太陽光発電 : まきたきてー発電所

8年で元が取れるか?
PanasonicHIT240w×25枚=6kwh/2012年9月21日売電開始!

こんにちは。亀井亜紀子です。

2012年03月31日 09時28分25秒 | 政治
亀井亜紀子のホームページより
http://akiko-kamei.home-p.info/

国民新党について、代表と幹事長の会見内容があまりにも食い違い、世間を混乱させているので事実のみお伝えしたいと思います。

昨晩、党本部で議員総会が行われ、松下副大臣以外は全員が出席しました。代表は連立解消の考えを伝え、一人一人がその場で意見を述べました。連立を解消してほしくないという考えが大勢でしたが、皆に理解を求め、代表は党首会談に出かけました。党首会談において代表は連立解消の考えを伝えた上で、政権に残りたい党員、つまり大臣、副大臣、政務官をどうしても続けたいと主張している3人(自見、松下、森田)について、連立を解消しても無所属で使ってもらえるかどうかを打診し、総理は一晩考えたいということで今朝、7時半に党首会談が再度開催されました。ここまでは昨晩の会見で明らかになっています。

さて、今朝の党首会談で野田総理から無所属では使えないという考えが伝えられ、それでは引き上げるということで官邸から出た直後に会見を行い、連立解消したことを報道陣に伝えました。

一方、下地幹事長は昨晩、党首会談が行われている最中に官房長官に電話し、連立は解消せずに自見大臣が署名することを議員総会で決めたと伝えました。私は議員総会終了と共に部屋を出たので後で何が話し合われたか知りませんが、森田政務官はすぐに部屋を出たので加わらなかったそうです。また浜田政務官は代表の決定に従うと議員総会で発言していました。

今朝、代表が連立を解消した後、自見大臣に連絡しようと携帯に電話しましたが、自見大臣は電話に出ずに署名し、国民新党として署名したと現在も主張しています。また下地幹事長が連立は解消していないと官房長官に伝え、官房長官が連立を解消していないと会見したことが混乱に更に拍車をかけています。

さて、野田総理ですが、党首会談で自ら連立解消したにも関わらず、その後、官房長官に解消していないらしいと言われ、そちらを信じようとしているそうです。今回の混乱の原因は、もちろん代表と全く違う考えや嘘を官邸に伝える下地幹事長にあり、国民新党側の問題ではありますが、これまで民主党政権と接してきて思うことは、情報の信頼性よりも自分達が信じたい情報に飛びつき、好ましくない情報については思考停止することです。

現在、財務省が今朝の閣議決定の効力について(有効か無効か)精査中です。というのは総理が今朝の会見で無所属議員としての閣議決定は認めないと発言しているので、連立解消後に自見大臣が無所属として署名したのであれば、閣議決定が無効になるからです。国民新党の党則4条2項には、「代表は、党の最高責任者であって、党を代表し、党務を総理する。」とあるので、ここが影響してくるだろうと私は思います。

ポストや権力にしがみつく人間の姿というのは本当に醜いものです。国民新党として国民にこういう状態をお見せするのは残念なことですが、今はこれが現実です。


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AIJ浅川社長を隠す逃す霞が関連合

2012年03月23日 10時31分08秒 | 経済
ゲンダイネットより
http://gendai.net/articles/view/syakai/135750

官僚・政治家という生き物は、庶民の財産をどうやってパクルか!を考え・実行するお仕事ですかね!?

<大悪党が即刻逮捕されないウラに何がある?>

 腫れモノに触るような扱いである。雲隠れを続けるAIJ投資顧問の浅川和彦社長(59)への霞が関と政界の“特別待遇”だ。もどかしくてイライラしてくる。
 浅川社長は、約1500億円もの年金資産をスッカラカンにした大悪党だ。汗水たらして働く人々の虎の子の年金はどこに消えたのか。捜査当局は今すぐ浅川社長の身柄を押さえ、ギュウギュウに締め上げて問い詰めるのが当然なのに、現実は真逆だ。官僚的な手続き論に従って、悠長に構えている。
「問題発覚から1カ月。やっと証券取引等監視委員会が刑事告発に向け、23日にも証取法違反(契約の偽計)でAIJの強制調査に乗り出しますが、このタイミングは所管の金融庁に配慮した結果です。23日にはAIJの業務停止期限が切れ、監視委が金融庁に『投資運用業者の登録抹消』を勧告。金融庁は即座にAIJを処分すれば、晴れて監督下から外れます。監視委はあくまで形式を重視。AIJが金融庁の監督外となるのを待って、強制調査に踏み込むのです」(監視委事情通)
 のんきな対応に加え、これだけ「強制調査」のリーク情報をタレ流せば、浅川社長に「資産隠匿」「証拠隠滅」の猶予を与えるだけ。しかも、監視委は浅川社長から報道陣を遠ざけるように隠密聴取を続けている。口裏合わせでもしているような行動なのだ。
 政界の動きもヌルすぎる。浅川社長が国会の参考人招致を拒否しても、“お咎(とが)め”ナシ。一時は出席に強制力のある証人喚問も検討されたが、再度の招致要求に落ち着いた。所管大臣の自見金融相にいたっては「浅川さんは非常に検査に協力している」と国会でヨイショして、ひんしゅくを買う始末である。
 何やら政官タッグで浅川社長を隠し、逃がし、かばっているようにも映るのだ。担当記者が言う。
「結局、巨額の年金資金の流出先はサッパリ漏れ伝わってきません。分かっているのは、浅川社長が平均10億円もの報酬を手にし、新規の契約金を解約資金の穴埋めに充ててきたこと。これだけでは、1500億円もの資金が紛失した理由は説明できない。当初、ウワサされた反社会勢力の関与も沙汰やみです。どうにも、政官ぐるみで虎の尾を踏ませないよう情報隠蔽を仕掛けているように思えてなりません」
 規制緩和で投資顧問業の乱立乱脈を許した安倍自民党政権、チェック機能の大甘ぶりがバレてきた金融庁と財務省。隠したいことが多すぎる事件であることだけはハッキリしてきた。


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地図を見る時

2012年03月21日 07時48分51秒 | 地震/災害
幸福への近道より
http://terukomatsubara.jp/

私は埼玉県に住んでいます。
埼玉県も南部に住んでいるので、地震が気になって仕方がありません。
全国の皆様、ごめんなさいネ。本音を申し上げるといつも地図を見る時、一番初めに開けるのが「関東」と書かれたページです。
上は山形・宮城、下は静岡です。
最近私に、体はナマズの化身でも棲みついているのか、数時間前に揺れが来るのが分かり始めています。この揺れの感じ方なのですが、「何処が揺れるのか」と云うのではなく、自分が揺れるのを体験すると云う感じ方なのです。
と云う事は、私の住む埼玉は、もしかするとこれから揺れを多く体験する場所なのかも知れません。

今日もやはり揺れが気になり地図を開けようとしたら、開け癖が付いているのか、やはりいつもの関東と書かれたページです。
この2ページには鉛筆で何本の線が引かれているのですが、磐城沖ガス田から富士を引いた線上がやけに鉛筆の線が濃く見えています。凄く嫌なのですが、埼玉も入っています。気になる方は今書いた所をご自分の地図に線を引いて見て下さい。

今、理由もなく町田と云う声が聞こえた気がしました。もしかして線上にあるのかと町田を探したら、線は上を走っています。
線を追って行くと、富士・御殿場・八王子・所沢・大宮・下妻・常陸大宮・北茨城です。
もしかすると、この線上の附近は揺れやすいのかもしれません。

今日も太平洋側は落ち着いてはいませんし、茨城・千葉・神奈川・東京・伊豆半島と油断は出来ません。
北海道の太平洋側は要注意ですが、いつも書いているように揺れが始まったら、先ずは自分が生きている事を自覚されて、お心の中で「明日も生きている」とご自分に話し掛けて下さい。「生きている」と云う言葉は体中に生きる力を与えます。
3月19日発売(4月3日号)の週刊女性に私が線を引いた地図が載っています。


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マグニチュード9の地震が太平洋で起きると予測

2012年03月20日 08時23分55秒 | 地震/災害
新聞発表

即時発表 -- 2012年3月18日日曜日

窓口:テラル・クロフト(Terral Croft) terralcroft@hotmail.com
Skype: Terral03

地球が太陽と向かって来る重質量物体との重力圏を通過する2012年3月22日、地軸が5インチ(12.7cm)変動した結果、マグニチュード9の地震が太平洋で起きると予測されている。

