IT経営実現へのITC、長野ITベンダー協議会、電子政府推進員の活動報告

IT経営実現のための長野県ITC協議会・長野ITベンダー協議会、総務省電子政府推進員の活動報告。

クラウドコンピューティングとSaaS研究

2009-07-27 05:17:13 | 長野県ITC協議会
 25日午後、「クラウドコンピューティングの動向と事例」「ITC長野モデルSaaS研究」と題したITC長野セミナーに参加しました。


(クラウド・SaaSとは・・・)

 辞書によれば「Cloud:雲、ぽっかり浮かんだ一かたまりの雲、神の乗り物」とあります。今だ定まらない用語とのことです。ソフトが収められている巨大なデータセンターの存在を意識しないで、あらゆる企業規模のユーザーがリアルタイムに、望むアプリケーションソフト利用を可能にする、「所有から利用へ」「新情報革命」とのかけ声で登場した、「パソコン登場」「インターネット普及」につぐ第三の波が「クラウドコンピューティング」とのことであります。


(クラウド・SaaSの事例)

 早い、安い、便利の三拍子のクラウド化の事例は、「甲府市の定額給付金システムに採用」「経産省・環境省・総務省:エコポイント」「郵便局株式会社:民営化に伴う緊急対応」など、その他採用企業は、株式会社ローソン・DELL・損保ジャパンとのことであります。


(中小企業とクラウド・SaaS)

 中小企業の実状は、(1)ICT(情報通信技術)人材が不足している、(2)初期投資、コストの負担ができない、(3)ITリテラシーが不足している、(4)IT投資額の判断ができないなどの悩みがあります。従って、クラウド・SaaS導入の課題は、 中小企業にとって、(1)導入しやすい価格、(2)面倒がない、(3)困った時にすぐに相談できるか課題となります。


(税理士の役割)

 「パソコン登場」「インターネット普及」を税理士のお客様である中小企業は程度の差はあれ、今日その活用し、業務の効率化を図ってきました。次なる挑戦は「クラウド・SaaS」であるのであれば、時代の流れとして受けとめることが、次なる時代に生き残る条件となります。税理士の役割はお客様である中小企業がこの波を無事乗り切る支援をすることであります。このセミナーでは20分間時間を頂き、税理士の役割と現状、地域ITベンダーとの連携への試み、などを報告し、参加者の多くは地方大手ベンダーではありますが、中小企業への支援をお願いしました。



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