どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

虹が出た

2017-06-17 01:18:00 | 日記

 

今日は晴れた。降水確率がウソみたいだった。とは言っても、狐の嫁入りのような雨は降った。そのせいで午後2時過ぎから恐ろしく強い光線になった。

仕事がやりづらかった。晴れすぎるのはとてもやりにくいものだ。

 

 

ラッカへのロシアの空爆で、ISISのバクダティ最高指導者が死んだという。今までも死亡説はざんざん出てきたからにわかに信じがたいが、ロシア発の情報なので信憑性は高い。

ロシアはもともと多民族国家だったが、旧ソ連時代に少数民族の強制移住とかを散々やらかしたので、その恨みつらみがまだ積み重なっている。代表的なのはタタール人だろうか。そして宗教がある。他民族であるから多宗教でもある。ソ連時代は宗教が抑圧されていたのであまり顕在化しなかったとも言える。まあ秘密主義だったし。それがロシアになってから今現在チェチェンとかで暴発している。

そう旧ソ連時代から彼らはイスラムとの付き合い方?を研究していた。アフガニスタン紛争はそれは大きかっただろう。イスラムの暴れる人たちとずっと付き合ってきたというのがロシアだ。これに対してアメリカは911以降しかない。彼らのイスラム理解は深いとは思えない。

宗教的にそうなのかもしれない。キリスト教でもロシア正教のように聖書は読まなくていい、という考えの宗教の方がある意味宗教である。儀礼が重要だ。ところがアメリカのプロテスタントは聖書を通じて神に近づくという方法論をとる。で、実はイスラムもそうなのだ。モスクでの礼拝の徹底というのはあるが、コーランの暗唱やシャーリアの徹底という方向にある。それはプロテスタントとあまり変わらない。違うのは18世紀以降豊かになったのと貧しくなったのとの差だけだ。

キリスト教もイスラム教も一神教で同じ神を崇めている。だがイスラムもプロテスタントもテキスト主義だ。これがどうもロシア人にとっては理解しがたいようだ。理解できないが敵である以上徹底的に研究してきた。そこの信頼性がある。

なんでこんな文章を書いているかといえば、この前職人さんが「他力本願」とかいたTシャツをきていたからだ。自虐ネタなのだろうが、本当の他力本願は全く違う。阿弥陀如来にすがることを指す。そのために南無阿弥陀仏を延々と言い続けなければいけない。そこにある宗教的本質はテキストになることで失われてしまったわけだ。

その意味で全ての宗教は神秘主義に至ると考えている。国家を作ろうという野望は、神から最も遠ざかる手段だろう。まあ、日本の神にはなれるぞ!

バクダティの思想はインターネット上で広がっている。しばらくはこの思想の根絶はないだろう。だが、ラディンの思想が劣化したバグダティの思想はさらに劣化したものになるだろう。それが過激派の至る道で、神秘主義へ向かう道でもあるのだな。

 

 

今日は女子がスマホで多分メルカリの画面だと思うが、それをみて「カワイイー」「ありえませんがな」「クソカワイイ」等々発言している傍にいた。

いや君達「オニカワイイ」よ。本当に。本当に。可愛いよ。

ウン、可愛かった。

 

 

虹が出た。その名残が綺麗だった。