IT経営実現へのITC、長野ITベンダー協議会、電子政府推進員の活動報告

IT経営実現のための長野県ITC協議会・長野ITベンダー協議会、総務省電子政府推進員の活動報告。

退会防止と仲間づくり

2007-05-22 06:37:28 | その他の事項


 20日のライオンズクラブ334E地区年次大会、第二分科会シンポジウム、テーマ「変革と挑戦 ( Change & Challenge )」シンポジストは地区名誉顧問・元地区がバナー L・所沢千秀でありました。


(慈善団体ではなく奉仕団体である)

 ライオンズクラブはひ55年間ひたすら奉仕することを原則として活動してきた。今、周りからお楽しみ会の誹りを受けていないか、我々は原点回帰し、我々の奉仕はどうあるべきかを再び問い直す気運を持たなければならない時を迎えている。会務運営のマンネリ化、世代間に考え方の隔たりがないかを直視しなければならない。事実、全国で4千名から3千名のメンバーがライオンズクラブから去っている事実は問題の根の深さを物語っている。


(傍観することは許されない、呼びかけが必要)

 入会を勧めたスポンサーはライティングライオンでなければならない。「例会に出席しよう」と電話をかけて下さい。「何が期待はずれですか」と聞いて下さい。そうすることで退会者を防ぐことができます。「私が会長の間は辞めないで下さい」と繰り返しても問題解決にはなりません。


(真剣に考える時)

 組織として体をなすには実働会員は最低20名は必要であります。新しいクラブを生み出す時ではありませんが、女性会員・シニア(団塊世代の退職組)会員・家族会員の入会に目を向けるべきであります。そのためには会費軽減が必要となり、会費・行事の簡素化など費用の縮小などを検討しなければなりません。


(退会者は何故生まれるのか)

 「日常務に忙殺されている日々のなかで、時間を差し繰りして、例会に出てメンバーとの交流は、ホッとする息抜きと気力の充電が出来る」と語る会員がいらっしゃります。例会は月2度開催して下さいと勧奨しておりますが、会員が忙しくて出席できないなら月1回、隔月1回との工夫があっても良い。例会に出席しても、発言の機会がなく孤立感を深めているなら、ニューメンバーに3分間スピーチを求めたらどうか。楽しいと思って頂ける空気を創り出すことが活性化の第一歩であります。


会員減少に苦悩するライオンズクラブ

2007-05-21 22:33:37 | その他の事項

 日曜日は、飯田市で開催されたライオンズクラブ334E地区(長野県)年次大会に出席しました。今年度はトッピックスは国際協会から32年間の「日本・フィリッピン合同医療奉仕活動」に対して最高位賞である「アカデミー賞」を昨年7月ボストンでの国際大会で受賞した報告であります。


(全国で3千名が毎年退会している)

 ライオンズクラブは今、会員企業の業績不振・高齢化・所属意義の喪失・低下を理由として退会者が多く、その減少に歯止めがつかないでいます。組織は発足して半世紀で、成熟期を迎えると、世代間の断層、マンネリ化による手段の目的化などが生じ、組織の再構築期を迎えることになります。ライオンズクラブではこれまでの名誉と次なる時代への対応に苦悩しています。


(成熟期を迎えた組織の共通的難題)

 どんな団体であっても、地域社会に奉仕するとか、会員相互の扶助とかの組織的命題が明確であったとしても、時の経過で個々の会員は現状に満足して、その目的意識が希薄になって行きます。組織の存続が目的となり、当に砂上の楼閣状態になり、かけ声は会員拡大のみとなります。


(原点回帰・・・・)

 時の話題性があり、多くの加入者が集まった組織も、いつかは成熟期を迎え、内的な課題を抱え、会員は理想を評価しても現実に嫌気がさし、組織にほころび出てくるのは世の習いであります。そこで、発足の原点に返る運動が必要であります。自らを律する規範を再確認し、自律した組織運営を堅持し、組織目的をトップから末端まで徹底させることが求められます。

組織運営を学ぶ場として満足

2007-05-15 03:10:54 | その他の事項
 昨日、午前10時から11時までライオンズクラブ第3回次期キャビネット9役・委員長会議に出席しました。内容は20日飯田で開催される地区年次大会の打合せ(シナリオによる手順の確認)でありました。

(会議は時間に正確・議事内容と決定事項が明らか)

 ライオンズクラブは奉仕活動団体でありますが、創設地は米国シカゴであり、その運営は合理主義を旨としております。会議の開始から終了までの時間管理は厳しく「定刻に会議を終了しました」と司会が閉会のあいさつをするのが常であります。また、何を討議し得られた結論はハッキリ明示され、記録に残されます。何のために集められたのか不明ということはありません。

(時間に厳しい組織は気持ちが良い!)

 業界の先輩から「税理士会でもライオンズの組織運営を大いに参考にした」と聞かされています。多くの方から貴重な時間を預かり、交通費も自前で参加頂くのでありますから、議事運営は定刻に始まり定時に終わり結論を得られなければ申し訳ない。そんな空気が満ちた組織であれば、時間の調整をしてでも参加したくなります。



我が国・長野県のライオンズクラブの沿革

2007-05-13 08:53:30 | 本会情報システム部会


我が国最初のライオンズクラブは・・・

 1952年、東京ライオンズクラブが結成されて以来51年を経て、現在クラブ数約3,500クラブ、約14万人の会員を擁する世界第3位の組織となり、多くの奉仕活動の実績を積んでおります。

334-E地区長野県ライオンズクラブの沿革

 長野県に始めてライオンズクラブが結成されたのは、1960年1月20日、1リジョン・1ゾーンの諏訪湖ライオンズクラブです。スポンサークラブは山梨県甲府ライオンズクラブです。以来、207年2月現在で47周年を迎え、長野県下55クラブに発展し、地域社会に貢献する奉仕活動(ウィサーブ)を行っております。