小沢代表記者会見全文掲載!!
投稿者は、民主党支持者というわけではない。寧ろ、自公政権批判者である。もっと言うなら、売国政権批判者である。さらに言うなら、偽装政権批判者である。偽装というのは、言うまでもない。支持基盤を失った上での、延命政権のことを指す。
総選挙を意図的に遅らせ、権力基盤の延命を図るために、権力を行使する構図はあきらかである。それが『小沢公設秘書逮捕事件』である。それが事件の本質であり、真実である。それをはっきりと言わないと、歴史に禍根を残す。それ故、小沢代表続投を徹底的に支持する。
偽の、大嘘が世間に闊歩しては困る。ましてや、権力がそれを企図しては困る。許すことが出来ない。それにより、巨悪がほくそ笑む。壮大な売国政策
が咎められることなく、勧められていく。謀略官僚が蔓延り、芸者言論人が洗脳のために大口をたたく。そして、国が疲弊する。民の暮らしが成り立たなくな
る。
真の利権は、そうした売国政策にある。郵政民営化の利権がはるかに莫大だ。100億の『かんぽ利権』は数千億に化ける。それもたった1社にである。利権を追求するなら、こっちが先だ。巨悪だ。その事を隠そうとする意図が、『小沢公設秘書逮捕事件』には必ずある。
小沢一郎を守り、権力の横暴を挫くことは、今まさに必要な理由がそこにある。
《多分、ハンディーカメラによる速報版》
民主党の小沢一郎さん「代表続投」の記者会見(2009年3月24日)
http://www.youtube.com/watch?v=FWdgZPsWwfU
【転載開始】民主・小沢代表 記者会見の全文
民主党の小沢代表が24日夜、党本部で行った記者会見の全文は以下の通り。
小沢氏 このたびの私の資金管理団体を巡る問題につきまして、私の思いと現在の心境を申し上げさせていただきたいと思います。まずもって、私自身の資金管 理団体を巡る問題につきまして、仲間の皆さん、同志の皆さんをはじめとして国民の本当に大勢の皆さまに、ご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを、心か らおわび申し上げるものでございます。今月3日に、秘書の大久保(隆規容 疑者)が逮捕されて以来、私自身が犯罪を犯したような印象を与える状況の中で本当に自分自身、悔しい思いと無念の思いを抱きながら必死に耐えて頑張って参 りました。そのような状況にもかかわりませず、仲間の皆さん、そして大勢の国民の皆さんからお励ましの言葉をいただきました。私はこの皆さんの激励が無 かったならば今日まで耐えてくることは出来なかったように思いまして、本当に国民の皆様の、大勢の方々の「負けるな、頑張れ」という声に励まされ今日まで 参りました。本当に国民の皆様に、そして同志の皆様に心から感謝申し上げるものでございます。
私は(公設秘書の)今月3日の逮捕以来、皆様の前で機会あるたびに申し上げて参りましたが、私自身が収賄罪とか、犯罪に手を染めていたと言うことであるな らば、それはどのような捜査でも、どのような処罰でも甘んじて受ける。しかし、「自分にはそういう事実はない」ということを繰り返し皆様にも申し上げて参 りました。本日は、その意味で私の主張してきたことが事実であると言うことが明らかになったのではないかと、こう思っております。
しかしながら、それはそれとして、秘書が結果として逮捕され、起訴されたと、このことについての自分の責任は非常に大きい、特に民主党に期待してくださった、直接激励してくださった皆さんに、大変申し訳ない、そういう思いで一杯でございます。
今日の秘書の起訴の理由を聞きますと、(政治資金)収支報告書の政治資金規正法違反、すなわち収支報告書の記載の仕方についての問題が起訴の根拠、理由と されております。私どもとしては献金を受けた事実はそのまま報告しておりますし、献金をいただいた相手方をそのまま記載するのが規正法の法の趣旨であると いう風に理解しておりまして、その認識の差が今日の起訴という事実になったことと思います。