フロリダ州セントピーターズバーグ -- 188日周期で地軸が変動する事を含む、1965年にまで遡る巨大な震度の地震活動のパターンを当方の研究者が発見した。直近の事象としては、2010年2月27日のチリでのM8.8、2010年9月4日ニュージーランド、クライストチャーチでのM7.1、2011年9月15日のフィジーでのM7.3、そして2011年3月11日に日本で発生したM9.0の地震が含まれる。私達の計算によると次にこの事象が発生するのは、太陽と獅子座付近で探知されている重質量物体(Heavy-Mass Object=HMO)との重力トラフを地球が通過する、協定世界時の2012年3月22日4:58:34(日本時間同日13:58:34)であると予測される。地軸は、日本の地震で4インチ、チリの地震で3インチ変動したように、5から6インチ変動することが予測されている。

現在、土星は獅子座の隣の乙女座に位置しており、同じくこのリングを持った惑星も太陽とHMOの間にあるため、特別な輪が形成されており、また北半球では巨大嵐が猛威をふるっている。木星の液状コア、火星や天王星の地震活動の増加や金星の自転速度の低下という証拠が示しているのは、向かってくるHMOによる混乱なのである。土星で今回のような嵐が発生したのは、土星が太陽と獅子座の間を通過した30年前の事であった。私達のチームは、これら脅威に対する、官邸、NASA、DHS及びFEMAを含む米国政府の反応を追跡する予定だ。

私達の研究チームは、HAARPの多重周波の送出が、予測される事象から正確に72時間前の、協定世界時2012年3月19日4:58:34から始まったことを見抜いている。「事象」が発生する場所では、マグニチュード4から6の群発地震が増加すると私達のチームは見ている。当該地域周辺に住む誰にも、春分のすぐあとの2012年3月22日に発生する、歴史上で5番内の地震活動に備えられるよう通告されるべきである。


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【Occupy モンサント】 枯葉剤の次は遺伝子組み換えで世界農業支配 脅かされる食の安全

2012年03月18日 07時49分20秒 | 政治
田中龍作ジャーナルより
http://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003893

「本品は遺伝子組み換え食品ではありません」。大豆製品やコーン缶詰などで必ずと言ってよいほど見かける表示。=写真:筆者撮影=


 「本品の大豆は遺伝子組み換え食品ではありません」。豆腐など大豆製品を買うと必ずと言ってよいほどパッケージに表示されている。日本人は遺伝子組み換えに敏感だからだ。遺伝子組み換え食品には「発ガン性」を危ぶむ声さえある。
 野田政権とマスコミが前のめりになるTPPに日本が加盟した場合、「遺伝子組み換え」の表示は非関税障壁として米国に訴えられる可能性が高い。訴えはISD条項にもとづき国際投資紛争仲介センターに持ち込まれる。

 同センターは米国が実質支配する世界銀行傘下にあるため、米企業が敗訴したケースは全くない。言い方を変えれば米企業に訴えられたら負けるのだ。

 モンサントのどこが危ないのか――
遺伝子組み換えされた作物の種は一代限りで、次世代には種を残さない。農家は自家採種できなくなる。そのうえモンサントは世界最強の除草剤とこの除草剤に強い種子をセット販売する。モンサントは、こうして世界の農地と作物を支配しようとしているのだ。

 「世界同時Occupyモンサント・デイ」となった16日、首都圏に住む市民3人が「日本モンサント社」(銀座4丁目)で抗議活動を展開した。どくろマークにモンサントと書いたプラカードなどを持ち、道行く人に危険性を訴えた。

 「遺伝子組み換え(GMO)は前から心配していた。GMOは危ないし、一企業が世界をコントロールしようとしていることも問題。モンサントのことを日本の人にもっと知ってもらいたいと思い、ここに立った」。千葉県在住の女性(20代)は決意を表した。

 埼玉県の男性(40代)は怒りさえ口にする。「モンサントはベトナム戦争で枯葉剤を撒くようなひどいことをした。そんな会社が今度は遺伝子組み換えだ。市民団体が『危険だ』と指摘しているのに、農水省は『安全』と言い張る」。

 市民が危険性を訴えても、政府が「安全だ」とひたすら言い募る。何やら原発と似ている。こちらも米国が日本に押し付けたものだ。遺伝子組み換えにより、食の安全性さえも今、米国に脅かされようとしている。


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次の3つの企画のお知らせと、私の近況報告。

2012年03月15日 09時07分49秒 | 政治
副島隆彦の学問道場より
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

副島隆彦です。 私が、前回ここに、ようやく春らしくなった、と書いてからすでに20日が立ちました。 日本の気候は、なかなか暖かくなりませんでした。 こんなにみぞれ混じりの寒い日が続くとは、思いませんでした。 私は、自分の持病の慢性気管支炎で、寒いこの時期は体調がよくないです。

昨日、ここの今日のぼやき の広報ページに 3つのことをお知らせしました。
(1)4月の末の、 連休の初めの3日間、福島の現地で、「福島難民キャンプ見学ツアー」を開催します。 会員の皆さん、来れる人は来てください。あれから丁度、一年ですが、福島に一度は行ってみたいという人は参加してください。私が、つきっきりでバスガイドをやります。 今日のぼやきの方を読んでください。

(2)は、6月2日(土)に、東京の真ん中の会場で開く、200人限定の政治思想、政治の歴史の講演会をやります。 これには政治問題に関心のある会員だけ集まってください。 質問も歓迎します。私は、この10年、ずっとやりたいと思っていた講演会です。 

(3)は、今、書店に並んできる 発売されたばかりの 私の弟子のひとりの医師で、すでに数冊の医療問題、健康問題の本も書いている 崎谷博征(さきたにひろまさ)君が、身を振り絞って書いた『医療ビジネスの闇』(学研)という本のご紹介です。崎谷くんは、

この学問道場で、「近代医学・医療掲示板」の管理人をやっています。 彼が、現在の日本の医療が陥っている地獄のことを 詳しく書きましたので、関心のある人は買って読んでください。

 さて、私は、2月の末まで、マレーシアとシンガポールに金融問題の調査の旅行に行っていました。 いろいろと勉強になりました。 日本人の大金持ち(富裕層)の一部は、本当に日本から逃げて、すでに外国に自分の住居を作っています。「放射能コワイコワイ」と 次の地震がコワイので、カナダやヨーロッパに逃げた人たちもいます。が、やはり、東南アジアの諸国に逃げて、ゆったりと暮らしている人たちがいます。彼らに私は、つてを頼って会って、インタビューをして来ました。 

 それからシンガポールの金融や投資の現状を視察してきました。これらのことは、5月の連休前までには出版しなければいけない、私の次の金融本に書きます。待っていてください。

 ちょっとぐらい円安(円高にはなかなかならない)になろうが、仕組まれたヤラセの株高の演出だろうが、ヨーロッパの金融危機の無理矢理での、CDS実行せずの、インチキの強引な解決だろうが、権力者どもが勝手にやるがいい。どうせそのうち爆発が起きます。 

 まあ、見ていなさい。というのが、私、副島隆彦の態度です。 まさしく、まあ、見ていなさい。です。

 私が日本に居ない間の2月の末に、AIJ(エイ・アイ・ジェイ)という投資顧問会社が、預かった運用資金の2000億円を 吹き飛ばしている事件が、突然、浮かび上がっていました。 このAIJ(経営陣はすべて 野村證券の元社員たち)なるバクチ屋に大切な 年金資金 や共済掛金を預けていたのは、新聞に載っていたとおり、全国の各県の トラック業者や タクシーの運転手たちの 年金団体などでした。ひとつの業界団体で、50億円から70億円ぐらいが吹き飛んだ、となっています。最新の記事を一本だけ載せます。

(転載貼り付け始め)

「AIJ投資顧問、今月中にも強制調査へ」

TBS=JNN 2012年 3月13日(火) 配信

 「AIJ投資顧問」による巨額の年金消失問題で、証券取引等監視委員会が今月中にも強制調査に乗り出す方針を固めたことがわかりました。

 AIJ投資顧問をめぐっては、全国の年金基金などから集めたおよそ2000億円の大半がなくなっていたことがわかっていて、金融庁では、AIJに対して出していた業務停止命令が今月23日で期限を迎えるのを前に、AIJの登録を抹消することを検討しています。

