皆様こんばんは。
本日は石倉昇九段と対局しました。
棋譜は珍しく幽玄の間で中継されました。
石倉九段は私が初めて対局したプロです。
碁を覚えて1年ぐらいの頃、何かのイベントで多面打ち指導碁を受けました。
4子局で、何か手筋を決めて勝った記憶がありますが・・・。
今振り返ると、そんな置石で勝負になる筈がありません。
しかし、当時の私は無邪気に喜んだでしょうね。
プロを目指すターニングポイントの1局でした。
1図(テーマ図)
私の白番、黒△と打たれた場面です。
ここまで後悔する手が1手ありましたが、概ね上手く打てているつもりでした。
白優勢です。
ここで白Aなど、孤立した白△を補強していれば逃げ切り濃厚でしょうが・・・。
2図(実戦)
放っておいてもなんとかなるだろう、と白1以下左下隅を荒らしに行ったのが貪りでした。
黒12までとなって、はじめて事の重大さに気が付きました。
白△からの3子がすっきり脱出できない上に、左上白一団の死活もぎりぎりです。
3図(実戦)
結果は、秒に追われてのミスもあり、小さく生かされた上に黒Aの取りまで残る大惨事に・・・。
こんなことになっては逆転ムードです。
しかし、黒にもヨセのミスがあり、最後は幸いしました。
囲碁十訣という、囲碁を打つ際の心構えをまとめたものが古来からありますが、その中に不得貪勝というものがあります。
貪りは禁物ですね。
本日は石倉昇九段と対局しました。
棋譜は珍しく幽玄の間で中継されました。
石倉九段は私が初めて対局したプロです。
碁を覚えて1年ぐらいの頃、何かのイベントで多面打ち指導碁を受けました。
4子局で、何か手筋を決めて勝った記憶がありますが・・・。
今振り返ると、そんな置石で勝負になる筈がありません。
しかし、当時の私は無邪気に喜んだでしょうね。
プロを目指すターニングポイントの1局でした。
1図(テーマ図)
私の白番、黒△と打たれた場面です。
ここまで後悔する手が1手ありましたが、概ね上手く打てているつもりでした。
白優勢です。
ここで白Aなど、孤立した白△を補強していれば逃げ切り濃厚でしょうが・・・。
2図(実戦)
放っておいてもなんとかなるだろう、と白1以下左下隅を荒らしに行ったのが貪りでした。
黒12までとなって、はじめて事の重大さに気が付きました。
白△からの3子がすっきり脱出できない上に、左上白一団の死活もぎりぎりです。
3図(実戦)
結果は、秒に追われてのミスもあり、小さく生かされた上に黒Aの取りまで残る大惨事に・・・。
こんなことになっては逆転ムードです。
しかし、黒にもヨセのミスがあり、最後は幸いしました。
囲碁十訣という、囲碁を打つ際の心構えをまとめたものが古来からありますが、その中に不得貪勝というものがあります。
貪りは禁物ですね。