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猫の発達心理学

2007-10-08 02:30:45 | 
大学での専攻は心理学でした。 

その専攻のなかでDevelopmental Psychology(発達心理学?)という、人が生まれる前から死ぬまでの身体と精神がどのように発達し変化していくかを学びました。

Infancy(乳児期)の脳がどのように発達していくかというなかで、生後8ヶ月~12ヶ月に特徴的な発達段階にObject Permanence(日本語分かりません)というのがあります。 このObject Permanenceの定義を簡単に言うと「物が何かにカバーされて見えなくなっても、その物は存在している」というものです。

シナモンも生後8ヶ月頃には、このObject Permanenceが分かる行動がありました。 生後8ヶ月前はオモチャをマットの下に隠すと、消えたと思い私の顔を見るのですが、8ヶ月を過ぎると「今存在した物が見えないからといって、消えてなくならない」という事を理解し、ちゃんとマットの下を探すようになりました。 人間の子供のように手でマットをめくるという行動は出来ませんが、マットの下にスライディングして、ちゃんとオモチャを見つけだすのです。

案外、私達が思っているより、猫って賢い動物なのです。

cat3 この緑のボールは消えてなくなったりはしないんですよ。


cat3 なるほど、これをObject Permanenceっていうんですね。
cat2 お兄ちゃん、僕に分かるように説明してください。


cat2 うぅ~ん、にゃるほど、にゃるほど! 
ワサちゃんは賢いって書いてあります。



そんな事、大学の教科書には書いていないと思いますよ。 ワサちゃん、いつから字が読めるようになったんですか?(=;