 これを受けて証券取引等監視委員会では、月内にも金融商品取引法違反の疑いで強制調査に乗り出す方針を固めたことがわかりました。

 容疑には契約時、顧客にウソの説明をすることを禁じた金融商品取引法の「契約に関する偽計」が適用される見通しで、証券取引等監視委員会は刑事告発も視野に調査をすすめる方針です。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この AIJなる、誰も聞いたこともない投資顧問会社に、自分たち貧しい運転手たちの年金団体が、資金の運用を頼んだ、ということは、その背後に、「ここに任せれば、安心して高利回りの 収益が出るよ」と 唆(そそのか)したと言うか、強く推薦した者たちがいる、ということだ。

 それは、これらの企業年金・共済団体に 天下っている 社会保険庁・厚労省の 幹部公務員たちだけではない。それよりも、もっと上の、それこそ、財務省と金融庁の幹部どもが、こういう投資業を営んでいるのだ。 汚(よご)れているのは財務省や金融庁(その一部が、証券等監視委員会。金融庁のあるコモンゲート・ビルの中のある) のである。

 それなのに、自分たちが、監督庁だから、ということで上記の記事のように、「厳しい監督を行う。刑事告発も辞さず」などと、自分たち自身の汚れた実態と実体を覆い隠そうとする。 これらの大損した 企業年金の自主運用団体のせいで、トラックやタクシーの運転手たちは、40年近く年金を掛け続けて、やれやれ 20万円ぐらいは毎月、老後の年金がおりる、と思っていたら、それが、おそらく月10万円に減らされるだろう。 厚生年金への拠出義務のお金もどうせ払っていない。業界がやせ細っていてとても払えないのだ。

 金融庁と 証券取引等監査委員会は、このAIJにこれまでの8年間の間に一度も監査に行っていないとバレてしまったそうだ。 運用の大失敗(2008年のリーマン・ショックの時期の大損に決まっている)を見破れなかったもなにも、自分たちのOB官僚たちが天下っているのだから、とても、手が出なかったのだろう。

 金融庁は、よごれまくっている自分たち自身を、刑事告発したらいいのだ。

 どうせボロボロと実態は明らかになる。 こんな AIJなどという チビコロの資金運用会社などの たった2000億円ぐらいの損失が明らかになった程度で、済むはずがない。もっと大手の証券会社や、信託銀行などの、年金資金の運用の大失敗の実情が、これからつぎつぎと明らかになる。

副島隆彦です。今日あと、私が書いて置きたかったのは、 週刊文春の 捏造(ねつぞう)記事の件だ。たしか、私が、マレーシアに出発する直前の新聞各紙に、でかでかと、週刊文春の 宣伝が出ていた。 それは、以下の記事にもあるとおり、

 「『週刊文春』3月1日号 (副島隆彦注記。ということは、その一週間前が発売日だから、2月の23日だったろう。) は 「衝撃スクープ」

と銘打ち、「郡山 4歳児と7歳児に『甲状腺がん』の疑い!」と報じた」

なのである。 週刊文春 またしても、よくもやりやがったな。と、私は、その週刊誌のデカデカの大文字の広告を見て、苦虫を噛み潰した。 この 週刊誌記事は、すべて 誤報(ごほう)どころか、大嘘つきの、嘘八百の 捏造の 扇動記事だった。そのことは、すぐに判明して、ネット上に、週刊文春を 非難する情報がたくさん出たらしい。 私は、直後にはそれらの情報を追いかけていないので知らない。

 福島の郡山市(原発から50キロ。福島県で一番大きな市)で、「4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い」などと、報道したら日本国民が、また青ざめるではないか。
・・・・そして、それは、すべてウソだった。 文春は、今も、謝罪の広告も出さないし、社長が記者会見して、「誤報を報道して申し訳ない」と誤ってない。

 文藝春秋というのは、ここまで堕落した、謀略出版社である。1973年に愛国政治家・田中角栄を政治スキャンダル攻撃で、葬るために、「金脈問題」「ロッキード裁判」で謀略の報道やって以来の、ゴロツキ出版社だ。自分たちでは、高級一流出版社だと思い込んでいる。 私は、週刊文春を、週刊新潮と併せて、”ウイークリーCIA (週刊CIA 日本版)”だと思っている。とんでもない売国奴どもだ。日本国民を、脅(おど)して喜んでいるような マゾヒストどもだ。 そのうち 日本国民から嫌われて倒産、消えてゆくだろう。

 福島の現地では、誰一人として、放射能のせいで発病したものはいない。子供も赤ちゃんも元気だ。お金に余裕があって、他県に逃げたい人たちは逃げ出せばいい。みんな元気なんだ。 この現状を、気になる人は、皆、自分の目で現地まで見に来なさい。 現地に一度も来もしないで、遠くの方から、「危険だ、危ない、そのうち発病する」などと、バカことを言っているな。

 自分自身の脳が、どれぐらい洗脳されているか、すこしは自分自身に向かって語りかけ省察(せいさつ)したらどうか。


(転載貼り付け始め) 

「 週刊文春「郡山2児に甲状腺がん疑い」で検査した医師困惑 」

2012年3月5日 週刊ポスト 誌 小学館 配信

週刊ポスト 2012年3月16日号

 2月23日、テレビ朝日『報道ステーション』が、緊急時避難準備区域だった福島県南相馬市内の歩道の所々に黒い藻のようなものが発生し、そこだけが高い放射線量を記録していると報じた。これ以外にも、無責任に危険性を煽りまくるメディアが後をたたない。

 その中でもお粗末だったのが『週刊文春』だろう。3月1日号では「衝撃スクープ」と銘打ち、「郡山 4歳児と7歳児に『甲状腺がん』の疑い!」と報じた。

 概要はこうだ。
札幌市内の内科医らが、福島第一原発事故に伴う放射能の影響を調べるため、市内に避難している親子309人(大人139人、18歳以下の子供170人)を対象に甲状腺検査を実施した。

 その結果、甲状腺エコー検査を実施した内科医の話として、「しこりのあった7歳女児と4歳以上の男児の2人に加え、19歳以上の『大人』9人の計11人に、甲状腺がんの疑いがある」と報じたのである。

 しかし、この表現は真実とは言い難い。

 正確には、検査を受けた18歳以下170人のうち、5ミリ以下の結節や20ミリ以下の襄胞が認められたのが30人、5.1ミリ以上の結節や20.1ミリ以上の襄胞が認められた(B 判定)のが4人である。

 これはすべて「良性腫瘍」の話である。悪性(C判定)であれば、すぐさま細胞診の必要があるが、これに該当した子供は1人もいなかった。週刊文春は、この良性の甲状腺結節 でB判定となった子供たちが細胞診を受けていないから、「甲状腺がんの疑いがある!」と言い張るのである。

 放射線科が専門の中村仁信・大阪大学名誉教授がいう。

「医学的に見て、大腸を除いて良性腫瘍(結節)が悪性腫瘍(がん)になることはまずない。真実は『診断の結果は全く問題なかった』ということ。記事の冒頭には、“今までにこんな例は見たことがありません”という医師のコメントが掲載されていますが、それは当然です。

 そもそも小さい子供に甲状腺のエコー検査をすることはほとんどないからです。検査をすれば、良性の結節が発見されることに何の驚きもない」

 さらに記事は〈7歳女児(検査当時)の小さな喉にある甲状腺に、8ミリの結節(しこり)が、微細な石灰化を伴ってみられた〉と書く。

 チェルノブイリでは、小児甲状腺がんの兆候が見られたのは、被曝から4年ほど経ってからだった。原発事故から1年も経たずに「石灰化」しているのなら、それは当然原発の影響ではない可能性が高い。

 母親たちの不安を煽るだけ煽った疑問符だらけの記事。発売後のリアクションは無残なものだった。

 エコー検査をした当人である「さっぽろ厚別通内科」の杉澤憲(すぎさわけん)医師が、弁護士を伴い文春の記事に大反論を展開。 自身のコメントについて「そのような話はしておりません」と全否定した上で「良かれと思ってやったことが、このように(記事として)出されてしまったことで多くの人を不安に陥れてしまった」と苦悩を滲ませた。

 週刊文春編集部は「記事は、福島などから自主避難した人々の甲状腺に異常が見つかったこと、その事実を受けて、現状に沿った健康被害への対策を講じる必要がある、と主張したもの」で「煽り報道とは考えておりません」と抗弁するが、記事の根幹が崩壊してしまったことは間違いない。

