へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

通信衛星の激突、そして、デブリ!!

2009-03-20 09:37:55 | Weblog

宇宙を汚しまくって、環境問題を論ずる資格はない!!
スペースシャトルを打ち上げ延期し、
国際宇宙ステーションを、
緊急避難させたデブリの原因は、
身勝手なの宇宙環境汚染による!!



 かつて、バイアレン帯で水爆実験をしたり、スペースウォーを演出したりで、衛星破壊をした。今回は、事故だと言うがはたしてどうか。デブリをまき散らした責任は、覇権のための身勝手な宇宙開発が、その原因である。

 スパイ衛星も、通信衛星も所詮、覇権行動であった。前者は軍事であり、後者は情報覇権である。その数は知れない。そして、不要になったそれらを標的にした、破壊実験がこれらのデブリを激増させた。そこに後先考えない身勝手な宇宙環境破壊が現出している。

 誰が、これらを掃除するのか? 放置すれば、数十年、若しくは数百年の時を要するであろう。元の清らかな宙(そら)を取り戻すことは難しい。地球は泣いている。

 こうした宇宙開発は、真の開発ではない。丁度、目先の金銭欲望のために乱開発した環境破壊と対である。宇宙は、その縮図である。覇権は、欲望による支配願望である。

 地表の環境破壊は、数十年もすれば、回復基調を取り戻すことも出来よう。ボランティアで清掃活動に参加することも出来る。回復活動に参画することも出来よう。宇宙はそう言うわけにはいかない。

 しかも、宇宙開発を競うポジションは、一握りの支配勢力である。その原因は、彼らにある。支配勢力の本質が透けて見える。支配勢力が、身勝手で、環境破壊の張本人であることが分かる。


【転載開始】2009年02月17日 21時13分00秒

イリジウム社の通信衛星「イリジウム33」とロシアの軍事通信衛星「コスモス2251」が激突して発生した数万個近くのデブリが今後どうなるのかがよくわかる軌道ムービー


http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090217_iridium_cosmos/ 

日本時間の2月11日~12日頃に発覚した初のアメリカとロシアによる衛星同士の衝突事故ですが、原子炉を積んだ旧ソ連の人工衛星と衝突し、放射能汚染を引き起こす恐れがあると警告されていたり、ほかの衛星が軌道変更するなどの操作が数十年必要になると言われていたりしますが、今まではこのような衛星同士の衝突の確率は「5000万分の1」程度と見られていただけに、新たに700個近くのデブリを生産した今回の事件、関係各所の衝撃は大きいようです。


衝突時の衝撃波はハイパーソニックショックウェーブとなって両衛星を粉々にすることによって、1センチ以上の破片で考えるとおそらく何万ものデブリを生み出し、一説ではこれらのデブリは今後1万年間も衛星にとって最もメジャーな高度の一つである800kmの軌道をものすごい速度で飛び続け、それらのうちどの小さなデブリであっても衛星を著しく破損させることができる威力だそうです。


というわけで、実際にこのまま放置すると地球の衛星軌道上で何が起きるのかをシミュレーションしたムービーを見てみましょう。再生は以下から。



SpaceDebris/OrbitalAnalysis - SSDL Iridium 33 and Cosmos 2251 Satellite Collision - Analytical Graphics, Inc.


上記ページにある38.0MB(Gaussian)と50.0MB(Evolve-based)のZIPファイルをダウンロードして解凍すれば、中からWMV形式のムービーがそれぞれ出てきます。


これがイリジウム33。地球全体をサービスエリアとするイリジウム衛星電話サービスに使われている衛星です。


コスモス2251、もう使われていなかったロシアの軍事衛星


イリジウム33とコスモス2251が激突する瞬間


粉々になって飛び散っていく


このようにして軌道上に散らばっていき……


地球の周囲をまわりはじめます


緑色の点が既に存在しているデブリ、そして赤色の点が今回の衝突で発生したデブリ。これで約1万9000個のデブリが地球の周りを回っていることに。小さいものも含めるとその数はさらに増大します。


このような感じで飛び散っていくらしい


このまま放置しておくと、デブリ同士が衝突してさらにデブリを生み出し、延々と自己増殖を繰り返す「ケスラーシンドローム」が発生、最悪の場合、人類が宇宙に出ることを阻む原因になりかねないようです。なんとかしなくてはならないということで、「デブリ除去システム」も考案されていますが、今後はどうなるのでしょうか……。【転載終了】