へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

不思議な少年!! その12

2009-03-03 14:53:05 | Weblog
引き続きエリフの教訓!! 

 イエスの話に、何故に仏陀が出てくるのか。歴史は絶え間なく続き、世界は広がりを持って、関連している。今、西洋と東洋が出会ったわけではなく、昔も今も出会っていると当然言える。イスラエルが孤立して存在したはずはない。現代人の奢りと、無智である。

 そして、すべては連関の輪で繋がっているのである。当然、真理に境界と差別はない。


 再びエリフは教えて言う、「インドの僧侶は腐敗しました。ブラマは町々で忘れられ、人々の権利は塵にまみれた。その時、有力な教師、霊覚の仏陀が現れました。仏陀は富貴と世の一切の栄誉から遠ざかり、静かな森林や洞窟に静寂を求めて祝福されました。

 彼は高き生活の福音を説き、人間をうやまうべき道を教えました。彼には伝うべき教義なるものはなく、ただ人間を知っていたから、その信条は公正、愛、正義だけでした。

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 ここに仏陀が語った多くの有益な言葉の二三を引用します。

  『増悪は残酷な言葉なり。人なんじを憎むとも意とするなかれ。なんじは人々の増悪を変じて、愛、慈悲、善意となすことを得。慈悲は諸々の天の如く広大な り。善は万事に対して余りあり。善もて悪を破れ。寛容をもて貪欲を恥かしめよ。真実をもて誤謬(ごびゅう)の引ける曲線を直線とせよ。誤謬とは真実の曲が りて常軌を逸したるものに過ぎず。苦痛が悪念を懐(いだ)いて行う者に続き来ることは、恰(あたか)も車輪が車を挽(ひ)く者の脚に続くが如し。

 自我に勝つは戦争にて千兵を殺すに勝る。他人がかくあるべしと信ずる如く、自ら身を処する者は貴し。汝に悪をなす者に報ゆるに、純無垢の愛をもてせよ。かくすれば、その人は悪をなさざるに至らん。これ愛は愛さるる者に心を清むること、愛する者の心を清むるが如くなればなり。』

 仏陀の言葉はインドの教典に記されてあります。これを学がよい。これは聖気の教訓の一部ですから。

 エジプト国は神秘の国です。

 多くの時代の神秘はわれらの宮や社(やしろ)に納められております。古今東西の学者は来てここに学ぶ。そしてあなたがたのお子たちは成人して、エジプトの学舎にきてあらゆる研究を完成するでしょう。
 しかしわたしの言うことは十分だ。明日は日の出と共に再び集まる。」

 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
第三部ゾアンにあるマリヤとエリサベツの教育
第十一章 エリフの教訓。仏教と仏陀の教訓。エジプトの神秘。

1)再びエリフは教えて言う、「インドの僧侶は腐敗しました。ブラマは町々で忘れられ、人々の権利は塵にまみれた。

2)その時、有力な教師、霊覚の仏陀が現れました。仏陀は富貴と世の一切の栄誉から遠ざかり、静かな森林や洞窟に静寂を求めて祝福されました。

3)彼は高き生活の福音を説き、人間をうやまうべき道を教えました。

4)彼には伝うべき教義なるものはなく、ただ人間を知っていたから、その信条は公正、愛、正義だけでした。

5)ここに仏陀が語った多くの有益な言葉の二三を引用します。

6)『増悪は残酷な言葉なり。人なんじを憎むとも意とするなかれ。なんじは人々の増悪を変じて、愛、慈悲、善意となすことを得。慈悲は諸々の天の如く広大なり。
 
7)善は万事に対して余りあり。善もて悪を破れ。寛容をもて貪欲を恥かしめよ。真実をもて誤謬(ごびゅう)の引ける曲線を直線とせよ。誤謬とは真実の曲がりて常軌を逸したるものに過ぎず。

8)苦痛が悪念を懐(いだ)いて行う者に続き来ることは、恰(あたか)も車輪が車を挽(ひ)く者の脚に続くが如し。

9)自我に勝つは戦争にて千兵を殺すに勝る。

10)他人がかくあるべしと信ずる如く、自ら身を処する者は貴し。

11)汝に悪をなす者に報ゆるに、純無垢の愛をもてせよ。かくすれば、その人は悪をなさざるに至らん。これ愛は愛さるる者に心を清むること、愛する者の心を清むるが如くなればなり。』

12)仏陀の言葉はインドの教典に記されてあります。これを学がよい。これは聖気の教訓の一部ですから。

13)エジプト国は神秘の国です。

14)多くの時代の神秘はわれらの宮や社(やしろ)に納められております。

15)古今東西の学者は来てここに学ぶ。そしてあなたがたのお子たちは成人して、エジプトの学舎にきてあらゆる研究を完成するでしょう。

16)しかしわたしの言うことは十分だ。明日は日の出と共に再び集まる。」
 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  


SECTION III

GIMEL


Education of Mary and Elizabeth in Zoan

CHAPTER 11

Elihu's lessons. Buddhism and the precepts of Buddha. The mysteries of Egypt.



AGAIN Elihu taught; he said,The Indian priests became corrupt; Brahm was forgotten in the streets; the rights of men were trampled in the dust.
2) And then a mighty master came, a Buddha of enlightenment, who turned away from wealth and all the honors of the world, and found the Silence in the quiet groves and caves; and he was blest. 
3) He preached a gospel of the higher life, and taught man how to honor man.
4) He had no doctrine of the gods to teach; he just knew man, and so his creedwas justice, love and righteousness.
5) I quote for you a few of many of the helpful words which Buddha spoke:
6) Hate is a cruel word. If men hate you regard it not; and you can turn the hate of men to love and mercy and goodwill, and mercy is as large as all the heavens.
7) And there is good enough for all. With good destroy the bad; with generous deeds make avarice ashamed; with truth make straight the crooked lines that error draws, for error is but truth distorted, gone astray.
8) And pain will follow him who speaks or acts with evil thoughts, as does the wheel the foot of him who draws the cart.
9) He is a greater man who conquers self than he who kills a thousand men in war.
10) He is the noble man who is himself what he believes what other men should be.
11) Return to him who does you wrong your purest love, and he will cease from doing wrong; for love will purify the heart of him who is beloved as truly as it purifies the heart of him who loves.
12) The words of Buddha are recorded in the Indian sacred books; attend to them, for they are part of the instructions of the Holy Breath.
13) The land of Egypt is the land of secret things.
14) The mysteries of the ages lie lock-bound in our temples and our shines.
15) The masters of all times and climes come here to learn; and when your sons have grown to manhood they will finish all their studies in Egyptian schools.
16) But I have said enough. Tomorrow at the rising of the sun we meet again.

【続く】