“面白ければ間違いでもいいや”という無責任と、科学的に正しいことと正しくないことは明確に区別されるという当然のリテラシーの欠如がはっきりうかがえる。報ステと全く同じだ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 文春は、今も居直って、「自分たちは煽り報道をしたとは考えていません」と 居直っている。 文春のこの見苦しい態度は、厳しく糾弾されなければならない。ウソと誤報を、繰り返して、それで日本国民を脅迫し続けて、恐怖心のなかで生活させることで、この「ショック(による扇動)・ドクトリン」で、さらにアメリカによる日本人の奴隷化を、促進する気だ。その尖兵、お先棒を担(かつ)ぎ続けて、文藝春秋という買弁(ばいべん)アカ新聞は、やがて歴史の藻屑(もくず)となってゆくだろう。

 私、副島隆彦は、上の記事の中に出てくる、「放射線科が専門の中村仁信(なかむらひろのぶ)・大阪大学名誉教授」とメールのやりとりをしている。放射線の人体への影響を臨床医としても研究し続けている立派な医学者だ。こういう専門家たちの主張を、圧殺しながら、日本の 腐れ果てた テレビ・新聞・大手雑誌 たちの 国民洗脳は、続いている。

 あとは、今日のぼやき の方を読んでください。 会員の皆さん、一度は、時間を持見つけて福島の空気を吸いに来てください。何もありませんが。

 原発事故による放射能の人体への被害の問題については、私たち学問道場(SNSI)が15人で書いて出した『放射能のタブー』(KKベストセラーズ 2011年11月刊)を、ぜひ 読んでください。この本以上に、わかりやすく福島第一原発事故の真実の全体像を描き出した本はない。そのように自負します。

 それから最後に、上記の3月1日号の 週刊文春の 「 郡山 4歳児と7歳児に『甲状腺がん』の疑い!」の記事を全文、会員のどなたか、そこらの公立図書館に行って、文字おこしして、この 重たい掲示版に 貼り付けてくださいませんか。

ようやく春になって、暖かくなった。今年の冬は本当に寒くて私の身体にこたえました。 副島隆彦拝


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アメリカ

2012年03月14日 08時15分01秒 | 地震/災害
幸福への近道より
http://terukomatsubara.jp/

2006年から始めた私のサイト、日記は毎日書いています。世見は1500回を越えていると、先程知りました。内容は覚えていませんが、よく書けたものだと思っています。
「当たる、当たらない」は今迄気にした事はありません。ただ、ただ、地球家族として仲良く暮らせる日を夢見ているだけです。
NPO法人地球家族も少しずつですが前進しています。
感謝、感謝です。
今日は気持ちを引き締め、これからも頑張ってまいりますので仲良くして下さいネ。

そうそう、春も目の前。心も春の衣に着替えて下さいネ。
お話は変わりますが、アメリカが気になって仕方がありません。
内陸部なのかなぁ。最近、小さな揺れが続いているのではと気になっているのです。
サンフランシスコ大地震は1906年?に起きたと聞いた様に思うのですが、1923年9月1日関東大震災が起きました。アメリカとは太平洋を挟んで向き合う中です。ですので、アメリカの現在の揺れ情報を知っていても損はないと思えるようになっています。

あなた様はパソコンが使える方、一度お調べになってみて下さい。
「帝都崩壊」あの当時はきっとこの様なイメージだったと思います。
大激震の後にやって来たのが、火災発生。隅田川河口も焼けた。本所方面も焼けた。神田も銀座も焼けた。東京はこの大地震後の夜空を赤く染めた事でしょう。

大正12年9月1日、関東大地震。
大正13年1月15日、丹沢山麓を震源としたM7.3が起きています。
地震は続きやすい事が分かります。
現在の東京は、大正12年とは随分と様変わりをしています。
いつ起きるか分からない大地震。
生きようとする生命力と生きたいと思う精神力を常日頃から、心に叩き込む時期が来たのかもしれません。


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タックスヘイブンのオフショアに隠れている世界の金融機関の含み損は、世界合計で2000兆円 吉田繁治

2012年03月13日 11時12分23秒 | 経済
株式日記と経済展望より
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/f8ecf305704854d5ec94dafec3d4b858

タックスヘイブンのオフショアに隠れている世界の金融機関の
含み損は、世界合計で2000兆円と見ています。 吉田繁治


◆<講演会の骨子と、寄せられた質問への回答概略> 3月6日 吉田繁治

▼ Q1:世界の金融危機の時期はいつか?

A : 2012年8、9月から、2013年でしょう。損からの負債には、税府・中銀が貸したにせよ、金利が累積するからです。

・デリバティブ(対象資産6京円:11年6月:BIS統計)と、
・タックスヘイブン(租税回避地)のオフショア(総金融資産1800兆円)に隠れている世界の金融機関の含み損は、世界合計で2000兆円と見ています。

米国FRBと欧州のECBが、08年9月以降まず400兆円を、金融機関に貸し付け、世界恐慌を防いでいます。

日本では、2000億円の企業年金を預かっていた投資顧問業のAIJが、調査の及ばないオフショアで、1800億円の損をしていることが露呈しました。デリバティブで数年は損を飛ばしていたのですが、決済時期が来て、90%もの損が、次々に露呈したのです。1000億円の運用損を隠していたオリンパスも、オフショアを使っていました。

これに類する損が、世界の金融機関の、オフショア金融に隠れています。世界の銀行資産の50%(1800兆円)は、本拠が、ケイマン島など、世界の約100カ所のオフショアにあるからです。コンピュータ口座があるだけで、建物も社員もいませんが・・・

日本の株の70%の売買、及び日本国債の60%の売買は、このオフショアを経由した、ガイジン・ヘッジファンドです。世界の全金融(お金の流れ)の、50%~60%がオフショア経由と言われます。
(『タックスヘイブンの闇』:ニコラス・シャクソン)

2011年~2012年1月は、このオフショアからヘッジファンドが日本国債の買い越しを約30兆円も行っています。日本国債は、国内が94%を持つから安全と言われてきましたが、2011年からは様変わりしています。

突然、ガイジン・ファンドの買い超が60%に増えたのです。
日銀が、
・急遽、インフレターゲット1%と言い、
・2012年には日本国債を40兆円の枠で買うと言った理由は、このガイジン・ファンドの、現物売り、空売り、先物売り、オプション売りに備えることが目的でしょう。

それしか、考えられられないのです。

2010年5月からに続き、再びPIIGS国債の下落危機が襲った2011年には、米国FRBと欧州のECBが、合計約200兆円を、緊急に貸し付けていると見ます。

2012年2月、3月の株価上昇(日米欧でそれぞれ約10~15%)は、こうした中央銀行のマネーが、ヘッジファンド(世界で8000本:元本資金$2兆:運用額$20兆(1600兆円))に流れて、株買いになったことが原因です。

日銀も、合計で資産買い受け枠(65兆円)を使い、株を、投資信託を使って覆面買いしています。これで、日本株が上がったのです。

現在、世界同時に、中央銀行が、「巨額マネー印刷」です。

世界の国債残は、世界のGDPの1年分で約5000兆円です。2012年の、主要国の国債の新規発行は、1000兆円が予定されています。

中央銀行が、マネー印刷して買い受けない限り、国債が暴落して、金利が高騰します。このために、日米欧の中央銀行が、同時にマネーを刷るのです。すごいことになってきました。

中央銀行の、マネー印刷と供給で注意すべきは、金融機関に緊急に貸付たマネーは、いずれ回収せねばならないということです。

無際限にマネーを刷って増加貸付を続ければ、1.5~2年後から、悪性のインフレになります。悪性のインフレは、世帯所得が上がらず(むしろ減って)、物価上がるということです。現在の、ギリシアやスペインに似た状況になるのです。

(後の分は、短く、結論のみを書きます。理由を述べれば、とても長くなります。)

Q2:金融資産の防衛には?

A:高い利益率を狙ってはダメです。10%の利益で満足することです。金融資産の運用では、20%の利益の可能性は、20%の損と同じ可能性だからです。

利益の可能性のみを見て、おなじだけある損の確率を見ないで、結局、損をする人が、実に多い。AIJの運用の大失敗は、損を回復しようと、リスクが高いものに、大きな相場を張ったからです。金融では「うまい話」は、いつの時代も、今後も皆無です。

Q3:日銀の2012年の40兆円の国債買いの目的と、副作用は?

A:2011年から、突然ガイジンが日本国債を買い越しているからです。これが売り超になると、国内の金融機関では買い支えができない。このため、日銀が40兆円枠で買うと言ったのです。 副作用は、円が売られ、円安、株安になる恐れが高いことです。現在の日本株の上昇は、日銀の覆面買いが、先導したものです。

通貨ではGDPに対して、最も多く国債を買う国の通貨が下がります。


Q4:国債暴落時の、生保、不動産への影響

A: 生保の基金と、金融資産の価値が、下がります。 不動産は、人口が増える地帯は上がり、他は下げます。

Q5:国家破産後の、ハイパーインフレは?

