先週の日曜日のこと・・・。
二人を起こそうと子供部屋へと足を向けた。
「まだ寝ているのか~」と思いきや、なにやらコソコソと話している声がした。
「なんだ・・・起きてたのか?。」
ドアを開けると大慌てでホワイトボードを隠す二人。
「パパは見ちゃダメだって!!。」
ちらっと垣間見えてしまったボードには、「父の日のプレゼント・・・」なる文字が見えた。
「そうか・・・今日は父の日か・・・。」
思い起こせば・・・私は今まで父の日に何かしてあげた記憶はない。
そんな私であるので「父の日ねぇ・・・。」とどこか冷めた見方をしていた。
娘達はパパにバレバレでプレゼントを買いに行った(知らないふり・・・)。
しかもホワイトボードは見えるように置きっぱなしで。
二人のおこづかいで買ってくれるようだ。
「手紙約420円、くつ下約300円・・・合計720円くらい!」
「長女700円、次女からは100円か300円(お姉ちゃんだ~・・・)」
「パンツ大きさ・・・Lサイズ」
二人が帰宅しパパへのプレゼントを後ろに隠している・・・。
それからしばらくして子供部屋で静かになる二人・・・。
10分ほどして二人から私に『手紙』と『プレゼント』をもらった。
「ありがとう~!中は何かな~?。」
笑って見ている娘達!。
「くつ下だ~!(わかっていたが)。」
二人いわく・・・「パパの大好きなアルディージャのオレンジ色のくつしただよ~自転車に乗るときはいてね!」と。
「ありがと~毎回はくよ~!(おいおい予算オーバーしたんじゃないかい!?。)」
一緒に『手紙』ももらった・・・。
深夜・・・家族が寝静まった後私は手紙を開いた。
そしてしばらく涙が止まらなかった・・・。
〈長女からの手紙〉
パパへ
いつもありがとう
父の日のプレゼントがくつ下でゴメンネ
うちが大人になったら、父の日にもっとりっぱなプレゼントあげるからね!(ビールとか・・・)
コレからも宜しくネ!大好き
ずっと元気でいてネ。
〈次女からの手紙〉
パパへ
いつもありがとう。
パパはいつも〇〇(長女)と△△(次女)のことだいじにしてくれて、うれしいよ。
しごとも、がんばってね。
今日は、じいじのいえに、いとことあそぶんだーーーーー。
これからも、よろしくね。
パパも、きおつけて、しごとに、いってね。
わたしも、学校に、がんばって、行くね。
これからもしごと、がんばってね。
パパ大すき。
二人ともありがとう・・・。
もらった手紙は終生大事に持ってるよ。