古代日本の歴史を謎解き

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古代の言葉 ひい、ふう、みい ①

2021-08-01 12:23:07 | 歴史
日本語から歴史を遡るのも楽しいです。
古代から残っている言葉
・縄文時代の言葉
・弥生時代の言葉
・平安時代以後の言葉
に分けてみます。
もちろん、縄文時代から弥生時代への変化の年代は定かではありません。
紀元前500年位から大陸文化が九州北部に伝わり
徐々に西へ広がっていきます。
弥生時代から古墳時代の変化は結構はっきりしています。
卑弥呼の死、魏国の滅亡
3世紀中ごろに急激に全国で古墳を造る風習が広がります。
平城京、長岡京、平安京と都と移動した歴史もはっきりしていますが
近畿の歴史であり、その支配が広がるの平安時代以後です。
これらを踏まえて、現在の数値の読み方です。
一 二 三 =>いち、に、さん
間違いなく中国語が元になっています。
イー、アル、サン・・・
一方、現在でも、物を数える時は
ひとつ、ふたつ、みっつ
こちらは
ひい、ふう、みい・・・
です。
当時の書物である「古事記」や「万葉集」なども平安言葉ですが
数は、ひい、ふう、みい です。
漢字に音読みと訓読みがあります。この時代の影響ではないでしょうか。
例えば、四季(全て二音)
春 はる、シュン
夏 なつ、カ
秋 あき、シュウ
冬 ふゆ、トウ
貴族の間では、古来からの日本語を使う一方
役人や仏教関係者は、中国語の影響を受けた
新しい日本語を使っていたと思います。
観世の伝来と大陸の文化(仏教や政治など)で
日本語の発音が大きく変わったでしょうし
言葉も増えたはずです。
続いて、漢字伝来より以前の言葉を探してみます。
もちろん、ひい、ふう、みい・・・も
観世の伝来より古い日本語です。

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