A:ハイパーインフレの可能性は、小さいと見ています。 他方で、資源価格、食品価格は上がります。

Q6:国家破産では、預金、債券は国が没収するのか?

A: 預金引き出し額の制限の可能性は、残るでしょう。 預金税、資産税、相続税の増税が考えられます。 相続税を無税にする国債を発行するかも知れません。 でもこうした荒技は、実行できない気もします。

Q7:円の価値は下がるのか?

A:GDP比で、中央銀行が最も多く国債を買う国の通貨が下がります。日本がそれなら、円が下がります。 ユーロ→円→ドルの順に、思えます。

Q8:今からでも金を買うべきか?

A:上がっても下がっても、毎月、財布に合わせ、長期 で一定額を買うことは、奨められます。 金鉱山株や、短期の利益を狙う買いは、奨めません。

上がっても、利益確定売りはせず、保有し続けることを推奨。売れば、利益に約20%の税金がかかります。 現金が必要なときは、金を担保に、銀行から借りればいいのです。時価のほぼ70%には、評価されます。
(注)ドル基軸通貨の崩壊は、金を高騰させます。

41の質問のうち、最初の8つについての回答の骨子です。
参考のために、載せました。


(私のコメント)


オリンパスやAIJの巨額損失はタックスヘイブンがらみですが、世界の金融にはみんなタックスヘイブンが絡んでいる。今まで欧米各国がタックスヘイブンを黙って見ていたのは金融業界から税金が沢山入ってきたからですが、リーマンショックで信用不安が起きて銀行など債権の回収に走るようになり、ヘッジ・ファンドの回転が効かなくなって、損失が表面化してきて政府に税金が入らなくなってきました。

今では欧米各国も財政赤字であり、タックスヘイブンへの監視がきつくなり、スイスも世界各国の政府の調査を拒否できなくなりました。吉田氏によればタックスヘイブンに隠された巨額含み損は2000兆円と見ていますが、資金の回転が効かなくなればオリンパスやAIJのように含み損が表面化して金融機関は破綻する。

日本の株や債権もタックスヘイブンがらみで売買されているから実態がなかなかつかめない。AIJの2000億円がどこかに消えて行き先が掴めないのもタックスヘイブンが絡んでいるからだ。このように巨額損失が次々と明るみに出る様になればタックスヘイブンもスイスのように税務当局などの調べに応じざるを得なくなるだろう。

世界の大金持ちがシンガポールや香港に集まるのも税金を回避する為ですが、欧米各国が税収不足で財政が厳しくなればシンガポールや香港などへも調査の手が及ぶようになるだろう。ギリシャやイタリアなどの国債で運用してきたヨーロッパの銀行もタックスヘイブンを絡めて売買してきたから利益も隠すことが出来たし損失も隠すことが出来た。

タックスヘイブンで運用すれば利益が出ても税金を払わずにすむし、巨額損失も隠すことが出来る。まさに魔法の箱ですが、タックスヘイブンのファンド会社は建物もなければ社員もいない銀行口座だけの会社であり、AIJの2000億円はどこかに消えてしまった。G20の会議ではこのようなタックスヘイブンへの調査も徹底的に行なうように話し合いが行なわれています。

日本の山口組もアメリカに資金逃避させていましたが、オバマ大統領の一声で在米の山口組の財産は没収されてしまった。タックスヘイブンの資金も同じ運命をたどるだろう。そうしなければ税収が確保できないからだ。欧米の銀行も新興国へ投資した資金を回収にかかっていますが、新興国も投資された資金を返すまいと資本を没収にかかるだろう。

90年代からの日本のゼロ金利の資金は、アメリカのファンドを通してタックスヘイブンを通して新興国に投資されてきた。しかしAIJを見れば分かるようにどこかに消えてしまった。今のうちにファンドを解約して資金を日本国内に戻しておかないと本当にどこかに消えてしまう。吉田氏が書いているようにガイジンファンドは今度は日本の国債に標準を定めているようだ。

90年代のガイジンファンドは日本株式を現物売り、空売り、先物売り、オプション売りで売り崩してきた。これからは日本国債を買い込んで釣り上げておいて現物売り、空売り、先物売り、オプション売りで仕掛けてくるだろう。今のうちから政府日銀は備えておくべきでしょうが、これからは株高円安のトレンドに入るだろう。今までは輸出企業は円高分損失を出してきましたが、これからは円安の分だけ手取りが多くなる。この点は吉田氏とは見解が異なります。

当面はユーロ暴落とPIIGS諸国の国債などのデフォルトがどれだけ広がるか注目ですが、タックスヘイブンへの飛ばしが表面化して独仏の銀行がバタバタと逝くかもしれません。欧米の銀行もオリンパスのように「飛ばし」をして評価損を誤魔化しているだろう。最もアメリカにおける「飛ばし」は政府自ら容認しており、日本の大和証券への制裁とは裏腹の対応だ。

日銀がインフレターゲット政策をとることによって、現金の逃避先がなくなり世界の中央銀行は札束の印刷合戦に入った。東日本大震災で日本がこれ以上の円高に耐えられなくなってきたから世界中が通貨安競争に入った。日本の円が1ドル=100円から120円にまで行くかも知れない。そうなれば韓国や中国の輸出競争力がなくなり新興国バブルは崩壊する。

日本の株式が上がれば、日本の銀行の自己資本比率が上がって融資余力が出てくるから、デフレが収まってインフレ気味になるだろう。金利も数年後には上昇トレンドに入るだろう。景気が良くなれば税収も増えて消費税の増税は必要なくなる。金利上昇で国家破産ということは利払いだけ見て税収の増加を計算に入れていないから出るのであり、3年過ぎれば国債の利払いのピークが過ぎることを計算していないからだ。日本はギリシャやイタリアのように観光だけが産業の国とは訳が違うから円が暴落すれば世界中に日本製品が溢れてしまう。


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自然界に感謝をする

2012年03月12日 08時21分51秒 | 地震/災害
幸福への近道より
http://terukomatsubara.jp/

昨日からの悲しみが今日も消えずに残っています。
「自然界の脅威はもう分かりました」
誰に話すでもなく語り掛けを朝からしています。

私達は、自然界に感謝をする事を忘れていました。
「ごめんなさい」と私一人が謝ってもどうにもなりませんが、天を仰ぎ、許しを願っています。

きっと、近い将来3月11日より大きな津波や揺れを体験するのでしょうネ。
次に大きく揺れる場所によっては、あの富士山も爆音を轟かせる事でしょう。

人々は我が身の事を一番重要視しがちですが、今日はみんなして自然界に心を込めて「ありがとうございます」を言ってみようではありませんか。
私達が心の中に感謝の気持ちを自然界に表し、「ありがとうございます」と、深々と頭を下げると、もしかすると聞いて下さり、震度7クラスの揺れを6クラスにして下さるかもしれません。これからも、災害に付いて気になる事を感じましたら、速報としてお知らせ申し上げます。

お話は変わりますが、今年は日本の有名企業の大型倒産が続くとも思っています。
それと、株や円やドルと云った投資をされておられる方は、上下の差が大きく変動しやすいので注意してなさって下さい。

「ヨーロッパ対アメリカ」の位置付けと申しますか、何やら闇の支配者が今、途轍もない計画を立てていると思われます。

「鉄塔が倒れる」映像が今、見えました。

竜巻もアメリカは多く発生しそうです。
我国も竜巻の被害と雹が降っているのも見えました。


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「2ちゃんねる」終了のお知らせ ~遂に駆逐に動き出した国家権力~

2012年03月11日 08時24分06秒 | 政治
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考えるより
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/ce144a2134db8fb9bf3845ec989b18b5

巨大掲示板「2ちゃんねる”雑魚運営”」(東京kitty氏命名)がいよいよ国家権力によって閉鎖に追い込まれるようである。

基本的に「2ちゃんねる」はあまり閲覧することはないが、「投資板」等にかなりのツワモノが紛れ込んで有益なコメントを投稿していたり、「スポーツ実況板」もなかなかの”お役立ち”と感じていただけに少し残念な思いである。

今回の警察権力と大手マスゴミによる「2ちゃんねる」包囲網が意味するところは、勿論、”ネット言論”の弾圧であろう。

マスゴミ報道ではお約束のように「殺害予告」云々を理由にその危険性を誇張しているが、そんなものは所謂”印象操作”であり、真の理由は「2ちゃんねる」上にて、数多くの”ネトウヨ”コメントに混じって、あまりにも真実に近いコメントが語られているためであろう。

即ち、この一部の真相暴露コメントによって、今や新聞・テレビによる「国民催眠効果」がかなり弱まっているということである。


「2ちゃんねる」の閉鎖で何が起きるであろうか?

