HOW さんの 電子化 スキャン 撮影 記

電子化、デジタルファイリング始めてみようよ。
日常や過去を画像・映像で記録してファイリングしよう。

午前十時の映画祭への道

2019年04月15日 | マイブーム
夜型の人間が午前十時から映画を観るなんて・・・

(ここからはガルパン第3話の麻子さんの体で)
「やめる。やっぱり午前十時の映画道やめる。」「10時は無理だ。」
「朝だぞ、夜型人間が午前10時の映画に起きれるか。」
「いぇ、10時上映開始ですから、2時間くらい前には家をでないと。」
クラっとする。

「未知との遭遇」は前回の記事の通り、自分の生涯の中では外せない映画なのでなんとしてでも映画館のスクリーンで観たい。
しかも、できることなら音響設備の整った大きなスクリーンで。
いつもの立川シネマシティが願いを叶えてくれる。
ast極上音響上映。しかも「コナン」までは夕方の回も。
当初は立川を目指していたのだが、
ACシアタス調布が平日3日限定でULTIRA上映をしてくれた。
今回はこちらだ。
「未知との遭遇」で映画道を志し、約40年前、北海道から上京したのが、映画の街「調布」だったからだ。





映画の前に軽く朝食も取りたいので少し早めに7時前に出かける準備をして、JR宇都宮線古河駅を7時台の湘南新宿ラインに乗る。平日なので都内通勤のちょうどピーク時。茨城県古河が座って乗れるちょうど限界あたり。
順調に大宮を過ぎたころ前を走る電車が体調不良の救護のため浦和駅にしばらく停車。人身事故ほどではないが10分くらい電車が停まる。朝のラッシュ時なので後続の電車が次々止まる。間隔が狭くなりすぎて運転再開後も徐行停止を繰り返す。池袋についたのが9時過ぎになった。通勤先へ遅延を連絡する人多数。自分も諦めかけた。各駅停車の山手線の方が早い。
なんとか新宿に着いた。ここでも中央線にトラブルがあったようだ。ホームに入れない人の行列があって、京王線の乗り換え通路が見通せなくなっている。一度南口を出て京王線へまわる。都内(都下)にいたころ小田急、京王沿線に住んでいたのでこの辺は地の利を活かす。
なんと京王も遅れが出ていた。でも本来乗る予定だった特急が遅れていて、ちょうど発車のタイミングだったので乗り込む。
モーニングコーヒーの時間はなくなったが、入場前に間に合った。
朝は何が起こるかわからない。なので座席予約はしてこなかった。ULTIRAは500席あるし満席の心配はない。チケットのお姉さんのところへ行く。
「午前十時の1枚」
座席は500席あるが一番前のブロックから中央近くを指定。
「かなり前の方ですがよろしいでしょうか?」 「大丈夫!」
「(この映画はね、見上げて観るのがベストなんだよ)」
例の5音を心の中で奏でながら10番スクリーンへ入る。見上げて観る族が数人おる。・・・ね。
午前十時から、充実の時間を過ごす。

幕張からの名物支配人には会えなかったが、午前十時の映画祭FINALのULTIRA上映の回を増やしてほしいなぁと意見・要望を記入してきた。
今回で終わってしまう午前十時の映画祭はスクリーンで観るべき映画が目白押し。
機会のある方はぜひ映画館へ。


行先の帯までFILMになってる♡

今の世代の人って本物のFILMを見たことがあるのかな。
薬剤が塗布されていて、光に反応し薬剤をつかって像をつくるんだよ。毎秒24コマとかの画像をパラパラ漫画のようにスクリーンに投影していくんだ。
CGとかなかった時代、SFものはほぼ多重露光であの小さいコマの中に画像を合成していく作業をする。FILMのフチの穴(パーフォレーション)で位置合わせをするんだけどスクリーンの大きさまで拡大するものなのでコンマ1mmのズレが命取りになる。
気が遠くなるような緻密な作業に脱帽だ。

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