミの弟である天之菩卑能命(別称:天穂日命 アメノホヒ)を派遣します。
 アメノホヒは葦原中国でオオクニヌシに会うと、その秀逸ぶりに感服し使命を忘れて3年も過ごしてしまいます。
・次に天若日子(別称:天稚彦 アメノワカヒコ)が神聖な弓と矢の天真鹿児弓と天羽羽矢を授かって下りますが、
 アメノワカヒコもオオクニヌシに心酔してしまう。
 さらにオオクニヌシの娘の下照比売命と結婚、オオクニヌシの後継者になる野心を抱いて
 8年経っても高天原に報告もしませんでした。
・疑いを抱いたアマテラスは、使者を遣わしますがアメノワカヒコは、それを神聖な弓矢で射殺。
 その矢はそのまま高天原まで飛んで行きます。
 高天原のタカムスヒは矢を投げ返すと寝ていたアメノワカヒコの胸を貫いてアメノワカヒコは死んでしまいます。
・どうあっても葦原中国を手に入れたい高天原の神々は、タケノミカヅチオの派遣を決定。
 ※タケノミカヅチノオは伊邪那岐命(イザナギ)が火之迦具土神(カグツチ)の首を斬った際、飛び散った血から産まれた三柱
  天照と同じ世代、誓約で産まれた五神より以前の神様、天照としては最後の一手です。
・タケノミカヅチノオは、船の神である天鳥船神(アメノトリフネ)と出雲の国の伊耶佐(稲佐 イナサ)の小浜に降り立ちます。
・そこに神剣、布都御魂(フツノミタマ)の柄を波頭に差して、切っ先を上に向けて剣先にあぐらをかいて座り、オオクニヌシに語りかけます。
大国主命は、二人の神に相談?
事代主命(コトシロヌシ)は、「この国は天の御子に譲ります」
一方、大国主命の子、建御名方神(タケノミナカタ)は、国譲りに納得いきません。
・タケノミナカタは、タケノミカヅチノオ対して腕相撲で決着をつける様提案します。
・ミナカタがミカズチの手を掴もうとすると、ミカヅチの手が氷柱となってしまい、それが剣へと変わります。
 ビビったミナカタの手を今度はミカヅチが掴み、やわな若い葦でもつまむように握り潰し、
 体ごとブン投げられてしまいました。
・タケノミカヅチノオは、タケノミカヅチノオに殺されそうになりますが、国譲りに同意して、
 この州羽の地から外にでないで暮らすことを誓って許されます。
・国譲りには、高天原と同じような立派な社を作る を条件に出します。
こうして、素戔嗚出雲大社祀られます。
タケノミカヅチノオも諏訪大社の軍神となりました。

何とも頼りない天照の子供達です。天孫降臨の際も
天忍穂耳命(アメノオシホミミ)に降臨を命令しますが
「天降りの準備をしている間に、子の日子番能邇邇藝命が生まれたので、この子を降すべきでしょう」
と自分の子供である邇邇藝命(ニニギ)を降臨させます。

物語は、まだ神話の中です。神武東征より以前、神代の時代です。
出雲国が天津神の国に従ってくれたので、瀬戸内海を横断する神武東征が楽に出来たのでしょう。
時代的には、まだ古墳時代ではないでしょうか。

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