それは大量の”糞ニート””ネトウヨ”がその巣窟を失うということであり、折角一箇所に集結していたこれらの”迷惑分子”がその他の掲示板等に大量流出するということである。

言うなれば、ユダ金⇒オバマ経由にて発動された「山口組潰し」同様、反社会分子の保護者的存在が失われてしまうということである。

社会からドロップアウトした人間に最低限のモラル・社会性を叩き込むという意味においては、極道も”必要悪”な存在と言ってよく、この先行き場を失った反社会分子がそこら中に分散する世の中は非常に危険であろう。

「2ちゃんねる」が閉鎖されれば、ネトウヨ君たちは一体どこをさまようのであろうか?

それはそれで困った話である。


(転載開始)

◆「2ちゃんねる」の元管理人に事情聴取 “2ちゃんねる閉鎖”は時間の問題か
 2012年03月09日19時56分 livedoor トピックニュース

9日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人の男性に対して、警視庁が任意で話を聴いたと日テレNEWS24が報じており、ネット掲示板では大きな話題を呼んでいる。

記事によると、覚醒剤の購入を促す書き込みを放置したとされる「2ちゃんねる」の関連会社に麻薬特例法ほう助の疑いで警視庁が家宅捜索に入ったとのこと。そしてこの捜索先の中に元管理人の男性の自宅が含まれており、警視庁は男性に対し任意で話を聴いたようだ。話の中で男性は、事件への関与を否定した上で「わからないことは答えられない」と発言したという。

記事内に実名は掲載されていないものの、元管理人の男性は西村博之氏(通称:ひろゆき)であることは間違いなく、ネット掲示板では早くも「マジで閉鎖だな」「閉鎖は確定的か…」といった「2ちゃんねる」の閉鎖を懸念する声が寄せられている。他にも「早く逮捕しろ」「警視庁が2ちゃんねる潰しに本気出している。いまさら何でだろうな?」など、様々な意見や憶測が書き込まれた。

「2ちゃんねる」擁護派、否定派ともに事態の進展には関心が高いようで、今後の警視庁の動きに注目が集まっている。

(転載終了)


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「フランシーヌの場合」は「3月30日の日曜日」:今度は「3月20日の火曜日」なの??

2012年03月10日 13時51分03秒 | 地震/災害
Kazumoto Iguchi's blogより
http://quasimoto.exblog.jp/17494939/

みなさん、こんにちは。

いやー、あまりにも”怪しい情報”が出て来たので、一応ここにもメモしておこう。もちろん、真偽のほどはまったく定かではない。

詳細・追加情報求む。 richardkoshimizu's blog/ウェブリブログ

詳細・追加情報求む。

米軍横田基地に住んでいる知り合いの話。

3月18日に部隊全員家族休暇取らされてアメリカに戻されるらしい。

基地内のスーパーや公的期間、スタンドや店も18日からすべて休みだから注意してと言われたそうだ

ちなみにその知り合いはアメリカに行かないで沖縄の基地の知り合いの家に行くらしい。
沖縄の部隊は18~21まで休みだが基地内はいつも通り動くらしい。

イスラエルHPの渡航規制情報追加 日本…3/15~
http://?userdisk.webry.biglobe.ne.jp/?008/181/20/N000/000/005/?133065304126113231606_kinnaku.p?ng

もしこの通りだとすれば、「3月20日の春分の日」には、在イスラエル大使館、米軍とその家族と全部いなくなるらしいなあ。あやしい〜〜ぞ。

ついに東京がお陀仏となるのだろうか?
震災と原発事故はイルミナティ・カードに予言されていた?
2011年05月04日
イルミナティ・カード&311震災

これにもしこだまの枝野や棺桶直人や土壌汚染の野田やフランケン岡田や地獄の仙石などが東京にいなくなるのであれば、おっと忘れていた、モサドのデーブ・スペクターなどがいなくなれば、ますます怪しいぞということだろう。ちなみに、先日大阪難波で寿司食ったが、金髪碧眼種族で賑わっていた。すでに移動は始まったのかもしれない。

みなさんのご幸運を心からお祈り申し上げます。


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なぜ3月11日に起きたのか

2012年03月09日 08時31分31秒 | 不思議
カレイドスコープより
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1133.html

3月11日の〔3・11〕には特別な意味がある

3月11日に東電の西沢社長が、福島第一原発で謝罪するそうです。

読売新聞によれば、
「地震が発生した午後2時46分に福島第一原発で黙とうする。
その後の社長訓示は全社員向けに都内の本店や各支店で同時中継する。
ただ、福島県民と対話する機会や、記者会見を開く予定はないという。東電の広報担当は、福島第一原発は立ち入りが厳しく制限されているため、などと説明している

勝俣恒久会長は都内で開かれる内閣府主催の追悼式に出席するが、記者会見は行わない」。
-----------------------------------

新社長の西沢氏などより、まずは会長の勝俣恒久、前の社長の清水正孝が福島第一原発に入って亡くなった作業員のために黙祷を捧げるべきではないのか。

今年の3月11日も、去年と同じように、二人とも福島に行かないのです。

なぜ、昨年の3月11日に、勝俣はマスコミ幹部たちを引き連れて中国旅行に行ったのか、なぜ清水は関西で行われる経済人との懇談会に行くため、などと嘘をついて、実は婦人と奈良へ旅行していたのか。

電力会社は何が起こるか分らないのです。一朝有事に備えて本社に決定権者を必ず置いておくものです。
そのトップである二人とも、福島から遠く離れた場所にいたのはなぜ?

勝俣は、事前に何を聞いたのでしょうか。
彼が所属しているグループが…こんなであれば…。
事前に3.11に何かが起こることを知っていた?

去年の3月11日。
大中東アジェンダの下、秘密結社が3月11日に、サウジアラビアで大暴動を起こす、という記事を書きました。
これは、The Economic Collapseの記事に書かれていたからに他なりません。

実は、この3月11日という日付には特別な意味があります。
今回は、細かい説明は省略しますが、それはユダヤの数秘術から来るものです。

ですから、米国を活動拠点としているグローバリスト最大の眼目であるサウジの石油を狙って、チュニジアから始まった中東民主化ドミノの波をサウジにまで一気に波及させるのでは、と思っていたのです。

ところが、実際に破壊が起こったのは中東ではなく、東洋の島国でした。
それも超弩弓の地震でした。

日本の将来に大きなダメージを与え、今なお被害の全貌が見えない鬱々とした日々を残した東日本大震災ですが、この日〔3.1.1〕について、ある考察があります。

なぜHAARPは日本に地震を起こしたのか
Did HAARP Cause the Recent Japan Earthquake?
by W. Glenn Moore 2011年3月19日

おそらく、これはクリスチャンが考察したものに違いありません。
この記事は、最初からHAARP犯人説を取っていますが、それについては100パーセント断定できないのですから、この記事の筆者の主張は斟酌せずに〔3.1.1〕の持つ意味についてだけ考えてみます。

記事が書かれた日付は「03.19.11」となっていますが、記事の内容は、2012年に入ってからのことも書かれてあるので、次々と加筆していったものと思われます。


(ここから翻訳)

私は、人々が、去年、HAARPがこの日本の災害を引き起こした、という話を聞いてきました。
でも、それを信じたくありませんでした。

しかし、日本で地震が起きたことを見て、特に、この出来事が起きた日付=〔3-11-11〕を考えると、オカルトとのつながりを否定できないので、私は、もはや懐疑論者ではなくなりました。

そうです、みなさんは、自分で調べて、自分で決めるべきなのでしょう。

これがHAARP、あるいは世界のいくつかの国々で見られる同様の装置のせいである、という証拠が、どんどん上がってきているようです。

ここに日本の最近の地震がHAARPによった作られたとする証拠へのリンクがあります。

それは、[3-11-11]というオカルトの日付で起こりました。

あなたがオカルティストであろうとリサーチャーであろうと、あるいは、この二種類の人から聞いたものであろうと、普通なら、こんなことなど知らないでしょう。

ケムトレイルには、多数の目的があります。私たちが、今、コンスタントに見ているケムトレイルは、HAARPプログラムに関係があります。

ここに日本の地震とHAARPとの間の関係について、激論があります。

地震の直前、雲の中にいくつかの色があります。
そして、穴が雲の中にあります。
しかし、これは証拠とはいえない、という人たちがいます、

とはいえ、以下に見られるように証拠はいくつかあります。
しかし、「否」という人たちの大部分の人たちを確信させるには十分ではありません。

というのは、そうした人たちは、日本の最近の地震の間、活動を見せていたHAARP meterのような、オーストラリア上空には、自然できることなどありえない巨体な磁気バブルの衛星画像などを見る機会があったにも関わらず、そうした証拠を無視し、常に「もっと、はっきり分かる証拠はないか」と要求するからです。

