【映画】1/19～公開「シルク」試写会を見て

今月は勝手に映画強化月間。
映画を見まくっています。

1月19日より公開される「シルク」という映画を試写会で見てきました。

＜概略＞
アレッサンドロ・バリッコ（海の上のピアニスト著者）の同名ベストセラー小説
フランソワ・ジラール監督
キャスト：マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、
中谷美紀、アルフレッド・モリーナ、國村隼、本郷奏多
音楽：坂本龍一

19世紀フランス、小さな町に住む綺麗な嫁を持つエルヴェが町の製糸工場を救うために蚕の卵が闇取引されている日本へ単身で向かう。そこで出会った日本女性に恋に落ち嫁への思いとその女性への思いに揺れ動く心理を描いている。
結末は意外な展開に発展する。
カナダ・フランス・イタリア・イギリス・日本合作映画

＜感想＞
幻想的な光景の中で繰り広げられるフランス映画のような人間心理を描いたまったりとした感じの映画。キャストにしても撮影シーンにしてもかなり壮大。
この映画を見て目に付いたのは全てが美しいことだ。
百合の庭園、雪の中の日本、そして着用しているドレスに黒澤和子が手がけた着物と芸術的なものが溢れている。
そして何よりも台詞がないのに凄い存在感のスワンの馬鹿の芦名星。
妖艶の中にも凛としていて神秘的で物凄い魅力を醸しだしている。

私は釜山映画祭の会場で紫の着物を着た芦名さんを見てたので彼女がどんな芝居をするのか楽しみにしていた。台詞はほとんどないが凄い存在感と物凄い腰のくびれとスレンダーなバディ。美しい。

シルク　（1/19～公開）
http://www.silk-movie.com/

© 2006 Jacques-Yves Gucia/ Picturehouse Productions