栃木の選手はすでに練習を行っているが、試合開始の１３時
１５分前にもかかわらず、大宮の選手はまだ姿を見せない。
「まさか練習なしでいきなり試合なのか？。」
その後、「試合開始は１３時１５分に変更」と放送が入った。
遅れた理由は不明だが、練習試合だし特に目くじらを立てる事ではない。
しかし気合を入れて練習する栃木の選手とは対照的に
遅れてバラバラに入ってきた大宮の選手達。
（こういったところは気になる・・・。）
そして試合開始。
FWは慎太郎と、富山、CBは福田、GK塩田か・・・。
明日の水戸戦を考慮し、弱冠主メンバーは控えているのかな。
１軍半といったところだ。
試合は開始早々から、栃木の激しいプレスに防戦一方。
栃木の戦術はボール保持者に対して素早く２～３人で囲いこみ
苦し紛れに出されたボールをカット、しすばやくショートカウンター。
GKからキックは、ワントップの阪野に集め（当て）、セカンドボールを拾う。
アンカー本間（栃木にいたんだ～！）が、FWを徹底的にマークし
バイタルエリアを潰す。
私の見方としては、栃木の戦術はわかり易く、一貫しているように感じた。
一方大宮は、攻めのパターンが乏しい。
慎太郎が裏をつく動きをし、おしいところもあったが連動して動く選手が
いないため押さえ込まれて終わる。
今井の単調な攻撃、大剛の反応の遅さ・・・。
途中から消える富山。
左SB大屋（怪我？）を早々に下げ、カルリーニョスを投入、和田が左SBに入る。
カルリーニョスが入ることで、攻撃的になる。
しかし前半は２点を奪われ終了。
さて後半はどう修正するか・・・。
栃木は前半と打って変わって守りの姿勢。
よって必然的に大宮がボールを持てる時間が増える。
泉澤が大剛に、播戸が慎太郎に変わり入る。
左SH泉澤、右SHに横谷。
これで攻撃にバリエーションがぐっと増え、後半途中からは
流れが変わった。
０－２のまま試合終了。
試合に負けはしたが、修正点が見えたという面で収穫はあった。
・ 左SB・・・人材不足、今年も穴。今のところ和田が有力か。
守備に少々目をつむるなら高瀬に期待。
・ CB・・・・河本、福田コンビはギクシャク。やはり菊池（or横山）、河本か。
・ FW・・・・ムルジャなしではどうにもならないことが浮き彫りに。
ズラタンに匹敵する新外国人選手、もしくは
ボールを収められるフィジカルの強い選手を
早急に補充。
・ GK・・・・この試合では判断不能、加藤が有力か。
・ SH・・・・家長が右SHなら、左SHは横谷が適任だろうか。
横谷は使える（失礼！）ことが判明。
泉澤はあいかわらず悩ましい！。シュートかパスかあやふや。
このままではまたもやジョーカー適任なのか・・・。
大剛は・・・（×）。
そしてゲーム終了間際に見せた、大山の楔の縦パス。
あのパスは、青木（→レッズ）以来見たことがないかも！センスを感じる。
フィジカル的にも一回り体格が大きくなったように見え
試合に出てスタメンを奪ってほしい。
全てがあくまで個人的見解なので、頓珍漢な意見かもしれない。
しかし結論から言って、この試合の負けをどうこう言う必要はない。
栃木側の完成度が高かったのを褒めるべきだ。
さて、開幕まで残すところ明日の水戸戦、来週の山形戦のみ。
ここで試せることを徹底的に試してほしい。