さしでがましいのですが、あなたは聖書を信じて、これらのことがすでに予言されていたということを知るべきです。

私は聖書を信じています。
といっても、私が信じている宗教の教義のためではありません。
しかし、私は個人的に35年間、聖書の研究に捧げて来ました。

聖書が、最良で、最も信頼できる歴史と信頼に基づいたドキュメントゆえに、聖書を信じるに至ったのです。(聖書には明白な矛盾があり、文化的障害があるにもかかわらず)

ゼパニアは言います。

ゼパニア1章14節:
「主の大いなる日は近い、近づいて、すみやかに来る。主の日の声は耳にいたい。そこに、勇士もいたく叫ぶ」。

強い男は、そこで激しく叫ぶだろう。
その日は、怒りの日であり、悩みと苦しみの日であり、衰退と荒廃の日であり、暗闇と陰鬱の日、どんよりとした雲と厚い暗闇の日である。

ヨエルは言う。

ヨエル書2章1節:
「シオンで角笛を吹き、わが聖なる山で鬨(とき)の声をあげよ。この国に住む者は皆、おののけ。主の日が来る、主の日が近づく」。

暗黒の薄暗がりの日、どんよりとした雲と厚い暗闇の日である。朝は山々に広がった…。

天の啓示〔11:18〕では、預言者ジョン(ヤヒヤ YAHYA)は、「主が地球を破壊するものたちを破壊しなければならないように、人類は完全なる自己破壊のポイントにやってくるだろう」と予言しています。

このページの写真に加えて、Playing With the Devil's HAARPの記事の中にあるビデオを見れば分かるように、HAARPによって、密雲、暗黒、自己破壊的社会…描かれていることのすべてが、いつ起きてもおかしくないほど、すでに条件が整い始めています。

さらに※NASAに関するこの記事を読んでください。

(※この記事の翻訳は、東日本大震災直前に現われた不思議な熱のリングの下から三分の一のところにある「日本の地震、津波はHAARPにつながる可能性があるとするNASAの新しい研究ポイント」以下の部分です)

HAARPに関しては否定的な立場を取っている人でも、HAARPは現実に存在し、3.11に日本を破壊した地震を作り出すことは十分可能であることを理解する必要があります。

「HAARPは日本に地震を起こしたのか」という問いかけがあります。
ご自身で調べてみてください。

私は、「(HAARPが)日本に地震を起こしたのかもしれない」というだけでなく、「実際に地震を起こした」という十分な証拠があると信じています。

ハリウッドがオカルト数霊術を使わず、大衆を惑わすために、予言のプログラミングを使っていないと思うなら、ハリウッドの連中が、今年の、その月(3月)の11日に、なぜ別の映画をリリースしようと計画しているのでしょうか。

映画の名前は「11-11-11  地獄の門」。
サブタイトルは、「邪悪なものは、新しい数を持っている」です。
私は、その日に彼らが、どれほど恐ろしい犯罪を計画しているのだろうか、と考えます。


つづき


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首都圏大地震・福島原発深刻化を想定した大避難シミュレーションが本格化 ~真意は「一般市民封じ込め」~

2012年03月08日 11時04分03秒 | 地震/災害
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考えるより
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/2714396c829986bedf1bab65bbc3fbf7

◆警視庁:大地震想定の新交通規制発表 通行止め路線減らす
 2012年3月5日 12時37分 毎日jp

○大震災発生時の東京都内の主な交通規制

 
警視庁は5日、震度6弱以上の大地震を想定して策定した東京都内の新たな交通規制を発表した。地震直後に通行止めにする国道と都道を従来の37路線から6路線に減らすなど規制を緩和、全面通行止めとしていた環状7号線(都道)の内側についても、都心から郊外に向かう車は通行できるようにする。東日本大震災時に起きた大渋滞を考慮、緊急車両の通行を円滑にするため方針を転換した。5日から適用される。

警視庁によると、従来は37路線と高速道路を「緊急交通路」とし、一般車両の通行を規制するとしていた。しかし、都心の最大震度が5強だった東日本大震災時には、規制を実施しなかったにもかかわらず主要道路が大渋滞し、緊急通行車両が立ち往生するケースが続出。「警察官のマンパワーを考えると、全路線を規制できない」と判断し、規制対象を絞り込むことにした。

新たな規制によると、地震直後は国道20号(甲州街道)や国道17号(中山道)など6路線と高速道路を「緊急自動車専用路」として一般車両の通行を禁止する。災害の状況によっては2次規制として他の道路も通行止めとする。都心部を囲む環状7号線の内側については「全面通行止めにすると路上駐車が増え逆に混乱する」ことから、郊外方向は通行を許可することにした。

2次規制までは通行可能な路線が従来より増えることになるが、警視庁は「緊急通行車両を通すために可能な限り使用を控えてほしい」としている。

こうした規制は、震度5強でも建物倒壊などの被害が発生した場合は適用する可能性ががあるという。【伊澤拓也】



◆“100万人一斉避難は不可能”
 3月5日 22時15分 NHKニュース

茨城県の橋本知事は、東海第二原子力発電所から30キロ圏内の市町村に住むおよそ100万人の避難について、茨城県内のバスをすべて動員しても、1回では24万人しか乗れず、全住民を一斉に避難させるのは不可能とする試算を初めて示しました。

これは5日に開かれた茨城県議会の代表質問で、東海第二原発での事故を想定した周辺住民の避難について橋本知事が答えたものです。

この中で、東海第二原発から30キロ圏内の市町村に住む106万人の避難についての試算結果を初めて示し、「県内にあるバスを総動員しても、1回では24万人しか乗れないため、一斉に106万人を避難させるのは不可能だ」と述べました。

この試算は、東京電力福島第一原発事故を受けて、国が、原発からおおむね30キロ圏内を対象に、避難などの地域防災計画策定を求めていることに対応して行ったものです。

マイカーでの避難は、渋滞を引き起こすため、茨城県内の路線バスや通園・通学用のバス合わせて7080台をすべて動員したと想定して試算したということです。

原発30キロ圏内の人口は、東海第二原発が全国で最も多く、橋本知事は「今後、国が原発から30キロ圏内を対象に具体的にどのような防災対策を示すのか注目したいが、避難の方法などは最も深刻な課題になる」と指摘しました。

(転載終了)


いよいよ東日本に危機が迫っているということであろうか?

上記記事にあるように、警視庁が「大震災発生時の都内の交通規制」の検証をすすめ、福島原発に近い地方自治体でも”有事”を想定した避難シミュレーションが真剣になされているようである。

この2つの記事、一見すると同種のものに見えるやも知れないが、その実は”真逆”のものであろう。

即ち、警視庁による避難シミュレーションは、要人や一部のエスタブリッシュメント(特権階級)だけを無事に首都圏から素早く安全圏に避難させるがための検証ということである。

そして、一部の道路を「緊急自動車専用路」と称して一般車両の通行を禁止することの真意は、首都圏の一般市民の”封じ込め”であるというのが個人的見解である。

警視庁が「緊急通行車両を通すために可能な限り車の使用を控えてほしい」とのコメントしているが、では一体、首都圏に留まる人々にその間どうしろというのであろうか?

