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暦の上では秋

2013-08-08 11:29:36 | Weblog
早い物で、立秋となり暦の上では秋に突入したようですがまだまだ暑さは続く模様です。連日熱中症のニュースやその対策のための特集が組まれ、あまり大きいニュースが無いことを露呈しているようではありますが、体調にはくれぐれも気を付けて行きたい物です。この暑さの中では注意しよう、という意識が働きますが、この暑さがひと段落した時にも要注意。油断して風邪を引かないようにしたい所です。

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岐阜県のマンションで夫婦の妻が殺害され、夫が逮捕されたニュースが発生しましたね。今のところその動機は子供の養育に関しての意見の相違が原因とのことですが、詳しい事は分かりませんが痛ましい限りです。
夫婦間でもそうですが、子供にとっての最善の策を取れないのは、子どもを「所有物」として認識しているんではないでしょうか。
杉並区など都内の保育園、託児所が不足し待機児童が解消されない問題に関しても、役所はペットの預け場所や、荷物預けのロッカーの不足ぐらいにしか思っていないのでは、と思ってしまうくらい対応が進まないように感じます。
横浜は待機児童解消に対しての指数と期間を設け、劇的に改善しました。地域によって財政の違いがあるとは言え、無駄に地面を掘り返しているような工事はわんさと見かけるのに、そういう問題があるのをみるとやるせません。

分かり切ったことですが子供は物ではありません。しつけや教育だ、と称して高圧的な態度や人格を否定するような虐待は間違っても許されることではありません。ただ、教育現場や家庭の中に置いては一旦その中に入ってしまうとどのような状況かが分かりにくく、またあまり部外者が首を突っ込むと本来の教育が損なわれ、父兄の言いなり学校になったりしてもいけません。難しい問題です。

子供を預ける立場で気をつけるべきはその団体や機関の透明性だと思います。学校や施設内への訪問や見学が自由であるとか、職員や先生方への研修や監視が行われているか。不足の事態になった時にどう対処するべきか内部で共有されているか、質問してみればわかります。曖昧な答えや教員によってちぐはぐな答えをしたり、「そんなことは父兄から言われることは無い」などと逆上するようならお話になりません。

例え父兄の側からおせっかいな質問や心配しすぎるような質問があったとしても、子供を思えばこそ、ということもあります。(なかにはモンスターペアレンツのような、酷い中傷を浴びせてストレス発散にしているバカ親もたまにいますが)要するにどのような質問にも落ち着いて納得の行く応対ができるかどうか、を見られているんだということを自覚したほうが良いです。
これはどんな企業、団体にも言えることですね。対応力、判断力を日頃から鍛えておかなければなりません。それが欠如するから、不祥事を隠蔽する企業が横行したり、環境や人体に影響のある事態を公表せずにいたり、災害があった際に教師が間違った方向に児童を誘導して生き残れなかったりするんです。

団体や企業だって人間の集まりです。人間ですから間違いだって冒しますし失言だってあります。ただ、日頃から気を付けていて間違いを最小限に食い止めたのか、あるいは間違いを潔く認め、早急に対応したかなど間違いがあった時ほどその団体や機関の誠実さが現れる物です。
そして二度と間違いが起きないように徹底してくれるはずです。福島の原発の汚染水の問題はじめ、今ある様々な問題の悪い流れを早く断ち切り、改善に向かって欲しいのですが…

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