先日、超大宮アルディージャの掲示板に、興味深い投稿があった。
「大宮サポなのに浦和や千葉のファン感に行って、ファンクラブに加入して
ユニフォームも買う奴らは裏切りものですか?。」(超大宮アルディージャ掲示板より抜粋)
私は大宮サポでありながら、レッズのレプリカユニを購入した張本人。
前回のブログでそのことについて触れ、直後にこの投稿を読んだので
「もしや俺のこと・・・?。」と、目に付いた次第だ。
それに対する返答は
「レプリカユニ持たなきゃ、ファンクラブはいいんじゃないん。」
「そいつらはもはや大宮サポーターじゃないね。大宮サポを装った浦和サポであり
千葉サポでしょ。」
「大宮以外に浦和や千葉のユニ買って3つのスタジアム渡り歩いてお金使ってりゃ
それはそれで凄いサポだわな。」
中には、「全然裏切りでもなんでもないだろ」(以上、超大宮アルディージャ掲示板より抜粋)
と言う意見もあったが、大概の意見はこのように否定的だ。
かくゆう私、昨年すでに赤いユニ(猶本選手のコンフィットシャツ)に身をつつみ
何度か駒場や味スタ西が丘に、レッズレディースの応援に行っている。
最初は猶本見たさの軽いミーハーな気分だったが、何度か通ううちに
他の選手も応援するようになり、そしてついにはレッズレディースのサポになった。
そうして徐々に赤く染まりつつある自分に、戸惑ったのも事実。
私の中では、レッズとレッズレディースは全くの別物だが
いかんせん世間的認知は、レッズレディース=レッズなのだ。
「大宮サポが、レッズレディース(浦女)を応援するのはありか?。」
程度の差こそあれ、必然的に大宮サポならこのジレンマに直面する。
そこで私は【大宮サポたる矜持】を失わないために
レッズレディース観戦において、自分自身に律しているルールがある。
それは・・・
・ 赤いユニには浦和駅もしくはスタジアムで着替える。
・ 「浦和レッズ!、We are Reds!」と叫ぶチャントは口にしない。
レッズ(♂)を連想させるチャントも同様である。
・ 勝利は喜べども・・・「We are diamonds」は決して歌わない。
・ 選手の名を叫ぶチャントはコールする!(ひ・か・る~♪)。
・ コアサポからは離れて観戦する、一線を置く。
スタジアムでレッズレディースの応援をしていると
試合に夢中になる一方、ふと・・・我に返る瞬間が訪れる。
刹那、赤に身を包みこの場にいる違和感と
一人だけポツンと置かれているような疎外感。
しかし同時に、「自分がいかに大宮サポであるか(大宮を愛しているか・・・)!。」を
痛いほど身にしみる瞬間でもあるのだ。
オレンジのユニを着て手、声を張り上げる時のあの高揚感、安心感
サポ同士の一体感、親密感・・・。
自分にとって「どれほど大宮が重要で大切であるか」を、レッズレディースサポになり
改めて再認識した。
そんな気持ちになりながらも、今年も駒場へ足を運ぶ・・・。
「大宮サポが浦女を応援することは、裏切り行為!?」と思われようが
自分自身が「大宮への愛」を自重しているのであれば
気兼ねすることなく、”赤”も堂々と着れる!。
(レッズレプリカを着たからって、心まで奪われることはないのだから。)