先週末から、父の絵のこと、母のことで実家に通い詰めた体力勝負?? の5日間。
(筋肉痛...って)(笑)
2階から200枚近い絵をおろすだけでも、なかなかの運動量。
(あっ、さすがにこの作業は、主人と三女の手伝いあり)
帰宅してからの夜は、パソコンにしがみつき。
朝、また電車に乗って、5回乗り換えコース。
今月、来月、スケジュール見たら、ほとんど家にいてません...わたし。
(主婦業こなせる旦那さん、三女のおかげというか、ひょっとしてわたしおらんでもええ?)
なんて、ぼやいていては、父の遺作展、ご尽力、ご協力いただいている皆さまに申し訳ございません。
(陳謝)
母のことも、ケア・マネさん、医療関係のみなさま、お時間作っていただいて、今とこれからの母のことも相談させてもらいました。
本当に、どこまでいっても「つづく...」なのです。
今日は、「遺作展」のご案内のはがきに使っている絵のお話を。
(あっ、虫関係苦手な方、そんなにリアルではありませんが、スケッチ程度も苦手という方、ちょっと下の方に3枚ほどありますのでお気を付けください)
(あっ、最後は、もうわたしのぼやきになってます)
タイトル : 「八日目の蝉」
DMに使う絵を、どれにするかは迷いがありました。
代表作と言えば、「雨宿り」の、一連の手法を使った作品になるのか...と思いつつ。
亡くなる少し前、父に、この絵を探してくれと頼まれていたのですが。
きちんと整理されているとは言い難い、実際には200枚をゆうに超える絵の中から、この1枚を探し出すのは、至難の業。
そのころは、父のことはもとより、(ひょっとしたら、それ以上に)母の精神状態のフォローに、(情けないけど)心身ともにいっぱいいっぱいに近かったわたしには、その作業をするのはとても厳しい状態でした。
それでも、わたしの家族が来てくれているときに、みんなで探してみたのですが。
その時には、どうしても探し出せなかったのです。
その後、父が亡くなったあと、「遺作展」に向けてのリスト作りをしている中でやっと出てきたこの1枚。
「おじいちゃんの言ってた絵、これやない?」と、三女が抱えていた絵。
タイトルと合わせて見たとき、あまりにも切なくて、泣きました。
2011年の作品。
高齢にさしかかって、自分の人生の残りが見えてきたようなときから。
あとどれだけ自分に時間があるのか、あとどれだけの絵が描けるのか、あとどれだけ新しいことが出来るのか。
父がいつも口にしていたその想いが、そこにあったように思えたのです。
その想いを少しでも支えていきたいと、わたしも家族も、随分とがんばってもいたのですが。
ある意味、父の身勝手さは、家族には、しんどい時もありました。
そして、肝心なことは、ぜ~~~~~んぶ、丸投げして逝った父。
亡くなってからのこの数か月。
「父、わたしに感謝しろ」 そんな言葉を何度も投げかけたくなるのに。
もう、言う相手がいない。
ほんまに、ほんまに勝手なんやから。
それでも嫌いになれない。
まだ泣ける。
腹立つな~。
困ったもんだ (泣笑)
追記 : あっ、自分の仕事もせねば、です。
11月東京のギルド・ミニチュアショー、がんばっていきますよ。
よろしくお願いします