今までの過去の例を見ましても、この種の問題につきまして逮捕、強制捜査、起訴という事例は記憶にありません。そういう意味で、政治資金規正法の趣旨から いっても、またそういう点からいっても、私としては合点がいかない、納得がいかないというのが今日の心境でございます。特に衆院選がまさに秒読みの段階に 控えておる今日でありまして、私の責任の重大さを感じると同時に、そういった形での結果につきましては、自分としては納得出来ないという思いでございま す。
従いまして、先程来、役員会、常任幹事会に私の心境を述べさせていただきました。私は、40年になんなんとする政治生活ではございますが、別に代表の地位や、あるいは政権を取って首相(に就任する)というたぐいのことに何の未練も執着もありません。
ただ、思いは、何としても日本に議会制民主主義を定着させる、それが私の自民党(を)離党して以来の大目標でありまして、自分の思いであり、そしてこれが 最後の機会だと、この機会に何としても国民の皆さんの理解を得て、政権の交代を実現することによって、官僚機構の上に立った自公政権、これを覆して本当に 国民主導の、国民の皆さんの側に立った政治を実現させる。それが私の最後の政治家としての仕事だと、そう思っております。
その意味におきまして、皆さんのご理解をいただいて、本当にこの目的をみんなと一緒に力を合わせて今後も頑張っていきたいという趣旨の話を役員会、常幹に おいても行いました。その役員会でも、とにかく、そういう大目標を、そして大いなる使命を達成するために一緒に頑張ろうという本当に温かいご支援の声をい ただきました。私といたしましては、本当に微力で不敏な才能でしかありませんけれども、本当にみんなと一緒に、みんなのこういった温かいご支援をいただい て、自分の、そして民主党の、そして国民の皆さんの期待に応えるよう、今後も頑張って参りたい。そのように決意を新たにいたしたところでございます。
今回のことにつきましては、本当に仲間の皆さんに、そして多くの民主党に期待する皆さんにご心配とご迷惑とお掛けしましたことを重ねておわび申し上げながら、私の報告と今日の自分の心境といたしたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
――今回の起訴を踏まえ、進退を判断するということだったが、続投でよろしいか。衆院選への影響も考えるということだったが、この点についてはどう判断したか。
小沢氏 進退については、今申し上げましたように、私一人で決するというには、あまりにも大事な大きな問題でございますので、役員会の皆様のご判断を仰 ぎ、また常任幹事会の皆様のご意見、ご判断を仰いだということでございます。それから、衆院選で政権交代を実現し、本当に国民主導の、国民の側に立った政 治を実現するということが、私の政治家としての生涯の目標であり、夢であり、そして、今日、最後の自分の仕事だと心得ております。従いまして、今後もその ことを、これからのいろいろな状況がどうなるか分かりませんが、そのことを前提に進めて、今後も考えていきたいと思います。
――あえて代表にとどまることが、政権交代を目指す民主党にとってどうプラスになると判断したのか。選挙の時期や捜査の進展にかかわらず、代表を続けるのか。
小沢氏 今、先ほどの質問に答えました通り、私の目標、そして私の夢、政治家としての夢は、日本に本当の議会制民主主義を定着させること、そのためには、 本格的な政権交代ということによって主権者の国民のみなさんの議会制民主主義への理解を深める、ということが私はできると。そしてまた、政権交代が本来の 民主主義の機能である、このことによってしか、日本に議会制民主主義が定着することはないだろう。そういう思いに立っておりますので、そのことで私が、今 日みなさまのご理解のもとで、代表をこのまま続けるということに、ご承認いただいたわけではありますけれども、あくまでも衆院選での勝利を前提に、何事 も、私自身、考えていきたいと思います。
今日の時点において、私が代表を そのまま続けることが、プラスかマイナスか。それは私に判断することはできません。すべて、国民みなさんの受け取り方次第だと思っております。繰り返しま すが、いずれにしても衆院選で政権交代を実現して、国民のための政治、議会制民主主義を定着させる、その一点で、今後も対処してきたいと思っております。
→②に続く