この言葉を裏返せば「黙ってその場に留まり、野垂れ死にしろ」と言っているも同然であろう。

「通行止めにする国道と都道を従来の37路線から6路線に減らす」との話は、一般市民を逃がすためでも何でもなく、首都圏脱出のため大渋滞する道路を”緊急車両の特権”とも言えるサイレンを鳴らしながら、一部の特権階級層のみを安全に避難させようということである。


その一方で、福島原発周辺自治体の「もしも」のための備えも本格化しているようである。

上記2つめの記事にあるように、福島原発の影響をモロに受けるであろう茨城県の橋本知事が、東海第二原発30キロ圏内の住民100万人の避難を検証した結果、「県内にあるバスを総動員しても助けられるのは24万人だけ」との衝撃的検証結果を公表している。

「何回かに分けて分散してピストン輸送すれば100万人避難できるではないか?」

そのような意見もあるであろう。

しかし、現実問題、道路が大渋滞に陥り、時間と共に事態が悪化するであることが明らかな原発事故が起きれば、第1陣避難完了後に再び”地元”に舞い戻っての住民大移動は極めて困難であろう。

申し訳ない物言いになるが、この24万人乗りの救命ボートに乗れなかった者は、タイタニック号に残された乗船客同様の運命を辿ることであろう。

この危機シミュレーションは、何も西日本の住民にとって”対岸の火事”でも何でもなく、敦賀湾に日本屈指の原発銀座を抱え、”プルトニウム爆弾””破壊兵器”たる「もんじゅ」を抱える関西在住の国民とて、何かあれば一瞬にして「第二のフクシマ」になる可能性は十分あるのである。

この手の大災害を想定したシミュレーション・検証結果に関する報道を目にする度に、「迫りくる危機」を実感する次第である。


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社保庁役人は犯罪人ばかりだったのか 全員逮捕して全貌を解明しろ

2012年03月07日 09時46分33秒 | 政治
ゲンダイネットより
http://gendai.net/articles/view/syakai/135483

年金のデタラメ運営なんて彼らには瑣事だ。まだ暴かれていない巨大な犯罪が行われていたに違いない!

 AIJの年金資産2000億円消失事件は、単なるサギみたいな話かと思ったら、とんでもなかった。社会保険庁のOBが深く関与。それで信用し、被害に遭った基金が数多くあるのだ。このOBは「虚偽の運用実績は知らなかった」と弁明、自分こそ“被害者”と言わんばかりだが、冗談じゃない。社保庁といえば、全員がフダ付きのような役所だった。そのOBが、またいい加減なことをした。この際、社保庁OBを全員とっ捕まえて、悪さをしていないか、調べてみたほうがいい。

 問題のOBは石山勲氏(74)。社保庁年金担当や厚生省保険局課長補佐を歴任し、2000年に退職。その後、都内の年金基金常務理事を務め、2004年4月にコンサルタント会社を設立した。設立時の出資金のうち、約半分はAIJ側が出資。また顧問料として年間約500万円が石山に支払われていた。
「石山は社保庁の職員が天下りした各地の企業年金に、『AIJは運用に安定感がある』『優良な委託先』と薦めていました。年に2回、資金運用セミナーも開催。各地の年金担当者数十人を集め、AIJやほかの3社に投資商品のPRをさせていた。石山も『私が厳選した投資会社です』と後押し。すっかり信用して、AIJと年金資金の投資一任契約を結んだところも多かったようです」(経済担当記者)
 AIJのファンドには昨年3月時点で、84もの基金が投資をしているが、業績が拡大した背景には、こうした“天下りネットワーク”の存在があった。その一翼を担ったのが石山なのだが、本人は大手紙やテレビ局の取材に、「AIJは付き合いのある数多い社のうちの一社」「3~4年前にコンサル契約を解消して以降は連絡をとっていない」と釈明。悪びれるそぶりもないのだから、フザケている。
「社保庁OBの石山氏がAIJを薦めれば、そりゃ、みんな信用しますよ。被害を拡大させたという点では大きな責任があります。また、投資先は265社もあるのに、なぜセミナーではAIJら4社だけが商品PRをできたのでしょうか。大きな疑問です。AIJは2008年9月のリーマン・ショック後も、高利回りをうたい、業界では不審がられていた。石山氏は正しく運用しているのか、細かくチェックすることも必要でした。人に薦めるだけ薦めて、『後は知りません』というのは無責任すぎます」(年金問題に詳しいジャーナリストの岩瀬達哉氏)
 そんな石山の薦めにホイホイ乗った年金基金には、1999年以降、少なくとも23人の社保庁OBが再就職していた。彼らの年収は約1200万円ともいわれている。
 こうなると、コイツらは一体何なのか。社保庁といえば、「消えた年金」だけでなく、不祥事、悪さがこれでもかと発覚し、潰された組織だ。
「幹部の収賄、職員の情報無断閲覧、マッサージ器の購入などデタラメの限りが露呈した。これで打ち切りかと思ったら、まだAIJがあったわけです。この調子だと、似たようなケースがいっぱい出てくるかもしれない。運用で大損を出しているのに隠している。そんなデタラメに社保庁OBが関わっている。こういうケースです。この際、全OBを問い詰めることが必要なのかもしれません」(前出の記者)
 経済評論家の荻原博子氏もこう言った。
「国民は、年金でグリーンピアをつくり天下っていた年金福祉事業団に呆れ、不祥事続出の社保庁に驚き、日本年金機構に衣替えしても、まだこんな不祥事が出てくるのかとア然としている。そこに共通するのは、年金官僚に国民の老後の年金を守ろうという意識が決定的に欠落していることです。国民の老後よりも自分の老後のことしか考えちゃいない。人さまの金を運用しているという責任感も緊張感もない。こうなると、どれだけ我々の年金が食い物にされているのか、わかりませんよ」
 AIJの巨額損失はおそらく、氷山の一角だ。まだかわいい方かもしれない。それだけに全貌解明が急務だ。


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東電経営陣に株主代表訴訟 総額5兆5千億円

2012年03月06日 11時16分01秒 | 政治
田中龍作ジャーナルより
http://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003815

 国民は決して泣き寝入ってはいなかった。福島第一原発の事故をめぐり、東電の株主たちが経営陣(現・前・元)を相手取り、総額5兆5045億円の損害賠償を求める株主代表訴訟をきょう午後、東京地裁に起こす。訴えられる経営陣は勝俣恒久会長、清水正孝前社長ら43人。請求金額は日本の裁判史上最高額となる。
 原告代理人の河合弘之弁護士は「地震・津波対策の不備が訴えの最大の柱となる」と話した。(以下昨年11月、訴訟請求の記者会見より)――

 「08年に福島第一原発には最大で15・7mの津波が来るという試算が東電の社内にあった。その試算がきちっと上がっていながら、(当時の経営陣は)それを無視した」、河合弁護士は続けた。

 東電幹部は記者会見でことあるごとに「想定外の津波により」としてきた。原子力損害賠償法・第3条に基づき「異常に巨大な天災地変」は免責されることを狙ったものだった。だが、東電は大津波が襲来した場合の規模を予想していたのである。

 経営陣(当時)の目論見は脆くも崩れた。だが、裁判所が東電経営陣の過失を認めるだろうか。最高裁まで行くのは確実だ。長い長い裁判となるだろう。

 「(経営陣)は責任を取ろうとせずに消費者の金(電気料金値上げ)や国民の金(増税)で乗り切ろうとしている。こんな矛盾した会社はない」。『東京電力株主の会』の堀江鉄雄さんは義憤を込めながら、いみじくも指摘した。

 東電・福島第一原発事故をめぐって勝俣会長や清水前社長らは、業務上過失傷害などの罪で刑事告発されている。

 腰をあげないばかりか、巨大企業と結託している感のある政府に代わって株主が立ち上がった。東電の株主が先ほど、経営陣(旧、現)27人を相手どって総額5兆5,045億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を東京地裁に起こした。
 請求金額は「東電経営・財務調査委員会」の試算に基づいた。日本の裁判史上最高額だ。訴えられたのは事故当時と平成14年以降の会長、社長、原発担当取締役。平成14年としたのは、同年に文科省地震調査研究推進本部がM8クラスの地震が起きることを予想していたため。

 訴状によると被告(東電経営陣)の責任は以下(要約)-
●超地震大国で漫然と原発を建設、運転したこと。
●15m以上の津波が襲来するとした警告や研究成果を無視して、想定津波波高を従来の6・1mから1㎝も上げなかったこと。
●シビアアクシデントの対策不備
●2、3号機についてのベントと海水注入の遅れ

 ねらいは―
●日本では個人責任を取らせないと何も変わらない。
●個人の責任を追及することによって原発業界における集団無責任体制を是正したい。
●他の電力会社の取締役も再稼働して重大な事故を起こしたら株主代表訴訟が起きることを覚悟してほしい。

 福島第一原発事故は10万人を超える避難者を出し農地や海を汚染したが、東電経営陣は誰ひとり責任を取っていない。JRや工場などが重大な事故を起こした場合、すぐに捜査機関の捜索が入る。だが事故発生から1年経った今なお東電は全くのお咎めなしだ。ばかりか、電気料金値上げと税金で救済される気配さえある。

 東電経営陣を相手取った株主代表訴訟は、裁判所の良識が問われる場となりそうだ。


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