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ロースクール留学(していた)日記

米国ロースクールLLM卒業生の日常→アメリカ駐在員の日常

DCの日本製品

2014-01-18 17:55:04 | アメリカ生活関連
今日の写真:メリーランドのショッピングモール。モール内を子供向け機関車が走ります。
子どもの楽しそうな笑顔と運転手のおじさんのうつろな表情の対比が印象的でした。


さて、少し古いネタですが、DCの地下鉄が刷新されるようです。

参考:ヤフーニュース

現在の電車の車内はこんな感じ↓ですが、

以前にニュースで出ていた新型車両の様子を見ると、ニューヨークの地下鉄に近い仕様になるようにみえました。


そのほか5ドル以下ショップではこんな商品も。

キノコの山とタケノコの里はこんな商品名で売っているんですね。

そのほか、ワシントンDC+近郊州では比較的いろいろな日本製品や食品を手に入れることができます。現地の味に疲れたときなんかはついつい手が伸びてしまいます。


そういえば、以前に自宅へ外国人(アメリカ、南米、アジア、中東)を招いたとき、デザート?としてインスタントのおしるこを提供したんですが、かなり不評なのが表情とリアクションからうかがえました。

逆に外人に人気があったのがお好み焼きです。焼くプロセスをワイワイやれるのが盛り上がるポイントのようでした。

情報の提供方法について

2014-01-18 09:13:56 | ロースクール・法務・法律・仕事ネタ関連
本日第二弾。

少し前にヤフーがニュース要約アプリを買収したという話がありましたが、こんな記事がでてました。
“Yahoo!、ニュース要約配信サービスなど一連の新サービスを発表”
参考:IT Proの記事
そのほか、最近気づいたんですが、ライブドアニュースでもニュースを“ざっくりいうと”と簡単にまとめてから、詳細リンクに飛ぶような仕組みにしているようです。


以前もご紹介しましたが、伝統的なロースクールの授業スタイルだと、判例の原文がぽーんと与えられるので、それを、目的・用途に応じて、サマライズしたりする能力が必要とされます。要はその情報を精査してまとめる能力です。学生は普段の授業を乗り切るという目的、テストの対策をするという目的で、ひとつ又は複数のアウトラインを作成・入手します。

色々な分類ができますが、参考資料の参照可否という観点だと、ロースクールのテストには次の2パターンがあります。
・Open Book:試験時間中に資料の参照ができる
・Closed Book:試験時間中に資料の参照はできない
そして受講科目がどちらの形式をとるかというのはあらかじめ明らかにされています。

あらかじめ”情報の使い方・使われ方”を意識して、その情報をまとめておかないと効果的ではないなと思いました。特にClosedBookの試験についてですが、自分の記憶だけを頼りに回答することになりますので、まず一番重要なのは”肝”や”骨格”をいかに正確に抑えることで(例えば構成要件)、細かい論点情報はオプション的な位置づけにならざるを得ないです。(ちゃんと利用できない情報なら知らないのと一緒なわけで)

たいていの試験問題は事例問題です。とすると、OpenBookというのはオフィスで作業しているときに近い環境、ClosedBookというのは契約交渉、打ち合わせ中、出張中といった資料の検索・参照が難しい状況に近いのではないかなと思います。

英語、専門用語、不慣れな概念に囲まれる中で勉強していて、英語ネイティブやそのジャンルの専門家と比較して情報の消化吸収にハードルがある立場におかれて思ったのですが、同じようなことは専門職スタッフと現場の間でもあるんだろうなーっていうこと。

自分も専門職というアイデンティティを示すためにも、ついつい詳細情報までどどどっと情報を提供してしまうことがあった気がしますが、ClosedBookで活動する人からしてみると、そんなの覚えきれないしわからないよ!時間がないよ!ということになっていただろうなと反省。




というわけで、上記の試みは面白いなと思った話。社内向けFAQとかに使えるかも。

近況と思うこと

2014-01-18 08:13:40 | ロースクール・法務・法律・仕事ネタ関連
こんにちは。前回の投稿から時間があいてしまいました。寒波で凍り付いたわけではありません!
さきほど書いていた記事が全部消えてしまったので、今回は短めにしたいと思います。

新学期がはじまりました。今週は受講科目決定の猶予期間ということで、一回だけ授業に出てみてから、その科目を受講するか最終的に決められることになっています。私もほぼ予定が固まりました。そのほか、卒業式関連の案内も増えてきています。留学生活もあと数か月と思うと複雑な心境です。


新学期前の特別授業でファイナンスの授業を聞いていました。そのときに経済活動に関していえば、法人にあてはまるような概念はその構成単位である組織や自然人にもそれなりにあてはめられるところがあるんじゃないかなーと思いました。

たとえば、デュポンの式



これを自分に置き換えてみると、たとえばこんな感じでしょうか。(ちょっと違うかも?)


ということは、今回派遣していただいたことにより、自分のEquity部分が著しく大きくなったので、成果を出さないと”割に合わない奴”になってしまいそう。Debt(サービス残業とか?)の増加は採用できないですし、この式が示唆する通り、単純にアドバイス量だけ、あるいは知識だけ増やしても意味がないので、難しいですね。そのほか、DCF法的な発想から考えてみると、自分のNPVも割引率が高まることになるって説明になるとおもいます。

ということで、今学期はBARの関係の対策も本格的に始めないといけないし、秋学期以上に大変そうですが、ひとつづつ着実に・効率的に頑張りたいと思います。知識=本の知識=”BookValue”以上のMarketValueを出せるように。(すいません、BookValueって言いたかっただけです。笑)