Rー50人生100年時代の私のライフデザイン。定年後の定年のない人生。終身フリーランス。

Rー50、50歳未満入場禁止。年金に頼らず楽しく仕事を続けていくためには、しっかりしたライフデザインが必要です。

R-50ライフデザイン - 次男の転職で思うこと

2021年02月14日 13時31分42秒 | ライフデザイン
いろいろありましたが、次男はシステムエンジニア(SE)になりました。2回の転職を経てようやく年収400万円を超えたそうです。一方、私の友人の息子さんは、東大を卒業し、大手企業に勤めた後に、外資系コンサル会社に入り、年収1千万円を超えたそうです。

この差は、こどものときからの勉強と努力、地頭の差だと思います。

では、次男のようにのんびり屋で地頭が普通の人はどうすればよいのでしょうか。

次男は経営学部を卒業したものの就活に失敗し、非正規雇用者として福祉関係の仕事に就きました。介護用のベッドや車いすのレンタルの会社で、戻ってきたベッドや車いすの清掃などが仕事だったそうです。汚物等で汚れたものが多く、結構、大変だったようです。その他に、ティッシュ配りもしていました。次男のいいところは仕事が嫌いではないこと。

もっと早くから勉強していれば・・・・・でも、遅くても始めないより良い。

そうこうしているうちに、IT系のトレーニングを無料で提供する会社があり、それに参加。この会社は、簡単にいうとIT系企業に人材を送り込むためにトレーニングを行う人材紹介会社。大したレーニングではないようですが、それでも途中から来なくなる人も多かったそうです。そしてトレーニングを終了し、小さなIT企業の正社員としてSE職に就きました。

IT企業も様々。富士通やIBMなどの大手企業、その子会社や関連企業、下請け、そのまた下請け・・・次男の就職先は、大手から見ると曾孫(ひまご)のような会社でした。残業100時間まで本給に含まれるなど給与はかなり安かったようですが、そうはいっても正社員。「社長に雇っていただいた」という気持ちが強く、3年間、同じ会社で頑張りましたが、全く、給与が上がらないこともあり、転職しました。

私がいるビル管理業界と同様にIT業界も受託業務が多く、受託金額が変わらない限り、原則、そこで働く人の給与は一定です。このため給与を上げるためには、転職をするしかないのです。詳細は本ブログの2019年12月15日の記事「ビル管理:だから給料が上がらない!だから転職が多いのだ!!」に記載。

2回の転職を経てたどり着いた現在の会社は、TOEICも含め資格手当もあり、給与面の待遇は改善されました。やっとここまで来たという感じですが、嫁さんをもらうには安すぎる給与です。目指せ!年収600万円!

大手企業に勤めると、定期昇給があり、ボーナスもあり、会社がつぶれない限り、安定した人生を送ることができます。大手企業に入るには、いい大学を卒業すること、そのためにはいい大学への進学率の高い高校にいくこと、そのためには・・・・・この構図は、昔から同じです。

大手企業に入れなかった人でも、何か核になる仕事をみつけ発展させていけば、少し良い生活ができる可能性が高くなります。それは技術でも匠の技でも専門知識でもよいのです。それとその業界でも他の人にないスキルを一つプラスすること。

例えば、私のいるビル管理業界では、資格を持つことにより他の人と差別化が可能です。さらに、私の場合は英語。この業界に資格+英語力の人はほとんどいません。英語力を必要としている顧客も少ないのですが、ニッチな市場としてあるのです。息子も英語力はあるので、IT+英御力でそういうニッチな市場に入れればと思っています。のんびり屋で普通の地頭でも、まだ、可能性はあります。

次回は、漫画家になった長男の話。

<ビルを見ると設備や耐震構造が気になります>
コメント
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